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Symphony No. 9           [歌にたくして]

夢の第九コンサート2014
          ~国立代々木競技場 第二体育館


夢の第九2014.jpg

「夢の第九」は初回の武道館公演から参加しています。
去年までは、この企画に乗って客席から歌っていたのですが
今年は合唱団の席で歌いました!


毎年、本番に向けて夏から練習会があります。
指導して下さる千葉先生が とても丁寧なので、参加するのが楽しみです。
去年も数回参加したのですが、まさかのどんでん返しで
久石譲さんの第九に参加することになってしまいました。
でも、その時に「暗譜」が必須だったので、頑張りました!
おかげで今年は少し余裕を持って歌えましたよ。

ベートーヴェンがシラーの詞に託した思いを
音楽の中で表現することが出来たように思います。
初めての時は歌うのに精一杯で、指揮を見る余裕もありませんでしたから
ちょっとは進歩したかな。


しかし、西本さんも後でコメントしていましたが
この会場は響かない!
体育館ですからねえ。
西本さんが客席の方を向いて指揮をしたいという意向から
この会場になったそうなのですが、ちょっと誤算だったかもしれません。

もともと「夢の第九」は、お客さんも皆で声を合わせて歌おうという企画です。
その点では円形の会場は良い感じではあったのですが、
やはり、音楽は音楽ホールでやりたいかなあ。
ほら、「気」の流れってあるでしょ。
スポーツの「気」とは別だよね。。

ところで、第九の前に「THE発声」 という曲を演奏しました。
新作初演です。(作曲者のお名前がわかりません)
発声をオーケストラの演奏に合わせてやってみよう、というものです。
指揮・声楽指導は 辻 博之 せんせい。
ヴァチカンへ行く時に指導して下さった先生です。
よしもと顔負けの抱腹絶倒のおしゃべり!
でも、確かな音楽性をお持ちで素晴らしい方です。

オケの弾く旋律を真似て歌ううちに
楽しく発声練習が出来てしまうというスグレモノの曲!
とても楽しかったなあ。


さて、この日のコンサートの模様は、
TOKYO FMと、JFN系列の全国37局ネットで放送されます。

12月27日(土)22時からです!

お聴き逃しのないように~♪


















ヴァチカン国際音楽祭2014(その5)   [歌にたくして]

日本にいたら、絶対考えられないですけど
本番前に遊んできました!(ひーw)

「ポルタ・ポルテーゼ」は毎週日曜日に開かれる蚤の市で、通称「泥棒市場」。
泊まったホテルのすぐそばだったので、朝イチで行って来ました!

泥棒市場1.jpg 泥棒市場2.jpg

さまざまな屋台が軒を連ねています。
衣類、宝飾品、日用雑貨などなど。これが激安!
かわいいブレスレットが1ユーロだなんて、思わず大量に買ってしまいますよね~、Mさん!





さて、お昼からはサン・パオロ大聖堂でゲネプロ。
そして夜はいよいよ本番!
ヴェルディ「レクイエム」です♪








ヴェルレク.jpg




大聖堂の広い広い空間にあるのは

遠い昔に響いた音の残像

哀しみの旋律も

喜びのハーモニーも

時をこえて

心の奥に響き渡る



ここで 呼吸をし

ここで 歌うことは


また

新たな響きをつくりだし

永遠の時の彼方に

虹をかける。。







西本智実さんの指揮は あくまでも オン・タイムで
よどみを殆どつくらない。
それが音楽に臨場感をもたらし、心躍る結末へと導いていく。
けれど、この大聖堂の残響音が それを阻もうとする。
前に進みたい気持ちを きっぱりと押さえ、
聴く!



