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AVI AVITAL          [コンサートの記憶]


アヴィ・アヴィタル&ヴェニス・バロック・オーケストラ
              ~浜離宮朝日ホール

(プログラム)
ロカテッリ:コンチェルト・グロッソ ハ短調 Op.1-11
ヴィヴァルディ:リュート協奏曲 ニ長調 RV93
エイヴィソン:ドメニコ・スカルラッティのソナタに基づく12の合奏協奏曲より第3番 ニ短調
ヴィヴァルディ:2つのマンドリンのための協奏曲 ト長調 RV532

ロカテッリ:6つの劇場風序曲 Op.4より第4番 ト長調
ヴィヴァルディ:マンドリン協奏曲 ハ長調 RV425
パイジェッロ:マンドリン協奏曲 変ホ長調
ヴィヴァルディ:協奏曲「四季」より"夏"ト短調

(アンコール)
ヴィヴァルディ:リコーダー協奏曲 RV443より 第2楽章
プチミス(ブルガリアの伝承曲)





マンドリンが歌う
それはそれは鮮やかに

なんという色彩感だろう!

撥弦楽器の
瞬間しか鳴らないはずの硬質な音の粒が
ふわっと膨らんだり
すうっと縮んだり
変幻自在に姿を変えて
フレーズを豊かに形作る

ヴェニス・バロック・オーケストラとの
息の合ったアンサンブルとともに
音楽を創り上げていくさまは
本当に見事で
ほとんど異次元の神懸かりのようなパフォーマンス!
じっさい
こんなにクオリティが高い演奏会は
滅多に出会えない!



'17Apriアヴィ.jpg
                    (この写真はweb上からお借りしました)





アヴィ・アヴィタルの存在を知ったのは いつ頃だったでしょう?
ネットで配信される、彼の弾くヴィヴァルディやバッハに夢中になりました。
いつかナマで聴きたい!
その思いが、この日 かないました。

空気をふるわせて伝わってくるマンドリンの倍音。
それは スピーカーを通して聞こえてくるものと
全く違っていました!
類い希な宝石の輝きのような音色は
聴く者の心をつかんで放さない。
身体に抱え込んで演奏する小さな楽器なのに
なんと雄弁に語るのだろう!


アヴィ・アヴィタル、
高度な演奏技術と音楽性を持っているのはもちろんだけれど
発想の豊かさは もの凄いものがある!
だって、マンドリンで演奏するためにかかれた曲ではないのに
彼が弾くと最初からマンドリンの曲だと納得してしまうくらい。

ヴェニス・バロック・オーケストラは様々なソリストと共演してきたから、
ヴィヴァルディの「四季」なんて何百回も演奏したことだろう。
でも、恐らくアヴィ・アヴィタルとの演奏は
彼らにとって新鮮で喜びに満ちたものに違いない。
ソリストのインスピレーションの発露をしっかりフォローするアンサンブルは
本当に見事!!




そしてアンコールの2曲目。
アヴィ・アヴィタルのソロ!!

何かの旋法の曲かと思ったら、ブルガリアの伝承曲をもとにした即興演奏。
暗い夜空、岩山の上で孤高の人が静かに奏でる民謡。
しだいに熱を帯び、激しいダンスが繰り広げられる。
まるで憑依したような踊り!
なんというグルーヴ!

まさに圧巻の幕切れ。。


'17Aprilアヴィ2.png





アヴィ・アヴィタルの演奏は
本当に大きな包容力に溢れていて
彼の豊かな人間性を感じさせてくれました。

サイン会では立ったまま、にこやかに
ひとりひとりに丁寧に挨拶していました。
その温かさは、握手した時の彼の大きな柔らかい手からも伝わってきました。







さて、時を同じくして
私の大好きなヴァイオリニスト、ダニエル・ホープが来日していました。
演奏を聴きたいのはモチロンでしたが、今回はコンチェルトなので行かないことにしたのです。
だって、コンチェルトって1曲だけなんですよ。(あたりまえだ!
もし聴きに行ったら「もっと聴きたい!!」って悲しくなるに違いない。
だから行かなかった。(へそまがり
でもね、ラジオの生中継があったのです!(アヴィ・アヴィタルの次の日でした)
うう~、ステキだったよう~(泣いている
そして!
アンコールが、ラヴィ・シャンカル(インドのシター奏者)の曲を元にした即興だったのです。
うわあっ!
ふたりの演奏がそっくりっ!!
民謡の要素のある曲のインプロヴィゼーション。
まるで示し合わせたようではないですか。

実は、ふたりは仲良しなんですよ~。
というのを知ったのは、この前日だったのですが
ふたりでお寿司を前に肩を組んでいる写真がSNSに投稿されてました~w
ああ、いつか二人の共演を聴いてみたいっ!


































