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ヴァチカン国際音楽祭2014(その2)    [歌にたくして]

昨夜は到着が遅かったのですが、すぐに荷物を開けました。

本番用の衣装(靴も)、楽譜はスーツケースに入れず、手荷物にしました。
飛行機のことですから一緒に到着しないとも限らないので!
だから早く広げたかったのです。(しわしわ~

そんなこんなで寝たのが遅かったのですが、
この日は朝から練習なので寝坊していられません。

大型バス2台に分乗して、練習会場へ。


こちらです。

オリンピックスタジアム.jpg

オリンピック・スタジアム!

サッカーファンなら泣いて喜ぶ!
(実際、泣きながら写真を撮っていらっしゃる方も←嘘)

何でも、こちらの集会室で練習しているオケがあるそうで、そのツテで借りたとか。

集会室にはエキストラのイタリア人の方々が混じったので、熱気でむせかえるようです(汗・汗)

その上イタリア人の声のでかいことといったら!
フツーにしゃべってても日本人の3割増しですが、歌ったら もう~!
ホントに体力使いましたよ。

しかし、せっかくのローマです!
ホテルに帰って「昼寝」なんか するわけないじゃないですかっ!!!

さあさあ 繰り出せ~~♪

何でこんなに強気かと言いますとね、
合唱団で知り合ったIさんは なななんとっ ローマを良くご存じの方だったのです!
東京でお話した時「ご一緒しましょう~」と誘って下さったのです(嬉)
決して私が無理強いしたわけではありません!(きっぱり)

もう一人のKさんは、去年も音楽祭に参加されている方。
私はオオブネに乗って街に出掛けました♪

ポポロ広場.jpg

まずは ポポロ広場。ふたごのようにソックリな教会があるので有名です。
高いオベリスクの周囲に4頭のマーライオン(違

Iさんが、裏道を案内してくれて
ステキなレストランを見つけてお食事です。
注文もIさんにオマカセです(嬉~

ポポロ レストラン.jpg


おいしかったね~ と外に出たら、向かいの建物の中に誰かおる!

ポポロ 裏道2.jpg

何やら イベントの仕込みだということでしたw


表通りに出たら、こんな教会を見つけました。

チケット予約.jpg

木づくりの、古い教会です。
こちらではコンサートをするらしく、表にチラシが貼ってあったのです。
明後日の夜、出し物はヴィヴァルディの「四季」!
聴きたい!!

で、即チケット購入~♪


そしてポポロ広場に戻り、教会でカラヴァッジョに再会です!
再び会うことはないと思っていたので、感激~。
感激のあまり、ちゃんと写真が撮れていませんw

ポポロ教会.jpg

左のアーチの奥に、ちらっと。


教会裏手の階段と坂道を登ると ピンチョの丘 です。
まあ、この眺めの素晴らしいこと!

ピンチョの丘.jpg

遠くにヴァチカンの大聖堂の丸屋根が見えます。
(待ってろよ、サン・ピエトロ!)


ボルゲーゼ公園を歩いて行くと、珍しい鳥の声が。。
と 思ったら、何とオウムがいるではありませんか!
鮮やかな緑色のオウムが沢山!(びっくりしたなあ)

そして、ボルゲーゼ公園の奥の方にある ボルゲーゼ美術館へ。
こちらは予約が必要なので、数日後のためのチケットを購入しに来たのです。
私のために快く付き合ってくれたお二人に深謝です!


いったんホテルに戻り(まだある!)
Iさんと私は夜の演奏会ツアーに出掛けました。
演奏会が始まるのは夜9時なのに
オプショナルツアーなので7時半集合って、スゴク忙しい!


サン・パオロ大聖堂での演奏会です。
サン・パオロ大聖堂23日.jpg

インゴ・メッツマッハー 指揮
ウィーンフィルハーモニー管弦楽団 

オラトリオ「ラザルス」(シューベルト)


サン・パオロ大聖堂23日b.jpg

演奏会は総立ちで拍手喝采!