聴いて 聴いて 
この大曲を演奏していくうちに
大聖堂が音楽を享受していくのが手に取るように解る


最後の音の演奏が終わる
残響音が この世の果てまでも連れて行かれそうに
ながく ながく 響く



そして それが ついに消えても
指揮者は微動だにしない




沈黙




ながい静寂のあと

ゆらりと指揮者が向き直る時

大聖堂からの祝福のように暖かな拍手が起こる

それが喝采となり

私達をつつんだ。。

























ヴァチカン国際音楽祭2014(その4)   [歌にたくして]

ミサは終わりましたが、もうひとつ演奏会があるので 午後はその練習です。

しかし!
午前中に休養している わけがないじゃないですか!!

じゃ~ん

ヴァチカン半日観光オプショナルツアー!

さあて、いよいよラファエロさまとのご対面です!
と 勝手に決めるなw

ヴァチカンは広いので、限られた時間だと全部を見ることは不可能です。
ですから、ガイドさんが見学箇所を決めるのです。

そ・れ・でっ!

前回は「ラファエロの間」が観られなかったのです(号泣)!

だったら個人で入れば?

そうなんですけど、それでは入場するのにオソロシク時間がかかるのです。

さあて、今回は??


入場してスグにガイドのおっちゃんに自分が持っていた一覧表を見せて
「今回はどこを観るのですか?」
と 聞いてみました。

ガイドさん「ラファエロの間とシスティーナ礼拝堂は行きます」
(心の中で万歳を叫ぶワタシ!)

私「あの、絵画館(ピナコテカ)は?」
ガイドさん「絵画館(指さして)、そこにあるピナコテカは行きません」
(えええっ!そこにはラファエロさまの「キリストの変容」があるのにっ)

ガイドさん「あ、郵便局に行きたい人がいるので、ここで5分!5分後に集合して下さい」

5分!!!!!

もちろん、走りました!

ピナコテカのドアを開けると、これはもしかして出口か??
そんなことかまっちゃいられません!

奥へ奥へ!
いくつ部屋を通り抜けたことでしょう~(滝汗)

最後の突き当たりの部屋に

あっった!!

ほんの僅かの時間でしたが、「キリストの変容」に対面することが出来ました!




時間がないっ

別のルートで戻る時には、何とレオナルド・ダヴィンチ、そしてカラヴァッジョも(感涙~


そして5分後、
何事もなかったように
また団体行動の中に入ったのでした(ぜいぜい)



さあ!
「ラファエロの間」です!

アテネの学堂

アテネの学堂.jpg




この部屋は凄く混雑していましたが、
絵と私には静謐な時間が流れているようでした。。











ヴァチカンは写真撮影はOKですが、やはりシスティーナ礼拝堂だけは撮影禁止ですね。
この扉から入ります。

システィーナ礼拝堂.jpg

しっかり双眼鏡持参。
皆から「気合い入ってるねー」と言われましたw






そして、昨日ミサで歌った サン・ピエトロ大聖堂。

サン・ピエトロ大聖堂.jpg

こうして来てみると、やはり感慨深いものがあります。

この地下には歴代の教皇が眠っています。
そのカタコンベにも行ってみました。。









昨日、一昨日と夜の演奏会に出掛けましたが これはセットのツアーになっているのです。
実はこの日もセットの一つがあったのですが友人に譲り
私はヴィヴァルディを聴きにひとりで出掛けました。

タクシーでポポロ広場まで行き、そこから夜の街を歩きました(どきどき)。

ヴィヴァルディ1.jpg

教会はChiesa All Saints
演奏するのはConcerto Barocco de Roma

ヴァイオリン1,2・ヴィオラ・チェロ・コントラバス・チェンバロが各1名のグループです。
ソリストは若い男性で、全員モダン楽器でした。


ヴィヴァルディ2.jpg


ソリストの真摯な演奏に、聴衆は惜しみない拍手をおくりました。





夜の街は、昼間と違った表情をみせてくれます。


ヴィヴァルディ3.jpg


























ヴァチカン国際音楽祭2014(その3) [歌にたくして]

