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La lumière et l'ombre [コンサートの記憶]

ヴェルサイユの光と影 フランス音楽の今昔
            ~くすのきホール(調布国際音楽祭2018)

(指揮・チェンバロ) 鈴木優人
(ピアノ) 森下 唯
(管弦楽) アンサンブル・ジェネシス



(プログラム)
ラモー:クラヴサン合奏曲集より第3番
ドビュッシー:ベルガマスク組曲
ラモー:クラヴサン合奏曲集より第1番

ラヴェル:クープランの墓
F.クープラン:『諸国の人々』より スペイン人






'18Jun調布5ジェネシス.jpg






ラヴェル「クープランの墓」のピアノ演奏の後の
クープラン「諸国の人々」!

一体どちらが新しいのか古いのか?!

白昼夢のように時空を旅したひととき。。







合奏は古い時代の音楽を、
ピアノは近代の音楽を演奏しているのに
時代が逆になってしまったような不思議な感覚に囚われた演奏会でした。

ラモーやクープランは、
おそらく その時代の最先端を走っていた作曲家たちなのでしょう。
その作品をアンサンブル・ジェネシスが生き生きと演奏すると
とても古い時代の曲に思えません。

ドビュッシーとラヴェルの作品、
特にこの日のピアノ曲は懐古的な雰囲気でいっぱい。

そんな作品たちが次々に演奏されるのを聴くうちに
時間の扉が次々に開いて
過去と未来が自由に行き来できたのかもしれません。


まったく
こういうプログラムやってくれるから
アンサンブル・ジェネシス大好き~!
















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Joanne Lunn            [コンサートの記憶]

ジョアン・ラン  ソプラノ・リサイタル
         ~くすのきホール(調布国際音楽祭)

(出演)
ジョアン・ラン(ソプラノ)
鈴木優人(フォルテピアノ)
沙羅(版画)


(プログラム)
ハイドン :人魚の歌  Hob. XXVIa: 25
     牧歌  Hob. XXVIa:27
     彼女は決して自分の愛を語らなかった Hob.XXVIa:34
     水夫の歌  Hob. XXVIa:31
モーツァルト:ロンド ニ長調 KV 485(フォルテピアノ・ソロ)
       すみれ  KV 476
       ルイーゼが不実な恋人の手紙を焼いたときKV 520
       昨夜の思い  KV 523
       わたしは行ってしまう、でもどこへ? KV 583
シューベルト:音楽に寄す  D547
       ます  D550
       セレナード  D889
       野ばら D257
シューベルト:楽興の時 D780 第3 番 ヘ短調(フォルテピアノ・ソロ)
ブラームス:乙女の歌  Op. 95, No. 6・ Op. 85, No. 3・ Op.107, No. 5・
           Op. 107, No. 3・Op.95, No.1
ヘンリー・ローリー・ビショップ: 僕の恋人になって一緒に住んでおくれ

(アンコール)
アカペラの曲
蛍の光



'18Jun調布3.jpg
                       (写真はweb上からお借りしました)




ひとつひとつの歌曲に
ドラマが
愛が
人生がある!

美しく豊かで凛とした歌声は
主人公になりきって、
聴く者を至福のひとときに連れていく。。




ジョアン・ランさんの歌声は、まさに包み込まれるようで
聴く者を とても幸せな気持ちにさせてくれます。

この日は日本での初リサイタル。
長身のお姿を青いロングドレスが引き立てます。

ランさんが英語で曲目解説をすると
伴奏者の優人さんが日本語に通訳してくれます。

ステージ後方に投影された淡い色調の絵の中に
歌詞が日本語で書かれています。

ランさんの表情豊かな歌唱をサポートするのは
優人さんのフォルテピアノ。
素晴らしい音色、そして息がピッタリ!


アンコールの2曲目が「螢の光」でしたが
ランさんが英語の後日本語でも歌ってくれました。
発音が綺麗で、
しかも歌詞の意味を理解して歌っているのが解りすばらしかった!
しかも×2
客席の皆で一緒に歌えて感激でした。
「蛍の光」は元はスコットランド民謡なので
ランさんにとって馴染みのある曲なのでしょう。
日本人にとっても大切な曲。
それを共有することが出来た
かけがえのない時間でした。






        


サイン会の時、ライプツィヒで会った事を思い出して下さって
熱烈ハグしていただきました~♡♡♡


そうそう、後で知ったのですが
この日、優人さんが弾いたフォルテピアノは
ユリアン・プレガルディエン「冬の旅」の時と同じ楽器だそうです。
また共演がありますように~!