私達も数日後は ここで演奏会です~♪


















ヴァチカン国際音楽祭2014 (その1) [歌にたくして]

2013年の秋。
私はある雑誌の記事に釘付けになりました。
指揮者の西本智実さんとそのオーケストラがヴァチカンで第九を演奏したというものです。
それも、合唱が公募だったというのです!
「これ、行きたかったなあ~」
私の情報収集アンテナがキャッチ出来なかったのは、とても残念でした。

そして2014年が半ばになる頃。
西本さんが再びヴァチカンで演奏するらしい、という情報をゲット!
しかも、合唱はまだ応募可能らしい!
これは応募するしかない!
オーディションがあるという事で、詳細を見ると
課題曲は一度も歌った事のないヴェルディの「レクイエム」です。
でも、そんなこと かまっちゃいられません。
早速 楽譜を購入し、練習 練習!

6月。オーディションは合唱の練習の前の時間にあるので
部屋には試験管の先生の他に 大勢の団員の方がいらっしゃいました。
電車に乗って行くまでは、緊張していましたが
歌い出したら 何故か気持ち良く歌えてしまったんですw
合唱はやっていますが、人前でひとりで歌うなんて殆どしたことがない。
でもね、
ピアノの超絶な緊張に比べれば、何てことない。

ということで、
人生初の歌のオーディションに合格しました!!

しかも、試験管の先生から
「声が柔らかくて良い」
と褒められました(狂喜乱舞)!



しかーし、それからが大変。
もう既に数ヶ月前から練習は始まっているので、7月から入った私は追いつく為に猛練習です。

それでも何とか 辻褄を合わせて(え?)
10月13日、オペラシティでの壮行会では しっかり歌うことができました!
その時のブログ→O gloriosa





10月22日、いよいよイタリアへ向けて出発です!

しかーし、久々の旅行なので
とりあえずスーツケースは発掘したものの
何をどう準備すれば良いのか途方にくれてしまいました。
勿論仕事はあるし、歌の練習もしなくてはならず 大混乱w

出発の前日は荷物を詰めながら
録りためておいた「イタリア語講座」とローマの美術案内の番組を観ました。
飛行機の中で選んだ映画は、もちろん「テルマエロマエⅡ」。
これで万全!!
(一体、何をしに行くのだww)


当日になりました。

成田は風雨が強かったのですが、シベリア上空からずっと晴天です。
大河が大地に文様を描いているのが見えます。

行き飛行機a.jpg

写真に撮れなかったのですが、ナスカの地上絵のような美しい幾何学模様も見えました!


雪を頂いた山脈と、そこから流れる河も凍っているようです。

行き飛行機b.jpg



フランクフルトで乗り継ぎ、ローマのホテルに着いたのは現地で夜11時頃。
途中、飛行機の遅れもあり 家を出てから16時間の長旅でした(疲~







Holy Mass for Festival Internazionale di Musica e Arte Sacra     [歌にたくして]

ヴァチカン国際音楽祭に合唱で参加しました。

サン・ピエトロ大聖堂でのミサ と サン・パオロ大聖堂での演奏会です。

ミサの方TV収録があり、欧米に生中継されました。
それが そのままYTにアップされていますので、是非ご覧下さい!




'14 Oct 24サン・ピエトロ大聖堂でのミサ

オルガン前奏
Kyrie・Gloria・Credo・Sanctus・alleluia(システィーナ聖歌隊)
O gloriosa Domina(イルミナート合唱団)0:41:40~
アニュスデイ(システィーナ聖歌隊)
Nunc dimittis・Ave verum corpus・Hallelujah(イルミナート合唱団)1:06:45~






































O gloriosa                  [歌にたくして]


ふたつの旋律が浮遊する

絡み合い 溶け合って。。

それは遥かな地へ思いを馳せる

いのりの うた






ヴァチカン国際音楽祭2014  記念壮行演奏会
                ~東京オペラシティコンサートホール


指揮:西本智実
演奏:イルミナートフィルハーモニーオーケストラ&合唱団
   文屋小百合(Sop)、野上貴子(Alt)、GIANLUCA SCIARPELLETTI(Ten)、須藤慎吾 (Bas)



(プログラム)
グレゴリオ聖歌『オラショ』より
Laudate dominum、Nunc dimittis、O gloriosa

ヴェルディ レクイエム 





400年以上の昔、ザビエルなどの宣教師によってグレゴリオ聖歌が日本に伝わりました。
それは日本人のキリスト教徒によって「唄オラショ」として口伝されてきました。

指揮者の西本智美さんは、数あるグレゴリオ聖歌から「唄オラショ」のの原曲を探し出しました。
それは大変な作業だったことでしょう。

演奏会では「唄オラショ」について平戸市生町博物館の学芸員の方の解説の後、
3名の継承者の方によって披露されました。
私達合唱団が歌うグレゴリオ聖歌との対比演奏です。