バッハにまつわる作曲家たち     [コンサートの記憶]

【浜離宮ランチタイムコンサートvol.159】
鈴木優人 チェンバロ・リサイタル~バッハにまつわる作曲家たち~

(プログラム)
フローベルガー:トッカータ ニ調
L.クープラン:組曲 ニ短調(プレリュード・アルマンド・クーラント・サラバンド・
             カナリア・パストゥレル・シャコンヌ)
F.クープラン:第6組曲(第1曲:仮装をする人々 第2曲:心地よい恋やつれ 
            第3曲:さえずり 第4曲:ベルサン 第5曲:神秘的なバリケード             第6曲:牧歌(ロンド-) 第7曲:おしゃべりな 第8曲:羽虫)

スウェーリンク:半音階的幻想曲 ニ短調
D.スカルラッティ:ソナタ ヘ短調 K.555
ヘンデル:ハープシコード組曲第5番 ホ長調 HWV.430 より「調子の良い鍛冶屋」
C.P.E.バッハ:プロイセン・ソナタ第2番 変ロ長調

(アンコール)
フローベルガー:トッカータ イ短調




空気の中に漂っている音を 
ふわりと掴んだように
旋律がやわらかく動き出す

トッカータ・・
リュートなどを調弦し 試し弾きをするニュアンス
たゆたっていたものが
やがて音楽となっていく
悲しみをつのらせるように降りていく半音階。。



こうして演奏会はフローベルガーから始まりました。
J.S.バッハを1曲も演奏しない、「バッハにまつわる作曲家たち」という演奏会です。

次は「プレリュード・ノン・ムジュレ」
って、なんだかスイーツのようで美味しそう!
2月のお菓子付きコンサトの続きかしら~?(全然ちがいますっ!

ノン・ムジュレは「小節線がない」のです!
音符が並んでいるだけの譜面を、演奏者のインスピレーションで自由に表現するのです。
優人さんの演奏は、とても見通しが良くて
どこまでも軽やかに歩いていけそうな清々しさ。
それに続く組曲。
時に、この世か彼岸か区別がつかなくなる。
現代の感覚からは、とても遠いところにある音の並びを
優人さんは いとも たやすく弾いてのける。。

そして その作品をかいたルイ・クープランの甥、フランソワ・クープラン。
クープラン一族の栄華と繁栄。
そんな、フランスの艶やかな音色をチェンバロが奏でる。
まるで典雅な館に招かれたよう。。
ルイよりフランソワの作品の方が断然わかりやすい!
題名がついているせい?
それもあるけれど、確実に時代が変わったことを感じる。
これぞバロック!



後半は再び時代が遡り、オランダのスウェーリンク。
これはバッハのフーガですよ、と言われても信じてしまいそう。
クロマチックの下降。
歌い出す先行唱を追いかける後続唱。
優人さんがフーガを弾くと
遁走するテーマをどこまでも追いかけてゆける!

ここで、優人さんの楽曲解説。
理知的なお話しぶりを聞いていると、朝のラジオの時間みたいですねw

ドミニコ・スカルラッティとヘンデルはバッハと同い年。
一体その年に何があったのでしょう?と思ってしまうほど、作曲家の豊作年。
きっと星の巡りがそうさせたに違いない。

スカルラッティは555曲も「ソナタ」をかきましたが
「きりの良いところで555番を演奏します。」と優人さん。
(実は選ぶのが大変だったw というか555曲も聴いてられないし)

ヘンデルの曲は組曲の中の有名な1曲を「いいとこ取り」で。

こうしてJ.S.バッハに近づいた!と見せかけて
プログラム最後はバッハの次男の作品です。

それにしても後半は前半の柔らかなタッチとまるで違う。
もちろん、アーティキュレーションも!

イタリアからスペインへ渡ったスカルラッティと
ドイツからイギリスへ活躍の場をもとめたヘンデル。
それぞれの曲の個性がはっきりと弾き分けられる。
それはもう、見事に!