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調布国際音楽祭オープニング [コンサートの記憶]

オープニング・セレモニー
         ~グリーンホール(調布国際音楽祭2018)



ベートーヴェン:交響曲第9番「合唱付き」より第4楽章(吹奏楽版)

指揮:鈴木優人
吹奏楽:芸劇ウインド・オーケストラ、調布北高校、調布南高校 ほか有志
独唱:澤江衣里、青木洋也、藤井雄介、渡辺祐介
合唱:わが町調布合唱団 ほか有志


調布国際音楽祭オープニングコンサートの中で演奏された第九。
ソリストのカルテットに耳を奪われた!
ヴィヴラートなしの歌唱は
作品の輪郭をくっきりと表現する。

この部分は
これまで どんな演奏を聴いても理解に苦しんだ。
それが 洗い清められたように
ピュアな音楽となって
心にすうっと入ってきた。

これこそ、ベートーヴェンが描きたかった世界!
そう確信させてくれた。





'18Jun調布1.jpg

                    (この写真はweb上からお借りしました)



いよいよ優人さんがプロデュースする調布国際音楽祭が始まります。
去年はプラハに演奏に行っていて聴けなかったので
今年は電車の回数券を購入して通います~♫































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ファイナルコンサート(Bach Fest12)    [コンサートの記憶]

ファイナルコンサート
       ~聖トーマス教会~6月17日(日)18:00開演

J.S.バッハ:ミサ曲ロ短調 BWV232

(Sop)Johanne Lunn
(Mezzo)Susanne Krumbiegel
(Alt)Elvira Bill
(Ten)Georg Poplutz
(Bass)Klaus Mertens

(Choir)Thomanerchor Leipzig
(Orch)Akademie Fur Alte Musik Berlin
(Cond)Thomaknror Gotthold Schwarz


17日5ファイナル (1) - コピー.JPG




2週間続いたバッハ音楽祭のファイナル・コンサート!
曲目は「ミサ曲ロ短調」。

J.S.バッハが後半生、音楽監督を務めた この聖トーマス教会で
彼の集大成といわれる素晴らしい作品が
今、鳴り響く!

合唱はトーマス教会少年合唱団。

冒頭の Kyrie の発声の瑞々しいこと!!

この教会の響きを 彼らは知り尽くしている。
幼い頃から毎週の礼拝や祭事で歌ってきた。
身体で覚えた発声は、どんなプロでもかなわない。
終止の和音のバランス、安定感は、まさに一点の曇りもない。

音程の正確さは言わずもがな
他の声部を本当に良く聴いていて
前に出るところと後ろにまわるところを心得ている。
そして、メリスマの美しさ!
それはもう、ぞくぞくするほど。。






                        (この写真のみweb上からお借りしました)

17日5ファイナルBachFest.jpg







しかし、彼らはどんどん進みたいっ!

「あー、そこは もう少しゆったり歌ってほしい~」
「哀しみを込めてほしい~」
という曲も とにかく前のめりw
若いからねー。

だからGloria なんて、そりゃもう元気いっぱい!
最初の曲で若干かみあわなかったオケとも、
この頃になると しっかりタグを組んで突き進むのです♫
そのオーケストラは
伝統を踏まえつつ合唱をしっかりサポートしリードする。
本当に素晴らしい演奏でした!


1階席にいる私は、
バルコニーで演奏している彼らを双眼鏡で見ながら
自分のパートのアルトを心の中で歌ってました。
だって、ピーンと美しい硬質なソプラノと やたら元気で声質のステキなテノールの狭間で
微妙に弱いアルトくんたち。がんばってー!
でも、ご安心下さい。
「ここぞ!」という所はバッチリ決めてましたよ。

もう、とにかく全てがカオス一歩手前なんだけど
そのゾクゾク感がたまらないっ(何なんだw

あのね、最後の方で、
疲労もたまって来るころに2回歌う Osanna なんて、
2回目の方が元気なのよ~!(凄)


少年たちのことばかり書き連ねましたが、
もちろんソリスト達も素晴らしくて
ソプラノのジョアン・ランさんをはじめ
安定感のある歌唱でしっかり引き締め
本来この作品が持っている高潔なオーラが輝くようでした。
そして、ソロの最後のAgnus Dei は
心の柔らかいところに触れられたような感覚を覚えました。



さあ、それに続く終曲 Dona nobisu pacem われらに平安を与えたまえ






弓なりの旋律が 

次第に重なり合い

いくえにも連なる

祈りを込めて歌われる音楽は

すべてをつつみ込み

旋回しながら天へ昇っていく。。




静寂の後の 喝采!