「唄オラショ」は長い年月の間に旋律が変化して、まるで念仏のように聞こえますが
歌詞は確かにラテン語の片鱗が残っています。

対比演奏は、それぞれ3曲。
そして、その中の1曲を同時に演奏することに挑戦しました。

西本さんの感覚だけがたより。
私はグレゴリオ聖歌を歌いながら、
オラショの旋律が同じ波動で揺れ動いているのを聴きました。

遠く離れ、歳月を経て 
姿を変えたように聞こえる二つの旋律を重ね合わせると
同じ祈りのかたちであったことが
本当に良く解るのです。。



'14ヴァチカン壮行会2b.jpg



後半は「レクイエム」
たくさんの作曲家が「レクイエム」をかいていますが、
オペラ作曲家として有名なヴェルディらしい、ドラマティックな大曲です。

オーケストラの迫力ある演奏に乗って
曲の神髄に迫ることが出来たのではないかと思います。

満場のお客様の盛大な拍手!
とても嬉しかったです。






この壮行会の2週間後は いよいよヴァチカンでの演奏会です。

さらにブラッシュアップして、心を込めて歌いたいと思います!







'14 10/24 17:00 サン・ピエトロ大聖堂 (教皇代理ミサ)

'14 10/26 21:00 サン・パオロ大聖堂 (ヴァチカン国際音楽祭コンサート)
             ヴェルディ「レクイエム」

ヴァチカン国際音楽祭 プログラム→ 







「O gloriosa」(壮行会リハーサル)






































Pergolesi [Marian Vergine]         [歌にたくして]

                  *追記しました*





エルヴィオ・ソーヌスは、漸く探し当てた合唱団でした。
いくら指揮者や楽曲が良くても、練習場所が遠かったり練習時間が合わなかったりでは続けられません。
情報誌の団員募集を見て練習の見学に行った時すばらしいハーモニーの合唱に驚き、
その場で入団を申し込みました。
そうして10ヶ月余り、週に1度の練習通いとなりました。

こちらが練習会場の教会です。

IMG_20140125_144919[1].JPG


入団の決め手となったのは、この雰囲気がステキだったということも勿論です。
ここで歌っていると、とても清々しい気持ちになれます。

でも、練習は常に緊張感のあるもの(良い意味で)でした。
青木洋也音楽監督はプロとして妥協のない高いレベルでの要求をされます。
私達はそれに応えようと必死!

青木先生「こうしなさい、と言えば出来るものかもしれないけれど、この合唱団はそうではない筈」
    「何故そうなのか、自分の頭で考えなさい」 

和声の事も含めて、音楽的な勉強は常に怠ることは出来ません。
さらに
「ちゃんと しゃべって!」
「意味がわかるように!」
と、常に注意が飛びます。(ラテン語を、ですヨ)


青木先生以外の指導者の方々からも基本的な発声をはじめ、実際のステージでの歌い方などなど
本当に沢山のご指導をいただきました。



さて秋が過ぎる頃、オペラシティの情報誌に公演の案内が載りました。

'14Feb聖母マリアの夕べの祈りh.jpg


「日本初演」と書かれています。
これを見て聴きにいらっしゃる方もいるのですね。頑張らないと!


ところで、ペルゴレージと今回の演奏曲について。

ジョヴァンニ・バッティスタ・ペルゴレージ(Giovanni Battista Pergolesi, 1710~1736)は
イタリアの作曲家で、26年という短い生涯の間に美しい旋律によるオペラ作品を残し、古典派の先駆けと言われています。宗教曲では「スターバト・マーテル」が有名です。

「聖母マリアの夕べの祈り」は音楽学者マルコム・ブルーノがペルゴレージの初期のヴィヴァルディ風の作品から晩年の名作「サルヴェ・レジナ」までを再構成したものです。
全47曲からなり、そのうちの22曲が合唱曲で演奏時間は2時間強です。
合唱は、基本S1・S2・A・T・Bの5声部ですが、5曲ほど更に二重合唱の10声部に分かれる曲があり
アンサンブルの醍醐味を味わう事ができます。