そしてカール・フィリップ・エマヌエル・バッハの作品は
古典派の時代の到来を告げている。
父のヨハン・セバスチヤンの時代、バロックが終わったことを。




'17April優人.jpg



さあ、本当にJ.S.バッハの作品は演奏されませんでした!

それなのに何故かとても近しく感じるのです。
まるでJ.S.バッハが ずっと見守ってくれたような
そんな親しみ。

それぞれの作品に隠れたバッハのエッセンスは
時代や国が違っても 通ずるものがあるのでしょう。


アンコールに奏されたフローベルガー。
それは とてもルネサンスに近くて
音楽の起源を思い起こさせる。

時を越えた旅のおわり。。

















































Matthäus-Passion             [コンサートの記憶]

J. S. バッハ
《マタイ受難曲》 BWV 244
             ~みなとみらい大ホール


指揮:鈴木優人

エヴァンゲリスト:ニコラス・スコット
ソプラノ:松井亜希、藤崎美苗
アルト:ジョン・ミンホ、青木洋也
テノール:谷口洋介
バス:加耒 徹、浦野智行

合唱・管弦楽:バッハ・コレギウム・ジャパン









響きの美しい大ホール

そこで語られる音楽は

明晰で

しかも 

心の深いところに訴えてくる

これがバッハの宇宙

遠い昔の音楽が

生き生きと よみがえる。。



'17Marchマタイ2.jpg



バッハ・コレギウム・ジャパンの演奏を優人さんの指揮で聴くのは初めて!
指揮だけではなく、オルガンも!
マタイ受難曲はエヴァンゲリストという物語の進行役がいるのですが
そのレチタティーヴォの通奏低音をチェロとともに担っているのです。

合唱曲、ソリストの歌の時は指揮をしますが
それが終わった瞬間、エヴァンゲリストのためにオルガンを鳴らす。
これは即興で呼吸を合わせていくのですから
本当にすさまじい集中力!

さらに、合唱曲の時はずっと歌っているのですよ。
もう、この曲が身体にしみ込んでいるみたいです。
聞くところによると、子どもの頃 家で毎日マタイ受難曲をかけていたとか。
ご両親に嫌がられても 聴き続けていたという強者ですw

そんな優人さんが創る音楽は
見通しが良いのに、しっかりと情感もこもっている。
それは、おそろしくバランスの良い合唱を聴いてもわかる。
ほんとうに、ダイナミクスの幅がこれほど広いとは。
言葉のニュアンスがすばらしい表現につながっている。

そして、どのソリストも本当に表情豊か。
まるで演奏会形式のオペラを観ているよう!
特に イエス役の加耒徹さん。
弟子に対する気持ち、「人の子」としての死への怖れ、
そんな細やかな心のひだが歌われて 涙がこらえきれず。。

(ホント、なんでバッグからティッシュを出しておかなかったのか、激しく後悔。
だって、客席は水を打ったようにシーーンとしているんですもの。
ちょっとでも音を立てたらタイヘンです~・汗)

エヴァンゲリスト役のニコラス・スコットさんは
去年レザールフロリサンの一員として来日した時に聴きましたが、
その時よりずっと感動しました!
(というのはウィリアム・クリスティーには内緒ねw)

さて管弦楽、第一オケのコンマスはトゥオーモ・スーニさん。
BCJのヨーロッパ公演の時に出演される方だそうですが
超絶な演奏技術に、価値観がひっくり返るくらいの衝撃っ!
なんであんなに細かくアーティキュレーションを付けているのに凄いスピードで弾けるの?!
もうお一人はヴィオラ・ダ・ガンバのエマヌエル・バルサさん。
優人さんと一緒に通奏低音を弾くのですが、ぐっとくる音色でパッキーンと攻められるので陥落w
バロック・チェロとガンバの両方を使い分けていましたが
恐らくガンバって小回りのきく楽器じゃないはずなのに
あれだけエッジの立った演奏が出来るってタダ者じゃない~!





'17Marchマタイ1.JPG


ほんとうにね、こんな席で聴くと
「気」がダイレクトに飛んできます。
もちろん、指揮者の息まで聞こえます。
空中に舞っていた指先が、さっと鍵盤の上に着地する!