涙、涙

























あまりにも素晴らしかったので、出待ちしますたw

BCJの公演の時に良く来日しているソプラノのジョアン・ランさん。
数年前に初めてその包容力のある美しい声を聞いてファンになりました。
ランさんは来週、来日して初リサイタルなのです!
なんと伴奏は優人さん!

また来週、お会いしましょう~v

17日5ファイナル ジョアン・ラン.JPG


















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Collegium1704(Bach Fest11)     [コンサートの記憶]

コレギウム1704
     ~聖ニコライ教会~6月17(日)15:00開演 

(指揮)ヴァーツラフ・ルクス
(ソプラノ)J.S.ワーグナー

(プログラム)
J.S.バッハ:ブランデンブルク協奏曲 第4番 ト長調 BWV1049
      ブランデンブルク協奏曲 第5番 ニ長調 BWV1050
     ブランデンブルク協奏曲 第6番 変ロ長調 BWV1051
      Mein Herze schwimmt im Blut BWV199




なんて生き生きとした音楽だろう!
快活で爽やかで 喜びにあふれている。

たとえば 
どんなに追いかけて走っても
捕まえられない飛び水のように
彼らは どんどん先へ先へと
滑るように進んでいく!

たとえば
カーブから直線に入った時に
ギアチェンジするタイミングの
それは見事なこと!

そしてアンサンブルの全員が 
こんなに楽しそうに弾いているのを
見たことがある?

ハイレベルの演奏技術があってこその余裕。
ふところの深さ。

4番の独奏楽器リコーダーにしても
5番のチェンバロにしても
こんなに美しく、自由に弾けるって
もう宇宙的で天国レベル。
そして6番。
ヴィオラ・ダ・ガンバのパートは
バッハが仕えたケーテンのレオポルト侯が加わって
演奏できるような配慮でかかれているという、K先生の著書を読んだばかりなので
何だか親近感w




さて、このチェコの人達による コレギウム1704というグループが
最後に演奏したのがソプラノ独唱のカンタータ。
このグループにそぐわない声と歌唱で、ちょっとザンネンな幕切れに。
ブランデン3曲で終わった方が良かったような気も。。





しかし、こんな素晴らしい席で聴けて
余は大満足じゃ♫


17日2ブランデン.JPG































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日曜日のカンタータ礼拝(Bach Fest10) [コンサートの記憶]

カンタータ礼拝
     ~聖トーマス教会 ~6月17日(日)9:30開演



17日1礼拝2.jpg


このプログラムはオルガン前奏からの冒頭部分です。

グレゴリオ聖歌を会衆が唱和し
聖書朗読、そして祈りの言葉を唱えるという本格的な礼拝の中で
J.S.バッハのカンタータ30番が前後半に分けて演奏されました。


バッハは賛美歌を美しい四声の合唱にし、
器楽とともに聖書の物語を音楽にしたのです。
それがカンタータ。
牧師は聖書を読み、言葉によるお説教をし
バッハは音楽で聖書を会衆に伝えたのです。

私はそのことを理解していたつもりでしたが
この旅で
カンタータを何曲も聴き
教会でパイプオルガンの演奏に触れ
賛美歌を唱和したことで
本当に心にストンと落ちたのを感じました。

特にこの日曜日の礼拝は
バッハが
この聖トーマス教会で行っていたものと同じなのです!
ここでしか体験できない
本当に貴重な時間だったのです。




17日1礼拝 - コピー.JPG



















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Andreas Staier(Bach Fest9)        [コンサートの記憶]

アンドレアス・シュタイアー チェンバロリサイタル
          ~旧帝国裁判所建物(ライプチヒ)~6月16日(土)20:00開演


(プログラム)
J.S.バッハ:平均律クラヴィーア曲集 第1巻より プレリュードとフーガ       
              C-Dur,BWV846・ c-moll,BWV847・Cis-Dur,BWV848・
               cis-moll,BWV849・ D-dur,BWV850・d-moll,BWV851
ゲオルク・ベーム:前奏曲、フーガ、後奏曲 in g
J.S.バッハ:平均律クラヴィーア曲集 第1巻より プレリュードとフーガ
         Es-Dur,BWV852・es-moll,BWV853