いよいよ演奏会が翌々日となりました。

'14Feb聖母マリアの夕べの祈り10.jpg

オペラシティの巨人の下を通って、練習会場へ。
オーケストラとの合わせの練習です。

'14Feb聖母マリアの夕べの祈り11.jpg

いつもはピアノ伴奏での練習だったので、オケの響きは格別です。
独唱の歌手の皆さんの歌声もすばらしい~。



翌日は別会場で再びオケ合わせ。

そして、本番当日です。


'14Feb聖母マリアの夕べの祈り4.jpg

いつもは「聴きに」来ているオペラシティのロビーも
今日はどことなく違った雰囲気。






ステージでのリハーサル。
'14Feb聖母マリアの夕べの祈り6.jpg




BCJでご活躍の方も♪
'14Feb聖母マリアの夕べの祈りa.jpg

そう、このオケはオリジナル楽器なので
特に管楽器がモダンのものと随分違った形ですね。
素朴で暖かな音色がすてきです。



青木先生のリハーサル

リハーサル.jpg

カウンターテナーの青木先生、練習の時もソロパートを時折歌って下さるのですが
あまりに見事なので聴き惚れていて、自分が入る所をうっかり忘れてしまうこともしばしば(汗)
やっぱりプロの声は段違いっ!


私達合唱団は、普段の練習の時
「とにかくオペラシティは広いから、そんなんじゃ聞こえないよ!」
と言われ続けてきたので、結構頑張って声を出していましたが、
客席後方に行ってサウンドチェックをした先生方から
「ちゃんと聞こえているから力まないで!」という指示。
「リラックスして歌いなさい」と。

プロの声楽家の方から
「諸々の雑事から離れて、本番が一番リラックスできる」
と聞いたことがありますが、心も身体も自然体でいることは大切ですね。

ステージは本当に響きが良くて、歌いやすかったです。
本番まで あと僅か。。



ホールの中にいるとわかりませんでしたが
外は なんと 大雪!
もう、笑うしかありません。
なんでも青木先生は嵐を呼ぶ男なんですって。
以前、NYで合唱の公演をした時も大雪だったらしい。

雨男って言うけど雪男って言わないのね。。

しかし、これでめげてはいけない。
「たとえお客さんが誰もいなくても、しっかり歌いましょう!」
と、事務局の人。
でもね、予想以上に沢山のお客様がいらして下さったのです!
何と ありがたいことでしょう。。




そして、本番です!


'14Feb聖母マリアの夕べの祈り5.jpg




ペルゴレージ「聖母マリアの夕べの祈り」(日本初演)
             ~ 東京オペラシティ・タケミツメモリアル

2014年2月8日(土)14:00開演

指揮:青木洋也
管弦楽 :オーケストラ・シンポシオン 
合唱  :エルヴィオ・ソーヌス






適度の緊張感と開放感の中、気持ちよく歌うことが出来ました!

他のパートがこんなに良く聴けるなんて、最高!
一緒に動いたり掛け合ったり、もう わくわくしながら歌いました。

発声も、練習の時は解らなかったのに
本番で「これなのか!」と解ったことがあったり
とても充実した演奏会でした。

しかし、指揮もオケもプロだけあって本番は練習の100倍のテンションなんだなあ。凄~♪


お客様からは
「天から音楽が降ってくるようだった」
「浄罪された」

などなど 嬉しいお言葉を頂きました!
日本初演の名に恥じない演奏会になったのではないでしょうか。





22曲、どれもステキな曲ばかりで 大変だったけれど楽しい練習の日々でした。
青木先生が一から構想を練った演奏会が実現できて、本当に嬉しかったですよ。


また歌いたいなあ♪
抜粋でも良いから。。(いかがでしょう?青木先生~)


















(公式カメラマンから演奏会の写真をいただきました♪ クリックすると開きます)





このステージの上にいる すべての人が 

「ちから」を合わせて ひとつの音楽を紡いでいる

旋律が絡み合い

声と楽器の音色が交じり合い

ハーモニーが動く。。

こんなに心ときめく瞬間は

そう滅多にはやってこない



私は

確かに

ここに いた!




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ありがとう                  [歌にたくして]




'14Feb聖母マリアの夕べの祈り2.jpg



昨日は大雪の中オペラシティへご来場ありがとうございました!