そして
カウンターテナーを歌う青木洋也さんと優人さんが
呼吸を合わせ、音を紡いだ瞬間は
ストップモーションになって
記憶のなかに焼き付けられるのです。。























「春」「恋」「愛」      [コンサートの記憶]

Aprico Weekday Concert Vol.12             
        ~大田区民ホール・アプリコ 小ホール

(出演)
加耒徹(バリトン)
松岡あさひ(ピアノ)

(プログラム)
R.クィルター:愛の哲学
J.アイアランド:春の悲しみ
G.フィンジ: 恋する若者とその娘
F.シューベルト:春の信仰
        セレナーデ
R.シューマン:献呈
R.シュトラウス:ひそやかなる誘い
G.ヘンデル:歌劇「ジューリオ・チェーザレ」より「おまえは私の心の中の心」
W.A.モーツァルト: 歌劇「ドン・ジョヴァンニ」より「窓辺に寄せて」
G.ビゼー:歌劇「カルメン」より「闘牛士の歌」
G.トマ:歌劇「ハムレット」より「酒よ憂さを晴らせ」

(アンコール)
越谷達之助:初恋




艶やかな黄金のようなバリトンヴォイスが
空気を振るわせ、ホールを満たす

客席の ひとりひとりに向けて
表情豊かな歌が届けられる

春、恋そして愛の曲たち
音楽に身をゆだねた至福のひととき。。


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加耒徹さんは、私たちの合唱団の演奏会にソリストとして出演してくれました。
合唱団はソリストの後ろにいるので、前から聴きたい!
という願いがかないました。

歌曲からオペラアリアまで、
本当に盛りだくさんなプログラム。
これが朝のコンサートだなんて!(凄~
しかも、この前日はリサイタルをされていたという!
しかも、この日は午後の部もあるという!

しかもっっ、全て違うプログラムで
全て暗譜だという!!

この2日後にもコンサートがあって、それも入れると
60曲以上を暗譜!!!

そして、歌のクオリティの高いことといったら!!
まさに驚異的です~。







強靱さと繊細さの両方を持ち合わせた、確かな演奏技術。
歌曲は、絶妙なフレージングで紡がれる詩の世界が
心にダイレクトに響きます。

オペラアリアは、まるで舞台装置が整ったステージに
衣装を着けて登場したかと錯覚してしまうくらい!

だから、聴く者は
ただただ音楽に身を任せ
曲の世界に入り込むことができるのです。



さらに、お話も とてもお上手で、曲の聴き所を解りやすく解説してくれます。

そうそう、ヘンデルの曲を歌う前に「今日はヘンデルの誕生日」と紹介してくれましたが
私の誕生日でもあったので、お祝いに歌って下さった!と勝手に思って(←殴



それから忘れちゃいけない、共演ピアニストの松岡あさひさん!
本当に素晴らしかった~♬♪
歌曲とオペラでは演奏のしかたが変わるのは当然ですが
作曲家によって音色からなにから、ガラリと変えて弾いている!
これは凄かったっ!
シューマンの音とシューベルトの音が違うんですよ。
これが出来る人は、なかなかいません!(ブラボー







アンコールで歌われた「初恋」

静寂の狭間から生まれた音が 
美しい日本語とともに語られ
あたたかい余韻をのこして
コンサートの幕が下ろされました。。





'17Feb加耒徹2.jpg

























音楽×ダンス×スイーツ        [コンサートの記憶]

チェンバロと踊る“お菓子”な世界
           ~Hakuju Hall

鈴木優人(チェンバロ)
TAKAHIRO(ダンス)
菊地賢一(パティシエ)

(プログラム)
J.S.バッハ:半音階的幻想曲とフーガ BWV.903
F.クープラン:神秘的なバリケード
ラモー:雄鳥
    未開人の踊り

武満徹:夢見る雨
J.S.バッハ:ゴルドベルク変奏曲より アリア
マドンナ:ハング・アップ




暗闇のステージに明かりがつくのと同時に
チェンバロの急速な演奏が始まる
いつのまにか現れたダンサーが
バッハの曲に反応してゆるやかに動き出す
なんて しなやかな身体だろう!
時には奏者に近づき 触れながら
ともに呼吸して
音の世界に遊ぶ。。


そして 登場したパティシエが
ケーキにデコレーションを始める
真っ白なクリームに
イチゴが鮮やか!
かくしてクープランは
とろけるような甘い音楽となる。。




テーブルを囲んだ3人が
音楽とダンスとスイーツという
ステキなコラボレーションについて話します。

TAKAHIROさんが初めてチェンバロの演奏を聴いた時のイメージは
水が渦を巻いて流れ続けているようだったそうです。
昔なのに新しい!
コンピュータで打ち込まれた電子音楽で
ストリートダンスをしている人の耳に とても刺激的だったのは、
生演奏が弾く度に変化するものだということ。
呼吸を合わせてダンスをする、根源的なものに気付いたそうです。

パティシエの菊地さんのスイーツのお店「レザネフォール」は超人気店。
美味しいのはもちろんですが、とっても可愛いのです♡
優人さんもTAKAHIROさんも大ファン!