~pause~

J.S.バッハ:平均律クラヴィーア曲集 第1巻より  プレリュードとフーガ
         E-Dur,BWV854・ e-moll,BWV855
ヨハン・カスパール・フェルディナンド・フィッシャー:音楽のアリアドネ より
       プレリュードとフーガ in C、 in e、in E、in a、 in A、in d、in F
J.S.バッハ:平均律クラヴィーア曲集 第1巻より・プレリュードとフーガ
         F-Dur,BWV856・ f-moll,BWV857 




16日シュタイアー3 (1).JPG


J.S.バッハ(1685~1750)
G.ベーム (1661~1733)
J.C.F.フィッシャー(1656~1746)

ベームもフィッシャーもバッハより年上で、バッハに影響を与えた作曲家たち。
だから3人の作品は、続けて聴いても全く違和感なく
むしろお互いを引き立て合っているよう。

たとえば、プログラム前半で
バッハの平均律の間に1曲だけ挟まれたベームの曲は
たまたま家に寄った親戚の叔父さんが、ちょっとお茶飲んで話して行ったみたい。

後半はバッハ平均律2曲の後、フィッシャーが弾かれるが
「音楽のアリアドネ」は1曲が平均律よりもずっと短く
おおらかで明るい雰囲気なので、とてもリラックスして聴ける。
さらに平均律にとても良く似た旋律がそこかしこにあり親しみを持てる。


ところで「アリアドネ」について、ちょっと調べてみた。

・・アリアドネーという名は「とりわけて潔らかに聖い娘」を意味する。
  ギリシア神話の女神。
  ミノタウロス退治にクレタ島に来たテセウスに恋し
  彼に導きの糸を持たせて怪物を退治したあと迷宮から脱出できるようにしてやった。

  怪物退治に迷宮へ入るテセウスに脱出用の糸を与えたことから
  難問を解決する鍵を「アリアドネの糸」という。

  アリアドネーのフランス語読みはアリアーヌ、イタリア語はアリアンナ
  モンテヴェルディの『アリアンナの嘆き』(マドリガーレ集 第6巻)
  フランツ・ヨーゼフ・ハイドンのカンタータ『ナクソスのアリアンナ』
  リヒャルト・シュトラウスのオペラ『ナクソス島のアリアドネ』


そうか、シュタイアーはアリアドネの糸をたぐって
バッハの平均律の出自を解明してみせてくれたのだな。

平均律に馴染みがあるから、ついバッハを基準に考えてしまうけれど
実はバッハは先人のフィッシャーから影響を受けていた。
だからアリアドネが平均律に似ているのではなく、その逆なのだ。

ここへ来る前に、彼が何故このようなプログラムを組んだのか不思議で
かなり調べたのだけれど、
実際に演奏を聴いたら とても納得できた。
単に曲を並べるだけではない熟慮されたプログラム。
そこにはバッハへの思いと深い洞察力があった。




16日シュタイアー3 (2).JPG



音楽をする喜びに溢れたシュタイアーの演奏は
聴いていて本当に心地よかった。
所々に惜しい傷はあっても、それを感じさせない音楽づくりと潔い推進力!
やはり、プロはこうでなくちゃね。


16日シュタイアー.jpg



それにしても、重厚な建物と豪華絢爛な室内装飾。
まさに夢のようなひととき。。




16日シュタイアー3 (3).JPG




















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Jean Rondeau (Bach Fest8) [コンサートの記憶]

MENDELSSOHNS KLASSIK-LOUNGE
      ~SCHAUBÜHNE LINDENFELS~6月15日 22時

ジャン・ロンドー(チェンバロ)
Ensemble Resonanz(弦楽アンサンブル)
Raphaël Marionneau( DJ)


Programm




このツアーへの参加を決めた頃、
Bach Fest のホームページからプログラムをダウンロードして公演をチェックした。

そしたら、ツアーがライプツィヒを離れている3日間に
私の好きなアーティスト達が演奏する予定になっていて、ショック!
チェンバロ奏者のジャン・ロンドーくんのゴルトベルクもあった・悲
彼は去年 来日したのだが、その演奏会に行けなかったので、またかー!
しかしっ
もう1公演あるではないか!
夜10時開演と かなり遅いけど、行くしかな~い!
迷わずチケットをゲット。