合唱団エルヴィオソーヌスが青木洋也音楽監督の下、オーケストラシンポシオンとともに演奏した
ペルゴレージ「聖母マリアの夕べの祈り」は無事終演致しました。


そして、めずらしく発熱してしまいました。
演奏会の顛末は後日書きますね。
おやすみなさい。

























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Symphony No.9 Special !!        [歌にたくして]

今年の第九は ス・ペ・シャ・ル!!

なんたって

エヌ・エッチ・ケー・ホールだよ!

しかーもっ

ま・ん・せ・き!!!

いえいっ



久石譲 第九スペシャル
               ~NHKホール

指揮:久石譲

ソプラノ:林正子
メゾ・ソプラノ:谷口睦美
テノール:村上敏明
バス:妻屋秀和

オルガン:ジャン=フィリップ・メルカールト

管弦楽:読売日本交響楽団

合唱:栗友会と一般公募による


(プログラム)
久石譲:「Orbis」~混声合唱、オルガンとオーケストラのための
     バラライカ、バヤン、ギターと小オーケストラのための「風立ちぬ」小組曲
     「かぐや姫の物語」より

べートーヴェン:交響曲 第9番 ニ短調 作品125 「合唱付き」



この公演は合唱が一般公募されました。→コーラス

なんと、800人の応募があったそうです。
で、
当たり! でした^^v

しかーし。「落ちても受かっても連絡します」と書いてあるのに連絡が来ません。
応募動機を知恵を絞って書いたんですけどねー。
落ちたならそれでも良いのですが、なんせこの忙しい年末。
練習3日、本番1日空けておくというのはえらいことです。
予定が決まらんっ!
メールは送信専用になっているらしく、問い合わせは却下されてしまいます。
もう辛抱できーん!と、ツテを頼ってみました。
そしたら、初練習日の4日前に電話がかかってきて、練習会場の話を始めるのです。
「えええ?」と聞いたら
「あ。あなたは受かってます」←それを早よ言わんか!w

しかし、応募の時あんなに一生懸命アピール文を書いたのに
あまりの人数の多さに抽選になったって、どうよ。(いいけどw)

それでですね。
私は第九を3回歌いましたが、暗譜ではなかったのです。
今回は暗譜ですヨ。
もっと早く連絡が来ていれば、落ち着いて暗譜の練習が出来たのですが。
(あ、でもその前の週にピアノの本番がいくつかあったので、ムリだったかもね。)

というわけで、いきなり初練習の日がやってきました。
その日は皆さん譜面を持っていたので一安心。
と、そこへ現れたのは久石譲さん!
うわっびっくり!
私の目の前の椅子に座ってずっと聴いていらしたので、ド緊張しましたっ!
なんか、オーディションを受けてるみたい(考えすぎ)。

合唱指導のY先生の稽古は凄くお上手で、久石さんも
「これ、DVDにしたら売れるね!パフォーマンスとしても素晴らしい」
と誉めたくらい。

さて、翌週の練習日は久石さんのお誕生日でした。
このイベントの実行委員長さんが「ハッピーバースデー」を歌いましょう、と提案したので
Y先生が「それでは1回練習を」
しかし、もうその時には久石さんは練習会場に到着していたのです。
ぶっつけで歌った「ハッピーバースデー」でしたが、合唱団の方達がお上手でクオリティが高かった^^♪
久石さんは
「うわあ!びっくりしたなあ!」
と、凄く喜んでくれました。

皆、この1週間でレベルアップし、練習内容も本番を想定してのものになりました。
久石さんも沢山指示を出してくれました。


そして次の練習はホールでオケ合わせです。
オーケストラは合唱と絡む部分だけを演奏します。
初めに久石さんの曲の「Orbis」(オルビス)。
パイプオルガンと合唱が天上のような雰囲気をつくり出し、
オケのトゥッティの部分は久石さんお得意のミニマル。
リズムの刻みが次々に変化するのがおもしろい!