解き放たれた音たちは

高い 高い 空間に 

天使のように 舞い上がり

神の国の音楽となって ふりそそぐ。。





カトリックの総本山、ヴァチカン。
恐らく神の国を表現したであろう、圧倒的な権威と美を誇るサン・ピエトロ大聖堂。

そこで教皇代理ミサが厳かに執り行われます。

白と赤の制服を着た システィーナ礼拝堂合唱団の反対側に
黒い衣装の私達、イルミナートフィル&合唱団。指揮は西本智実さん。

ミサの前に私達が歌ったグレゴリオ聖歌「Laudate Dominum」の一節にをもとに
オルガニストのインプロヴィゼーションが鳴り響きます。。

ミサの終盤、私達の演奏が流れる中
聖体拝受には数多くの信者さんたちが長い列をつくりました。

ミサに参加された方々に、後から聞いたことですが
居合わせた人が(知らない人どうしなのに)笑顔で握手し合ったそうです。
ミサの間、涙が止まらなかったと感動を語ってくれた人もいます。
私達の演奏が、まるで天の国から降ってくるようだった、とも。

実は演奏している方は必死。
ホールと勝手が違うので、どう聞こえているのか全く解らなかったのです。

ミサが終わり外へ出ると 門の所に大勢の人達が。
近づくと、大きな拍手です!
外国の方々でしたが、満面の笑顔で私達を送ってくれているのです。

とても 感動しました。
ミサで歌ったこと以上に!


3つ前の記事に、この模様の動画があります→ 












さて、この日は昼からミサのためのリハーサル。
夕刻にミサ。
そして(まだある)w

夜はサンタ・マリア・マッジョーレ教会での演奏会に行きました!

サンタ・マリア・マッジョーレ教会.jpg

レオ・クレーマー指揮
カザン国立音楽院管弦楽団&合唱団

ミサ曲「第3番 へ短調」「テデオ」(ブルックナー)


この教会は以前訪れた時、薄暗かったのですがコンサートのために照明を入れていたようです。
昨日聴いたサン・パオロ大聖堂より響きがタイトで各声部がとても良く聴こえてきました。
指揮のクレーマーは白髪でしたが、きびきびとした新鮮な音楽を聴かせてくれました。
















ヴァチカン国際音楽祭2014(その2)    [歌にたくして]

昨夜は到着が遅かったのですが、すぐに荷物を開けました。

本番用の衣装(靴も)、楽譜はスーツケースに入れず、手荷物にしました。
飛行機のことですから一緒に到着しないとも限らないので!
だから早く広げたかったのです。(しわしわ~

そんなこんなで寝たのが遅かったのですが、
この日は朝から練習なので寝坊していられません。

大型バス2台に分乗して、練習会場へ。


こちらです。

オリンピックスタジアム.jpg

オリンピック・スタジアム!

サッカーファンなら泣いて喜ぶ!
(実際、泣きながら写真を撮っていらっしゃる方も←嘘)

何でも、こちらの集会室で練習しているオケがあるそうで、そのツテで借りたとか。

集会室にはエキストラのイタリア人の方々が混じったので、熱気でむせかえるようです(汗・汗)

その上イタリア人の声のでかいことといったら!
フツーにしゃべってても日本人の3割増しですが、歌ったら もう~!
ホントに体力使いましたよ。

しかし、せっかくのローマです!
ホテルに帰って「昼寝」なんか するわけないじゃないですかっ!!!

さあさあ 繰り出せ~~♪

何でこんなに強気かと言いますとね、
合唱団で知り合ったIさんは なななんとっ ローマを良くご存じの方だったのです!
東京でお話した時「ご一緒しましょう~」と誘って下さったのです(嬉)
決して私が無理強いしたわけではありません!(きっぱり)

もう一人のKさんは、去年も音楽祭に参加されている方。
私はオオブネに乗って街に出掛けました♪

ポポロ広場.jpg

まずは ポポロ広場。ふたごのようにソックリな教会があるので有名です。
高いオベリスクの周囲に4頭のマーライオン(違

Iさんが、裏道を案内してくれて
ステキなレストランを見つけてお食事です。
注文もIさんにオマカセです(嬉~

ポポロ レストラン.jpg


おいしかったね~ と外に出たら、向かいの建物の中に誰かおる!

