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ヴァチカン国際音楽祭2014(番外編Ⅱ)  [旅の空は]

ジョット作「小鳥に説教するサン・フランチェスコ」

小鳥に説教するサン・フランチェスコ.jpg


これは アッシジの聖フランチェスコ教会の壁に描かれたフレスコ画(ポストカード)です。
               


ジョットの青



いつか見たいと、ずっと思っていました。

でも、もしかしたら叶わないかもしれない。
というのは、私はいろいろな国を訪れたいという思いがあるので
もう既に訪れたイタリアには行く事はないと考えていたのです。
だから、この絵の前に立つことはないだろうと。。


ところが、まさかのどんでん返し!
イタリア再訪です。

恐るべし、トレヴィの泉!
(後ろ向きにコインを投げ入れると、また来られるという有名なアレですw)

ローマからアッシジまで電車で2時間足らず。
これは行くしかない!

実はこの合唱祭のための団体ツアーは2種類設定がありました。
本番終了後にすぐ帰国するものと、その後ナポリに2泊するもの。
ナポリは前回の時に訪れたので、却下~。
ツアーを外れて他で2泊して、帰りはナポリ組と同じ飛行機で帰れば良い!
(とアドバイスをしてくれた友人、アナタはえらいっ!)

しかーし!
誰もアッシジに付き合ってくれる人はいません。
なので、意を決しての(大げさか)ローマひとり滞在となりました。

ツアー中はIさん、Kさんをはじめ
多くの人に助けられて何とか過ごして来たのですが
ひとりになったらダイジョブか??
かなり不安でしたが、「番外編Ⅰ」に書いたようにナントカなりました。
(けっこう迷ったりしたけど・わはは)





さて!
アッシジに向けてしゅっぱ~つ。

ローマの真ん中にある大きな「テルミニ駅」の左端のホームを
ずーっと先まで歩いて行ったところから列車が出ます。

テルミニ駅(ペルージャ行き).jpg


鈍行列車でGO!

窓には「投げ捨て禁止」マーク。

投げ捨て禁止.jpg

イタリア人ってビンを投げ捨てたりするんでしょうか(こわ~
というか、この絵なら解りやすいですものね。

しかし、この大きな窓は開きません。
上部の小窓は開くようになっていますが、これは係員が来て開けてくれるのです。
帰りの列車では黄色いベストを着た係のおにーちゃんが、ドライバーのような道具を持ってきて
「開けますか-?」
と聞いてまわります。
ネジを2カ所外すと小窓が開くという、仕組み。

そういえば、列車の扉は乗客が手で開け閉めする所もありました。
ローカル色満載。


まず、終点のペルージャ駅。

ここは夏にジャズフェスティバルがあるので、こんな特急も走っています。

ペルージャ列車.jpg


街は山の上にあるので、モノレールのような可愛い乗り物に乗って登ります。

ペルージャ駅.jpg


ペルージャには古い大学があり、今でも沢山の学生が通っています。
こんな環境で勉強したら、さぞ身につく事でしょう~

ペルージャ.jpg


街の中心にある噴水です。

ペルージャ噴水.jpg


こちらの駅には改札口がなく、ホームにある機械で刻印を押します。

ペルージャ切符.jpg




再び列車に乗り、いよいよアッシジへ!
駅を降りたらバスに乗り換えです。

こちらも山の上にある街なので、坂道や石段をひたすら登ります。


アッシジa.jpg


すてきなホテルも!

アッシジ ホテル.jpg


お店もいろいろ♪

アッシジ お店.jpg




お菓子屋さんで買った、ずっしり重いレーズンケーキは美味しかったですよ~。

アッシジ お店2.jpg




サンタ・キアラ聖堂

アッシジ サンタ・キアラ聖堂.jpg

ピンク色の綺麗な石で造られていますが、
これはこの辺りで採れる石をそのまま使っているのだそうです。

アッシジは12世紀、聖フランチェスコの街です。
裕福な家に生まれたフランチェスコが神の啓示を受け、
財産を投げ打ってキリスト教に身を捧げました。

聖キアラは、彼の弟子として献身的に助けた人です。
この教会の優しい雰囲気が、彼女の人柄を伝えているようです。



そうそう、街にはシアターがあり
聖フランチェスコの物語をミュージカルにして上演しています。


アッシジ シアター.jpg


まあ!
これってステキ!
私、歌う修道女になって この街に住もうかしら?!w





ペルージャは朝早かったせいか肌寒かったのですが
こちらはお日様のぬくもりが。

雲間から 天使の梯子。。

アッシジ 眺め.jpg


そして

サン・フランチェスコ聖堂です!


アッシジ サン・フランチェスコ聖堂1.jpg



聖堂の地下にサン・フランチェスコのお墓があります。
まず、そこを訪れました。

実は この日は睡眠不足もあり、頭痛一歩手前といった状態でした。
せっかくのアッシジなのにー。

ところが、サン・フランチェスコの墓のお前に立っていたら
不思議なことが起こりました。

私の身体とお墓の奥の方へ 白っぽい道のようなものが続いているのです。
見える、というより 感じているのです。
明るい光ですが、輝いているわけではありません。

背後に他の観光客がいるはずなのに
その瞬間は しいんとしていました。

僅かな時間だったと思いますが
心と身体が透き通ってしまったような感覚があり
それが ふっと過ぎると
身体がふわりと軽くなり、頭痛が取れていました。。




アッシジには各国から来訪する人のためにパンフレットが用意されていて、日本語のもあります。
その一つに
「アッシジでは、太陽・月・星・火・水・風さえもが親しく感じられます。
フランシスコがそれを「太陽の賛歌」の中で 兄弟・姉妹と呼んだからです。」
とあります。
また 別の冊子には
「この街はあなたの故郷です」
と書かれていました。。。