この曲は合唱団の方が歌うので、公募の私達はひな壇の後ろの席で聴いていました。
次は第九の4楽章。
合唱団と一般公募の人がシャッフルされ、
私はどんどん前の方へ。。

そして、殆ど止まることなく演奏。
「良く出来ている時はいいところでやめましょう」
と久石さんが仰って、お開きになりました。

オケが解散になった後、客席で聴いていらした合唱団のK先生から少しご指導が入りました。

そして、久石さんからオケと合唱団へ差し入れ!
なんと鯛焼き~^^v

美味しかったなーと ほのぼの帰ってきたら、
毎年出ている第九(久石スペシャルとかぶった!)のチケットを譲る予定の友人から
「今から取りに行く!」
とメール。
もう夜中だぜー、勘弁してよー。
と思ったけど、また駅まで自転車かっとび(ちかりたなー)
チケットは無事に渡せました。

実はこの日もコンサトに行く予定だったの。
それが小曽根さんのクリスマスコンサートだよ?
オケ合わせが早く終わったらNHKホールからオーチャードまで走ろうって
本気で思っていたんですけど。
前半、席が空いてしまうのは申し訳ないので
とってもザンネンだったのですが

チケットを ゆ・ず・り・ま・し・たっ(号泣)!

私の替わりに行った人は、もの凄く楽しんだようなので
まあ、良かったかなあ。。

だいたいコンサートのチケットというのは
3ヶ月から半年前に売り出されるので(毎年参加していた「夢の第九」は1年前!)
今回のように直前になって出演が決まると、ダブルブッキングになってしまうわけです。。



さあ!翌日は本番です!

しかーし

なんとパソコンが こ・わ・れ・た!!
がーんがーんがーん・・

なんで 次々にいろんな事が起こるんだー!


実はそろそろアブナイなー、と思っていたので思い切って購入したのですよ。
でも、時間がなくて第九の後のクリスマスコンサートが終わったら繋げようと思っていたんですよ。
なので、ここで壊れたらクリスマスコンサートのプログラムのデータが開けない!
自分ではお手上げなので、本番の日だというのに朝からサポートセンターに電話。
あれこれ指示してもらって、とりあえず今日はここまで。
え、
もうこんな時間!
顔作ってないし!
荷物準備してないし!
こんな時は加速装置!(うそつけ)w

ほら、間に合ったじゃん。(どんなもんだい)

そして、ホールでゲネプロ。
しかーし、通して歌わないんですね。ですね。
そーかー。。。

楽屋へ戻ったら、今度は紅白饅頭の差し入れです。(これは主催のテレビ局から)
なるほどー、歌合戦ホールで歌うので
気分だけでも紅白かw

いよいよ開場。

前半の曲は楽屋のモニターで聴けるのですが
やっぱり そわそわそわそわ。

この時、譜面を見て おさらいをした事が功を奏しました。

本番は
全くミスなく歌えたのです!
私だってやる時はやるんだっ(いばりっ)w

と言っても、隣の方がとってもお上手だったので
オオブネに乗ってたんです~^^
でも、初めての暗譜でやった感がある歌が歌えて最高でした。

しかも、満席ですよ。
3階席の最後列までお客様がぎっしりなんです。
それはそれは壮観でした。

オケは本番はマックス、本気で演奏!
それに乗って歌えて まことに気持ち良かったです~♪

第九を歌い始めて4年目。
少し、ベートーヴェンの思いに近づけたかなあ。。





熱気あふれるホールから出ると冷たい風。
夜空に明るい月。

お饅頭をほおばりながら
ほくほくと家路につきました。

紅白饅頭は実行委員長さんからのものでした。
様々なイベントを同時進行に手がけながらも、細かい気配りを忘れない人です。
大きなステージで歌えた事は本当に良い経験で
まったく 人生、何が起こるかわからない!
と感動しましたが
それ以上に、すばらしい人との出会いがあったことは
心に刻まれると思います。

あ、お饅頭もらったからって事じゃないですよ(念のためw)。









さて、この演奏会の模様の一部分がテレビで放映されます。

日本テレビ(地上)のニュースエブリ(月~金16:50~)
16日以降ですが、日にちは未定だそうです。

パソコンは本番翌日に何とか復旧しました。
大急ぎでクリスマスコンサートの準備です。やれやれw



















































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伝わる心                              [歌にたくして]




フラット1.jpg

合唱の演奏会に出演しました。


(プログラム)

1.Laudate Pueri :メンデルスゾーン
  歩く歌:谷川俊太郎・林光
  花の歌:佐藤信・林光
  泉:相浦清子・高田三郎

2.鈴木敏史の詩による6つの合唱曲
    朝顔の苗:鈴木敏史・寺嶋陸也

3.つぶてソング第1集:和合亮一・新実徳英
  1. あなたはどこに 2.フルサト 3.放射能
  4.燃え上がろう 5.許せるか、あなたは 6.誰もいない福島

4.女声合唱とピアノのための3つの流行歌メドレー  
    君に会ううれしさの:寺嶋陸也(編曲)
 