ポポロ 裏道2.jpg

何やら イベントの仕込みだということでしたw


表通りに出たら、こんな教会を見つけました。

チケット予約.jpg

木づくりの、古い教会です。
こちらではコンサートをするらしく、表にチラシが貼ってあったのです。
明後日の夜、出し物はヴィヴァルディの「四季」!
聴きたい!!

で、即チケット購入~♪


そしてポポロ広場に戻り、教会でカラヴァッジョに再会です!
再び会うことはないと思っていたので、感激~。
感激のあまり、ちゃんと写真が撮れていませんw

ポポロ教会.jpg

左のアーチの奥に、ちらっと。


教会裏手の階段と坂道を登ると ピンチョの丘 です。
まあ、この眺めの素晴らしいこと!

ピンチョの丘.jpg

遠くにヴァチカンの大聖堂の丸屋根が見えます。
(待ってろよ、サン・ピエトロ!)


ボルゲーゼ公園を歩いて行くと、珍しい鳥の声が。。
と 思ったら、何とオウムがいるではありませんか!
鮮やかな緑色のオウムが沢山!(びっくりしたなあ)

そして、ボルゲーゼ公園の奥の方にある ボルゲーゼ美術館へ。
こちらは予約が必要なので、数日後のためのチケットを購入しに来たのです。
私のために快く付き合ってくれたお二人に深謝です!


いったんホテルに戻り(まだある!)
Iさんと私は夜の演奏会ツアーに出掛けました。
演奏会が始まるのは夜9時なのに
オプショナルツアーなので7時半集合って、スゴク忙しい!


サン・パオロ大聖堂での演奏会です。
サン・パオロ大聖堂23日.jpg

インゴ・メッツマッハー 指揮
ウィーンフィルハーモニー管弦楽団 

オラトリオ「ラザルス」(シューベルト)


サン・パオロ大聖堂23日b.jpg

演奏会は総立ちで拍手喝采!

私達も数日後は ここで演奏会です~♪


















ヴァチカン国際音楽祭2014 (その1) [歌にたくして]

2013年の秋。
私はある雑誌の記事に釘付けになりました。
指揮者の西本智実さんとそのオーケストラがヴァチカンで第九を演奏したというものです。
それも、合唱が公募だったというのです!
「これ、行きたかったなあ~」
私の情報収集アンテナがキャッチ出来なかったのは、とても残念でした。

そして2014年が半ばになる頃。
西本さんが再びヴァチカンで演奏するらしい、という情報をゲット!
しかも、合唱はまだ応募可能らしい!
これは応募するしかない!
オーディションがあるという事で、詳細を見ると
課題曲は一度も歌った事のないヴェルディの「レクイエム」です。
でも、そんなこと かまっちゃいられません。
早速 楽譜を購入し、練習 練習!

6月。オーディションは合唱の練習の前の時間にあるので
部屋には試験管の先生の他に 大勢の団員の方がいらっしゃいました。
電車に乗って行くまでは、緊張していましたが
歌い出したら 何故か気持ち良く歌えてしまったんですw
合唱はやっていますが、人前でひとりで歌うなんて殆どしたことがない。
でもね、
ピアノの超絶な緊張に比べれば、何てことない。

ということで、
人生初の歌のオーディションに合格しました!!

しかも、試験管の先生から
「声が柔らかくて良い」
と褒められました(狂喜乱舞)!



しかーし、それからが大変。
もう既に数ヶ月前から練習は始まっているので、7月から入った私は追いつく為に猛練習です。

それでも何とか 辻褄を合わせて(え?)
10月13日、オペラシティでの壮行会では しっかり歌うことができました!
その時のブログ→O gloriosa





10月22日、いよいよイタリアへ向けて出発です!