ととと、ところが
会場がホテルからけっこう遠いことがわかり
これって ちょっとヤバイのでは??
しかもライブハウスらしい。

一体ひとりで無事に行って来られるのか?!
いろんな人にアドバイスを貰い
結局タクシーで行くことに。

ドイツでタクシーに乗ったことがないぞ(まずはそこからw

タクシー乗り場にいたら、ベンツが来たー♫(ここじゃ国産車)
行く先の情報を見せたらスグに走り出した。
10分くらいでスイーっと店の前に着いたけど、
トラムは乗り換えなくてはならなかったので、タクシーで正解だった(ホッ


しかーし、お店の前に けっこうな数の人がお酒飲みながらたむろしてるのね。
ホントにここでいいの??
あ、チラシが貼ってあった!ここだー。
でも、開演まで1時間あるな。
お店の人にチケット見せたら、やはり ここで合ってるみたい。
どこで待っていればいいのか?
ドキドキしながら待っていたら、外からジャン・ロンドーくんが入って来た!
何人かのグループで店の奥へ消えていった。
これからリハーサルかしらね?

さてさて、漸く開場。

中は暗くて、ネオンライトのような映像が音楽の断片とともにフワフワとゆれている。
椅子席とテーブルのある席があったが
チェンバロがよく見えるのはテーブル席だったので、そこに座る。
人が増えてきて、カウンターで飲み物を買っているなー。


アナウンスも何もないので、いつ始まるのか解らん。
まー、あっても解らないでしょうw

ようやく、コントラバスが現代音楽?を弾きはじめる。

よくわからないけど、終わったから拍手。
ライブハウスは紙のプログラムというものを配らないので
曲名はもちろん、何が起こるかわかりません。
まさにライブなのです。


それから男性がマイクを持って話し始めるが
全くわかりません!www

しばらくして、ようやく ジャン・ロンドーくん登場!

チェンバロ・ソロだ!
始めに弾いたのは即興のようだ。
続けてJ.S.バッハ「音楽の捧げ物」BWV1079から「リチェルカーレ」
ひゃあ、音が綺麗!
フーガのどの声部もカッキリ聴こえてきて すばらしい!

つづいて弦楽奏者2人で、同じ「大王の主題による」二声のカノン。
柔らかく、たゆたうよう。。

それに続けて ピアノの即興演奏が静かにはじまる。
少ない音が空間を行き来する。
漆黒の夜空に光る星のように。。

ピアノがどこに置かれているのか、わからなかったけれど
ロンドーくんのインプロヴィゼーションだったのかもしれない。


次はジャン・ロンドーくんのチェンバロ・ソロ。
やや長い即興の後
F.クープラン「神秘の防壁」を。
ああ、フランス人が弾くとフランス語で語っている!
本当にステキ!



それから しばらくの間、演奏がなかったので歓談タイムなのでしょう。
(ほんっとに解りにくいw)

その後、マイクを持って解説?があり
ようやくそれが終わったら、アンサンブルのメンバー(2ヴァイオリン・ヴィオラ・チェロ・
コントラバス、そしてチェンバロ)が集まってきた。
今、しゃべっていた人が1stヴァイオリンだ。


15日ジャン・ロンドー小.jpg




このアンサンブルが
超絶楽しかった!!!

ポップなクラシカル・ミュージック。
お洒落でノリが良くて、もう最高~♫

ぎゅぎゅんと火花が散りそうなチャッコーナ。
かと思えば
懐かしさで胸がいっぱいになってしまうような
美しいハーモニー。

ああ、本当に来られて良かったなあ(感涙~



15日ジャン・ロンドー2 - コピー.jpg

              (この写真はweb上からお借りしました)



後で調べてみたら、Ensemble Resonanzというドイツのオーケストラがあって
彼らはそこのメンバーで、小編成のアンサンブルでの活動もしているようだ。

クラシックの公演をしているけれど、この日のようなアレンジものや即興も得意なのだな。





さあて、終わったようなので帰ろうか。

と、外に出てみたけれどタクシーが来る気配がない!深夜だもんね。

やばー

お店に戻ってタクシーを呼んでもらうことに。

あ、ジャン・ロンドーくんが打ち上げている!
これが東京だったら「サインください」って行くところだけど
なんせ ちゃんと帰れるかどうかで不安でいっぱいなので
そんな余裕はアリマセン!

お店のおねえさんが快く電話してくれて、タクシーはスグに来た。

宿泊先のホテルの名刺を見せたら「OK!」(よかったー!