      ふるさとの岸をはなれて(流行歌メドレー戦前篇)
      君に会ううれしさの(流行歌メドレー戦後篇1)
      しあわせは空の上に(流行歌メドレー戦後篇2)


                          フラット2.jpg


「つぶてソング」は福島に住む詩人の和合亮一さんが
原発事故の直後からツイッターで発信した詩に
新実徳英さんが曲をつけました。

とても重い歌です。
練習の時、こみあげてしまい歌うのが大変でした。

指揮者の方が
「イデオロギーではなく、伝える事が大切だよ」
と、辛いけれども歌おうと励ましてくれました。

演奏会の後、ある方が感想を述べられました。

「僕はこういう歌がキライなんです。
でも、聴いているうちに涙が止まらなくなってしまった。。」

ああ、その言葉にとてもむくわれました。

原発事故は誰もそうだと思いますが
私の心にもずっと影を落としています。

目をそらさずに歌うこと、それがこの演奏会の大きな目標になりました。


ふらっと3.jpg

この女声合唱団は決して「うまい」わけではありません。
だからこそ「伝わる演奏」をめざそう、という指揮者の方のお考えです。

それが達成できたとしたら、こんなに嬉しいことはありません。

プログラム最後の「流行歌メドレー」では
メンバーが弾けまくり、客席をおおいに沸かせました^^

本番中はイロイロとありましたが(笑)
歌の楽しさをお客様と共有できた、ステキな時間でした♪


フラット4.jpg



























toi toi toi! [歌にたくして]

「練習の最後に、みんなに おまじないを!」

先生は片手を高く上げて「toi toi toi !」

みんなは先生への感謝の気持ちを込めて、拍手。

その時、一番前の席に座っていた女の子が

先生に駆け寄って 握手!

すごく嬉しそうな先生^^

みんなの拍手が一層大きくなったのは言うまでもありません。




先生、というのは合唱指導をして下さったC先生です。
とても内容の濃い練習会が終わって、本番。


そうなんです、本番の日の星占いが良くなくて
なんだか やーな予感がしたんですけど。。

ホールの客席の隣が男声だったんです。バスですね。
でもって、隣の人が何かと話しかけてくるんですよ・汗
やーん 知らないヒトと話したくないしー。歌う前にー。

しかも、そのヒトは練習会に全く出ていないらしい。

そういえば、先生も「本番だけ来る人がいるからねー」と言ってましたね。

確かに第九は毎年さまざまな演奏会がありますから
一回覚えてしまえば、練習会に出なくても歌える事は歌えますよね。

ちょっとそれはザンネンな気が。。

そして、今回は本番前に やたら元気な芸人のようなヒトが登場して
雰囲気を盛り上げるために、客席を巻き込んで発声練習をしたんですね。

あー、こいつの口車に乗ってはいけないっ!
と 最初はギャグも無視していたんですよ。
笑ったら終わりだ!
笑ったら シラーの詩の意味が飛ぶっ!

かなりこらえたんですけど、
負けてしまった。

くやしー!

そんなこんなで 気持ちの立て直しが出来ないまま歌うことに。

すぐ隣で走るバスパートとそれを聞いてうろたえるアルト(あーん、楽譜じゃなくて指揮を見てよ~)!
と、あせっているうちに終わってしまった気が・・・泣。

ホントに、どんな状況でも平常心で 自分のシゴトがきっちり出来ないといけませんねえ。
今回の反省点を生かして次に繋げたいと思います。
これは、第九に限らず。ですね!


最後になりましたが、
中継を観て下さったみなさま、本当にありがとうございました!