しかーし、久々の旅行なので
とりあえずスーツケースは発掘したものの
何をどう準備すれば良いのか途方にくれてしまいました。
勿論仕事はあるし、歌の練習もしなくてはならず 大混乱w

出発の前日は荷物を詰めながら
録りためておいた「イタリア語講座」とローマの美術案内の番組を観ました。
飛行機の中で選んだ映画は、もちろん「テルマエロマエⅡ」。
これで万全!!
(一体、何をしに行くのだww)


当日になりました。

成田は風雨が強かったのですが、シベリア上空からずっと晴天です。
大河が大地に文様を描いているのが見えます。

行き飛行機a.jpg

写真に撮れなかったのですが、ナスカの地上絵のような美しい幾何学模様も見えました!


雪を頂いた山脈と、そこから流れる河も凍っているようです。

行き飛行機b.jpg



フランクフルトで乗り継ぎ、ローマのホテルに着いたのは現地で夜11時頃。
途中、飛行機の遅れもあり 家を出てから16時間の長旅でした(疲~







Holy Mass for Festival Internazionale di Musica e Arte Sacra     [歌にたくして]

ヴァチカン国際音楽祭に合唱で参加しました。

サン・ピエトロ大聖堂でのミサ と サン・パオロ大聖堂での演奏会です。

ミサの方TV収録があり、欧米に生中継されました。
それが そのままYTにアップされていますので、是非ご覧下さい!




'14 Oct 24サン・ピエトロ大聖堂でのミサ

オルガン前奏
Kyrie・Gloria・Credo・Sanctus・alleluia(システィーナ聖歌隊)
O gloriosa Domina(イルミナート合唱団)0:41:40~
アニュスデイ(システィーナ聖歌隊)
Nunc dimittis・Ave verum corpus・Hallelujah(イルミナート合唱団)1:06:45~






































O gloriosa                  [歌にたくして]


ふたつの旋律が浮遊する

絡み合い 溶け合って。。

それは遥かな地へ思いを馳せる

いのりの うた






ヴァチカン国際音楽祭2014  記念壮行演奏会
                ~東京オペラシティコンサートホール


指揮:西本智実
演奏:イルミナートフィルハーモニーオーケストラ&合唱団
   文屋小百合(Sop)、野上貴子(Alt)、GIANLUCA SCIARPELLETTI(Ten)、須藤慎吾 (Bas)



(プログラム)
グレゴリオ聖歌『オラショ』より
Laudate dominum、Nunc dimittis、O gloriosa

ヴェルディ レクイエム 





400年以上の昔、ザビエルなどの宣教師によってグレゴリオ聖歌が日本に伝わりました。
それは日本人のキリスト教徒によって「唄オラショ」として口伝されてきました。

指揮者の西本智美さんは、数あるグレゴリオ聖歌から「唄オラショ」のの原曲を探し出しました。
それは大変な作業だったことでしょう。

演奏会では「唄オラショ」について平戸市生町博物館の学芸員の方の解説の後、
3名の継承者の方によって披露されました。
私達合唱団が歌うグレゴリオ聖歌との対比演奏です。

「唄オラショ」は長い年月の間に旋律が変化して、まるで念仏のように聞こえますが
歌詞は確かにラテン語の片鱗が残っています。

対比演奏は、それぞれ3曲。
そして、その中の1曲を同時に演奏することに挑戦しました。

西本さんの感覚だけがたより。
私はグレゴリオ聖歌を歌いながら、
オラショの旋律が同じ波動で揺れ動いているのを聴きました。

遠く離れ、歳月を経て 
姿を変えたように聞こえる二つの旋律を重ね合わせると
同じ祈りのかたちであったことが
本当に良く解るのです。。



'14ヴァチカン壮行会2b.jpg



後半は「レクイエム」
たくさんの作曲家が「レクイエム」をかいていますが、
オペラ作曲家として有名なヴェルディらしい、ドラマティックな大曲です。

オーケストラの迫力ある演奏に乗って
曲の神髄に迫ることが出来たのではないかと思います。

満場のお客様の盛大な拍手!
とても嬉しかったです。






この壮行会の2週間後は いよいよヴァチカンでの演奏会です。

さらにブラッシュアップして、心を込めて歌いたいと思います!