さあ、ここで菊地さんの「マカロンのレシピ」大公開~。
優人さんが「3分間クッキング」のテーマを演奏(爆笑

次は実際に作ってもらいましょう。
テーブルに並んでいる果物の中から、客席の拍手でパイナップルに決まり
ナイフをふるって鳥を製作。
クッキングミュージックはラモーの「雄鳥」
コッコッコッコ・・
というフレーズのリフレインに乗って
TAKAHIROさんも卵を泡立てながらダンス。
ちょっとしたアクシデント(卵が減ってしまいました~)がありましたが
鳥は無事に完成!
可愛らしいですねえ。


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さて、優人さんとTAKAHIROさんはケーキを試食していますよ。
いいなあ~(客席からため息がw
実はこの後、私たちもスイーツがいただけるはずなのですが
「ただで差し上げるわけにはいかない」w
なんと、優人さんの演奏でTAKAHIROさんの振り付けのダンスを皆で踊り
100%上手くいったら食べられる、ということになりました~(マジかー!
しかしマドンナのバックで踊り、振り付けもやっていたTAKAHIROさんの踊りでは
ハードルが高すぎる!!
だいたい私は踊りが苦手なんですよー。
でも、スイーツをゲットするためには頑張るぞっ!

優人さんが弾くのはラモーの「未開人の踊り」。
TAKAHIROさんがお手本を見せてくれて、客席も見よう見まねで動きます。
それがね、座ったまま身体をゆらしたり、手を上げ下げするものですが
(踊りが苦手だと、そんなものでも間違えるww)
振り付けが音楽にピッタリ合っていて、しかも教え方が上手なので
私もミスなく出来ました!(人生初w
私が出来たのだから、他の皆さんはバッチリです~。
全員合格で、無事にスイーツを戴けることになりました。


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6種類もあって目移り!
ロビーは大混雑w





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後半は「夢見る雨」の演奏が流れるなか
「水」がキーワードになったパフォーマンスが
TAKAHIROさんと、二人の女性ダンサーによって演じられます。

「ゴルドベルク」は時が止まったかのよう
ストップモーション・・
でも大好きなイチゴを食べさせてもらって幸せな気持ちになった優人さん、
音楽がなめらかに流れ出しました。

ところで、チェンバロの音はゲーム音楽やアニメにも良く使われているのですね。
優人さんがそんなフレーズをあれこれ弾くと、みな大喜び~。

いろいろ無茶振りが多いコンサートですがw
最後はチェンバロでマドンナ!
ダンサーは電飾のグラスとシューズ♬♪
パティシエはボールと泡立て器でパーカッション♪♬
ひゃー、カッコイイ!!




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                     (こちらの写真はweb上からお借りしました)





優人さんはマドンナを弾くのは「一生に一度」と言ってましたが
そうでしょうか?
次を期待しちゃいます~♡






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Jazz Session           [コンサートの記憶]

小曽根真 ジャズ・セッション feat.No Name Horses Quartet
                   ~板橋文化会館 大ホール


小曽根 真(ピアノ)
エリック宮城(トランペット)
中村健吾(ベース)
高橋信之介(ドラムス)


(セットリスト)
'17FebOZ2.JPG


闇の中から聞こえたのは
風にゆれる葉擦れ?

・・それはピアノの弦を指で弾く音。
そして それに応える柔らかいシンバル。
ピアノとドラムスが会話する。
はじめは静かに。
やがてリズミカルに。
そこへ ベースが加わりセッションになる。
ああ、なんて喜びにみちた音楽だろう!

2曲目はピアノの「チョップスティックス」ではじまったジャズワルツ。
ピッコロ・トランペットが明るい音を奏で
軽やかなステップを踏むダンサーが見えるよう!

ふたつの曲、どちらもステキに明るくて
こんなに幸せなのに
こんなに胸が高なるのに
なぜか涙が流れて止まらない。。


いつもJoyにあふれている小曽根さんのピアノ。
それが さらに自由に躍動している。
磨かれた音が紡ぎ出すインプロヴィゼーションが
とても艶やかで、香り豊かな響きを放つ。
リズミカルな音と音の隙間に見え隠れする
この、ステキな輝き!