ホールの大画面に映っていたのが、中継された映像だと思いますが
殆ど指揮者のアップでしたね^^
大変に人気のある方ですからね~。
指揮者のグッズ(トートバッグとかパーカーとか)も飛ぶように売れてました。すごいですね。
そして、来年も同じ指揮者で第九の公演が決まりましたよ。
オケもソリストも調整中!すごいですね~~^^♪






























Brüder !             [歌にたくして]

今年も歌いました~~♪♪第九♪♪~~


TOKYO FM夢の第九コンサート2011
                    ~東京国際フォーラムホールA

指揮者:西本智実
ソリスト:日比野幸(ソプラノ)/小泉詠子(アルト)/経種廉彦(テノール)/成田博之(バリトン)
オーケストラ:東京フィルハーモニー交響楽団

曲目: ベートーヴェン交響曲第九番 ニ短調 作品125(合唱付)


昨年、初めて歌った第九。
そのときの記事デス→An die Freude

とりあえず、楽しかったのですが
ほんとうに難しくて、もう何がなんだか(汗)

ベトベン先生が耳が聞こえなくなってから作ったから難しいとか?
オケの方からも第九の難しさを歎く声が。。

それでね、合唱アルトは特に難しいんです!(力説)
先日、プロの歌手のMさん(ソロでは何十回も歌ったことがあるが、合唱初参加)が
はじめはアルトで参加しようと思ったが、あまりの難しさにソプラノに乗り換えたとおっさってました^^

前回の本番であせったのは、譜面を見てると指揮が見られない、という事!
会場がオソロシク広いので、指揮者の「気配」を読むことが出来ない。
これはもう、暗譜するしかないっ!

それもドイツ語の歌詞を見ていると余計に混乱するので
耳で覚える!
ひたすら聴いておぼえる!
呪文のように言い続ける!
しかし、これを電車の中でやると半径3メートル以内に人がいなくなる恐れがあるので
移動中はマスク必携・爆

努力のかいあって、目標達成~♪
さあ、本番だっ!


リハーサルで合唱指導の先生の注意。
2階席から「せんせ~!」と手を振る私達^^(←見えないって)

そして、指揮者の西本智実さんのリハ。

夢の第九2011.jpg

ステージの両脇に大きなスクリーンがあり、指揮者やオーケストラが映し出されます。
でもこれは若干時差が生じるので、なるべく見ないようにという指示。
大きな会場では音ズレが起きますから、それを最小限にしたいのです。

オーケストラと通して歌った後、細かい注意がいくつか出されました。

今回暗譜して良かったのは、そういう注意点を冷静に頭に入れて本番で出来たこと。
それからリハーサルで(自分的に)うまくいかなかった箇所を本番でクリアしたこと。

いよいよ本番です。

第九なのに何故オケの中にハープがあるのだ?と思ってましたら、
その前に1曲あったのです。

サプライズゲストのや○だK子さんが真っ赤なロングドレスでご登場。
なんとオペラアリアを美しく歌われて、ビックリです!

彼女が代表をつとめる芸能関係の方々の合唱団が
今回ステージの合唱に加わりました。
有名な女優さんやデザイナーの方も参加されていて
皆さん 御多忙の中、合唱の練習を重ねていたのだなあと感心しました。

そして交響曲のはじまり。
第4楽章 d-mollで コントラバスとチェロが弾くラ・ミ~ と上行する旋律。
これが最後に合唱のユニゾンでラ・レ!と下行で終わる時、D-durに。
この長い旅。
ベトベンの思いが詰まった交響曲。

そして、シラーの詩がベトベンの心を代弁している。

alle Menchen werden Brüder, wo dein sanfter Flugel weilt

あなたの柔らかい翼の留まるところ、すべて​の人々は兄弟となる



西本さんの指揮はきびきびとして、推進力のある演奏を導いていきます。
ほんとうにカッコイイですねえ。
西本マジックのおかげか、本番は声が出ること出ることw
アルトの私には高音がキビシイところも
この日はラクラク歌えて、自分でもびっくりです~♪
ああ~気持ちよかったなあ。。

しかし、反省点もいくつか。課題もみつかりました。
第九は奥が深いです。
こうやって第九にハマっていくんだナ。


さて、この公演が12/31 22時より TOKYO FM 80.0MH で放送されます!

インターネットラジオでも聞けるようですね→ radiko

あかしろかっせんに飽きたら第九を聴こう~w








今年は大変な年でしたね。

私は3.11のことでは大変な衝撃を受け、また身辺にもさまざまな事があり
心身共に疲弊した年でした。

そんな中で 私のブログに訪れて下さる方がいらっしゃることが
どんなに励みになり、心の支えになったことか。。
それはもう 言葉では言いあらわせません。

ほんとうに ありがとうございます。
心からのお礼を!!


みなさま

新しい年は よい年にしていきましょうね。






新年の更新は松の内が終わるころかと思います。たぶん。












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