'14 10/24 17:00 サン・ピエトロ大聖堂 (教皇代理ミサ)

'14 10/26 21:00 サン・パオロ大聖堂 (ヴァチカン国際音楽祭コンサート)
             ヴェルディ「レクイエム」

ヴァチカン国際音楽祭 プログラム→ 







「O gloriosa」(壮行会リハーサル)






































Pergolesi [Marian Vergine]         [歌にたくして]

                  *追記しました*





エルヴィオ・ソーヌスは、漸く探し当てた合唱団でした。
いくら指揮者や楽曲が良くても、練習場所が遠かったり練習時間が合わなかったりでは続けられません。
情報誌の団員募集を見て練習の見学に行った時すばらしいハーモニーの合唱に驚き、
その場で入団を申し込みました。
そうして10ヶ月余り、週に1度の練習通いとなりました。

こちらが練習会場の教会です。

IMG_20140125_144919[1].JPG


入団の決め手となったのは、この雰囲気がステキだったということも勿論です。
ここで歌っていると、とても清々しい気持ちになれます。

でも、練習は常に緊張感のあるもの(良い意味で)でした。
青木洋也音楽監督はプロとして妥協のない高いレベルでの要求をされます。
私達はそれに応えようと必死!

青木先生「こうしなさい、と言えば出来るものかもしれないけれど、この合唱団はそうではない筈」
    「何故そうなのか、自分の頭で考えなさい」 

和声の事も含めて、音楽的な勉強は常に怠ることは出来ません。
さらに
「ちゃんと しゃべって!」
「意味がわかるように!」
と、常に注意が飛びます。(ラテン語を、ですヨ)


青木先生以外の指導者の方々からも基本的な発声をはじめ、実際のステージでの歌い方などなど
本当に沢山のご指導をいただきました。



さて秋が過ぎる頃、オペラシティの情報誌に公演の案内が載りました。

'14Feb聖母マリアの夕べの祈りh.jpg


「日本初演」と書かれています。
これを見て聴きにいらっしゃる方もいるのですね。頑張らないと!


ところで、ペルゴレージと今回の演奏曲について。

ジョヴァンニ・バッティスタ・ペルゴレージ(Giovanni Battista Pergolesi, 1710~1736)は
イタリアの作曲家で、26年という短い生涯の間に美しい旋律によるオペラ作品を残し、古典派の先駆けと言われています。宗教曲では「スターバト・マーテル」が有名です。

「聖母マリアの夕べの祈り」は音楽学者マルコム・ブルーノがペルゴレージの初期のヴィヴァルディ風の作品から晩年の名作「サルヴェ・レジナ」までを再構成したものです。
全47曲からなり、そのうちの22曲が合唱曲で演奏時間は2時間強です。
合唱は、基本S1・S2・A・T・Bの5声部ですが、5曲ほど更に二重合唱の10声部に分かれる曲があり
アンサンブルの醍醐味を味わう事ができます。