ジョットの「小鳥に説教するサン・フランチェスコ」は
聖堂の壁に大きく描かれていました。
28枚の聖フランチェスコの生涯のうちの1枚です。

その絵は
外に通じる扉の脇にあったので、開け放たれた扉から外の光が入り込み
薄暗い聖堂の中では光線が邪魔をします。

私は大きな扉を閉めて 見上げました。

永久とも思われるくらい ながい ながい時間、
涙が頬を伝うのもかまわずに
ずっと ずっと あきることなく 眺めていました。。










サン・フランチェスコ聖堂の内部は写真撮影が禁止です。
もう一つ下の階にも聖堂があり、そこは撮影出来ますが、
ジョットの絵がある聖堂はコワイ監視員が見回っており
知らずにカメラを出そうものなら すっとんできて厳重注意です。



聖堂を出て、近くのレストランで美味しいチョコレートを飲みました。

その時!
聖堂の鐘が鳴り出しました。

あわててお店を飛び出して撮ったので、手ぶれ ぶれぶれです・汗











それからまた街を歩きました。
小さな教会を見かけて中に入ると修道女の方々がいます。

私はしばらく佇んでいましたが、意を決して
「神様のために歌わせて下さい」
とお願いし、
グレゴリオ聖歌の一節を歌いました。

修道女のみなさんが ともに祈って下さいました。。




やがて、街は夕暮れです。


アッシジ 夕暮れ.jpg




サン・フランチェスコ聖堂にも明かりが灯りました。


アッシジ サン・フランチェスコ聖堂 夜.jpg








私は 何度も振り返りながら 坂道をおりて行きました。

アッシジ サン・フランチェスコ聖堂 夜2.jpg



見上げると 細い月。。















ヴァチカン国際音楽祭2014(番外編Ⅰ) [旅の空は]

音楽祭は終わり、ツアーで同行した大半の人は帰国しました。
夜遅い時間の本番だったのに、翌日の早朝に出発するのは大変でしたね。
と、人ごとのように言う私。


ふふふ~♪

いよいよ ひとり旅の 始まりです~♪

まずはホテル近くのサンタマリア・イン・トラステヴェレ教会へ。

サンタ・マリア・イン・トラステヴェレ教会.jpg

由緒ある教会です。

正面に向かって右側の礼拝堂がガラス戸で仕切られていました。

誰もいなくなった時、その扉を閉めて
グレゴリオ聖歌をうたいました。

なんと声が伸びやかに出ることでしょう。
まるで導かれているようです。。




サンタ・マリア・イン・トラステヴェレ教会b.jpg










おお、ホテルのチェックアウトの時間が迫っています! 走って戻りました!

そして、ローマ市内の別のホテルにチェックイン・・・しようと思ったら
2時まで入れない、とのこと!

スーツケースは預けましたが、パスポートと全財産を持って観光です(ひゃあ~)





次はサンタ・マリア・デリ・アンジェリ教会。

サンタ・マリア・デリ・アンジェリ教会.jpg



外観は建築中のような様相ですが、内部は立派。
床の長いラインは何でしょう~?(説明が書いてありましたが、解読不能・汗)

サンタ・マリア・デリ・アンジェリ教会b.jpg


サンタ・マリア・デリ・アンジェリ教会c.jpg



次の教会へ行こうと思ったら、お昼の時間です。
教会は入場時間が決まっていて、たいがいお昼休みがあります。

おなかもすいたので、スーパーマーケットに。(レストランに入らないところがw)


スーパー2.jpg


なんとっ餃子を発見~!


スーパー.jpg

冷蔵品だったので、購入しませんでしたが
ローマでも需要があるんですねえ。






さて、ホテルにチェックイン出来る時間になりました。
荷物を運び入れ、貴重品をあずけて再び行って来まーす!



パンテオン!

パンテオン.jpg

まるで 球体の中にいるよう。。

あたたかな気持ちになれる、大好きな場所です。






ここにはラファエロのお墓があります。

パンテオンb.jpg







さあ、ここまで来たからには
サン・ルイジ・デ・フランチェージ教会を外すわけにはいきません!

しかーし、何故かパンテオンのすぐそばのはずなのに行き着けない~
前に来た時は殆ど迷わなかったのに-。

そうそう、あの時はツアーで来ていて「ローマ半日自由行動」だったのね。
時間に限りがあったので、事前によおく調べておいたもの。

今回は見当付けて歩いているので、こんなことに・汗

でも、犬も歩けば、ですよw
ステキな洋服屋さんを発見~。
おじいさんの店主さんが優しく応対してくれました。
セーターを試着していたら、後から来たマダムとも話しに花が咲き(←嘘つけw
いや、気持ちが通じれば良いのですよ~♪

会計し終わったら、店主さんが
「お財布!」
と言うので、何事かと思ったら
「ちゃんとバッグに仕舞っていくんだよ!」
と 諭してくれたのです~。
お客のマダムも
「そうよー、アブナイからね-!」

そしてですね、また迷って(おい)
でも今度は修道院などで作られた 石けんや化粧品を売っているお店に行き当たりました。
まったく行き当たりばったりです。

おお~、おみやげたくさ~ん!
と買って 外に出ると、既に夜ですがな。ちょっとやばくね?

でも、ここで交番はっけん!
胸をなで下ろす私。

ローマはお巡りさんが増えて、あちこちで歩き回っているのを良く見かけましたが
まさか日本のような交番があるとは!

「すくーじー」(すみませーん)
と、教会の名前を言ったら すかさず前方を ビシっと指さすではありませんか。

ははは
目の前にあったんですね(恥~





カラヴァッジョです!

カラヴァッジョa.jpg




再び逢えるなんて、夢のようでした。。。




















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