というわけで、無事に帰り着けた!
午前1時!

やりとげたー(笑)





































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シャペル・レナーヌ(Bach Fest7)   [コンサートの記憶]

「マタイ受難曲」       
       ~聖トーマス教会~6月14日(木)20:00開演

ラ・シャペル・レナーヌ 
指揮:B.アレ




14日マタイ.JPG



この演奏会は、とても良い席で聴けました。以上。

えー!それだけ?!

そうなんです。
なんだか派手~なマタイで、心に迫ってくるものがなかったのです。
歌手はヴィヴラートかけてるし。大げさで。



こうやって、いろいろな演奏を聴くうちに
バッハの解釈は本当に多様なのだということが解ってきました。

解釈が違えば 表現のしかたも違う。

あとは聴く側の好みです。
どんな演奏を選ぶか。


私は ここへ来る前に作品について出来る限り調べて 聴いたことは前に書いたとおりですが
演奏を聴く時にお世話になったのは動画の配信です。
そこにも様々な演奏があり、それは当然のことだと思っていましたが
実際にナマの演奏を聴くと本当に納得できたのです。

そして、もっともっと驚くような演奏会が
この後に控えていました!



















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András Schiff(Bach Fest 6)      [コンサートの記憶]

アンドラーシュ・シフ ピアノリサイタル
       ~ ゲヴァントハウス(大ホール)~6月13日(水)20:00開演

(プログラム)
    J.S.バッハ:イタリア協奏曲 ヘ長調 BWV971
          フランス風序曲 ロ短調 BWV831
          ゴルトベルク変奏曲 BWV988


                    
13日ゲヴァントハウス1 - コピー.JPG


夜の7時すぎなのに、昼間のような明るさ。
数日前に滞在していた時はとても暑かったのですが、この日は涼しくなりました。

ゲヴァントハウス コンサートホールです。

13日ゲヴァントハウス2 - コピー.JPG




シフは、最初のプログラムの「イタリアン・コンチェルト」を最後まで弾きおわった後、

なんとっ!!


もう一度 最初から 弾き直したのですっっ!!

それも、全曲~~!


ひゃあ、ビックリです。
リサイタルでこんな事があるなんて!


実は、1回目の演奏の時に なんかヘン!
と思ったのです。

妙にアクセントをつけて弾くんだなー、この人 こんな演奏する人だったの?

あれ?
スケールが弾けてないじゃない。

あああ、アルペジオ やばくない?

これ、まずいんじゃないの?

という1楽章が終わり、緩徐楽章に。
なんだか音がのっぺらぼうで、とりあえず弾いてるって感じ!

でもって、超高速の3楽章も
キケン運転の連続で、ヒヤヒヤ。。

終わったら拍手が起こりました。
何故だっ、ブーイングしたのは私だけ?

そしたら、ですよ。
ぜんっぶ弾き直したのです!

弾き直した演奏は、一応フツーに事故無く通りましたが
いやあビックリこいた。

多分、初めの演奏は 本人が納得いかなかったのでしょうね。
だから弾き直した。
自分のメンツのため?お客さんに、こんなのも聴かせたら申し訳ないという気持ち?
本心はわかりませんが。
でもね、
「しまった」と思ったら、次の曲で取り戻してほしかったなあ。
何が起こるか解らないのが生演奏。
本番のチャンスは1回だけですよ。
「もう一度やらせて」は無いんです。



続きの曲は、何とか最後まで弾きましたが
平板な演奏だったなあ。
拍子感が、ピンと来なかったのです。
1小節ずつの音符がただ並んでいるだけで
最後の拍から小節線をまたぐエネルギーが感じられない。
推進力に乏しいのです。。

音楽の感じ方は人それぞれなので、こういう演奏が好きな方も沢山いらっしゃるのでしょう。
いろいろと考えられて、勉強になりました。

ちなみに私はイタリアン・コンチェルトが大好きで、沢山のナマ演奏を聴いています。
だから余計にアラが耳につくのでしょう。
それからね、弾き直した演奏の方がもっと悪かったら大変な事になるでしょう。
そのリスクをおかしても弾き直したかった演奏家の気持ちを考えたら、いたたまれません。


え?
なんでこの演奏会を聴いたかって?
ツアーに組み込まれていた、それだけです~w
よって、突っ込み不可で お願いいたしまする。




13日ゲヴァントハウス・シフ - コピー.JPG















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