いよいよ演奏会が翌々日となりました。

'14Feb聖母マリアの夕べの祈り10.jpg

オペラシティの巨人の下を通って、練習会場へ。
オーケストラとの合わせの練習です。

'14Feb聖母マリアの夕べの祈り11.jpg

いつもはピアノ伴奏での練習だったので、オケの響きは格別です。
独唱の歌手の皆さんの歌声もすばらしい~。



翌日は別会場で再びオケ合わせ。

そして、本番当日です。


'14Feb聖母マリアの夕べの祈り4.jpg

いつもは「聴きに」来ているオペラシティのロビーも
今日はどことなく違った雰囲気。






ステージでのリハーサル。
'14Feb聖母マリアの夕べの祈り6.jpg




BCJでご活躍の方も♪
'14Feb聖母マリアの夕べの祈りa.jpg

そう、このオケはオリジナル楽器なので
特に管楽器がモダンのものと随分違った形ですね。
素朴で暖かな音色がすてきです。



青木先生のリハーサル

リハーサル.jpg

カウンターテナーの青木先生、練習の時もソロパートを時折歌って下さるのですが
あまりに見事なので聴き惚れていて、自分が入る所をうっかり忘れてしまうこともしばしば(汗)
やっぱりプロの声は段違いっ!


私達合唱団は、普段の練習の時
「とにかくオペラシティは広いから、そんなんじゃ聞こえないよ!」
と言われ続けてきたので、結構頑張って声を出していましたが、
客席後方に行ってサウンドチェックをした先生方から
「ちゃんと聞こえているから力まないで!」という指示。
「リラックスして歌いなさい」と。

プロの声楽家の方から
「諸々の雑事から離れて、本番が一番リラックスできる」
と聞いたことがありますが、心も身体も自然体でいることは大切ですね。

ステージは本当に響きが良くて、歌いやすかったです。
本番まで あと僅か。。



ホールの中にいるとわかりませんでしたが
外は なんと 大雪!
もう、笑うしかありません。
なんでも青木先生は嵐を呼ぶ男なんですって。
以前、NYで合唱の公演をした時も大雪だったらしい。

雨男って言うけど雪男って言わないのね。。

しかし、これでめげてはいけない。
「たとえお客さんが誰もいなくても、しっかり歌いましょう!」
と、事務局の人。
でもね、予想以上に沢山のお客様がいらして下さったのです!
何と ありがたいことでしょう。。




そして、本番です!


'14Feb聖母マリアの夕べの祈り5.jpg




ペルゴレージ「聖母マリアの夕べの祈り」(日本初演)
             ~ 東京オペラシティ・タケミツメモリアル

2014年2月8日(土)14:00開演

指揮:青木洋也
管弦楽 :オーケストラ・シンポシオン 
合唱  :エルヴィオ・ソーヌス






適度の緊張感と開放感の中、気持ちよく歌うことが出来ました!

他のパートがこんなに良く聴けるなんて、最高!
一緒に動いたり掛け合ったり、もう わくわくしながら歌いました。

発声も、練習の時は解らなかったのに
本番で「これなのか!」と解ったことがあったり
とても充実した演奏会でした。

しかし、指揮もオケもプロだけあって本番は練習の100倍のテンションなんだなあ。凄~♪


お客様からは
「天から音楽が降ってくるようだった」
「浄罪された」

などなど 嬉しいお言葉を頂きました!
日本初演の名に恥じない演奏会になったのではないでしょうか。





22曲、どれもステキな曲ばかりで 大変だったけれど楽しい練習の日々でした。
青木先生が一から構想を練った演奏会が実現できて、本当に嬉しかったですよ。


また歌いたいなあ♪
抜粋でも良いから。。(いかがでしょう?青木先生~)


















(公式カメラマンから演奏会の写真をいただきました♪ クリックすると開きます)





このステージの上にいる すべての人が 

「ちから」を合わせて ひとつの音楽を紡いでいる

旋律が絡み合い

声と楽器の音色が交じり合い

ハーモニーが動く。。

こんなに心ときめく瞬間は

そう滅多にはやってこない



私は

確かに

ここに いた!




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ありがとう                  [歌にたくして]




'14Feb聖母マリアの夕べの祈り2.jpg



昨日は大雪の中オペラシティへご来場ありがとうございました!

合唱団エルヴィオソーヌスが青木洋也音楽監督の下、オーケストラシンポシオンとともに演奏した
ペルゴレージ「聖母マリアの夕べの祈り」は無事終演致しました。


そして、めずらしく発熱してしまいました。
演奏会の顛末は後日書きますね。
おやすみなさい。

























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