小曽根さんは、このライブの数日前までニューヨークにいて
クラレンス・ペン、ジェームス・ジーナスとレコーディングをしていたのです。
最強のトリオ!!
彼らの活動の再開を、どんなに待ち望んでいたことでしょう。
小曽根さんのピアノが一番いきいきとするのは、このトリオだもの!

これは、まさしくニューヨークからの風。
セッションの真新しい記憶が
風にのって東京へ!



次はエリック宮城さんが若い時の思い出話を。
ステキなお話を聞いた後の演奏は
しっとりとしたトランペットの音色が心にしみます。

そして小曽根さんのバラード。
決して押しつけがましいことがない
自然に語られるピアノのフレーズは
胸にストンと落ちる
たとえば
遠く旅をしていても
いつか必ず
あるべきところに還っていく人のように。。


前半最後のセッション。
ひとりひとりが プロフェッショナルで
超絶なパフォーマンスを繰り広げているのに
すっごい余裕の笑顔!
カッコ良すぎだっw




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この日、いくつかの楽器を持ってきたエリックさん。
最初の曲のサイズが小さいピッコロ・トランペットの後は
普通の大きさの楽器を使っていましたが
今度は1つの楽器に2つのラッパが付いています。
操作によって2種類の音を吹き分けられる。
「ギャラは倍ですか?」
と笑いをとっていましたが、ホントにすばらしくて楽しい~♪♬




そして、なんとっ!
小曽根さんがNYで録音してきたばかりの新曲が
披露されましたっ!!

セットリストには「Waltz」となっていますが
「Angel Tears」というイメージだという小曽根さん。
シンプルで飾らないメロディー。
揺れるリズムが
つないだ手のぬくもりや
あたたかな抱擁を思わせる。。



後半最後の曲、そしてアンコールも
ジャズセッションならでは!の凄い演奏でしたが
どんなにぶっ飛ばしても
4人の音はどこまでもクリアで明るく
確信に満ちたものでした。


喜びや哀しみや
私の生き方そのものを肯定してくれた
熱いライブに
感謝



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メディチ家が愛した音楽        [コンサートの記憶]

「メディチ家が愛した音楽」イタリア・ルネサンスの響き
                   〜近江楽堂

リュート、構成&編曲:高本 一郎
カウンターテナー:青木 洋也
タンバリン:田島 隆

(プログラム)
ロッシーノ・マントヴァーノ:バグパイプの音色のようだ
レオナルド・ダ・ヴィンチ:愛は甘美なものであるが
ヘンリクス・イザーク:インスブルックよさらば
ジャン・ムートン:アヴェ・マリア
作者不詳(15世紀):望みなき運命
グリエルモ・グリエルモ・エブレオ・ダ・ペザーロ:些細なこと
ロレンツォ・デ・メディチ(詩)・高本一郎(曲):麗しき青春
頑固にやりとげるのだ:マルケット・カーラ
ジャコモ・フォリアーノ:愛しい人よ

ジョスカン・デ・プレ:はかりしれぬ悲しさ
           スカメッラは戦いに
作者不詳(16世紀):スパニョレッタ(シチリアーナ)
ヤコブ・アルカデルト:白き優しい白鳥
フィリップ・ヴェルドロ:あなたの美しい顔
ヴィンチェンツォ・ガリレイ:サルタレッロ
エミリオ・デ・カヴァリエーリ:何という新たな奇跡
ジュリオ・カッチーニ:東方の門より




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楽しげに 飛び跳ねるリズム!
やわらかく弾む打楽器の音は
踊りの輪にさそう

晴れやかな撥弦楽器と
さわやかな歌の調べ

ようこそ
笑顔あふれる ひとときへ。。





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ルネサンスのころ
イタリアはフィレンツェで栄華を誇ったメディチ家。
学問や美術が大輪の花を咲かせる中で
音楽もまた、すばらしい作品が生み出された。
レオナルド・ダ・ビンチが即興演奏の名手であり
ガリレオ・ガリレイの父も音楽家だった。



ゆるやかに 爪弾かれる
リュートのしめやかな音色は
いにしえの時の狭間を思い起こさせる

ゆらめく蝋燭の明かり
かすかな衣擦れ

静かに歌われる優しい旋律は
忘れていた人を思い起こさせる






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田島隆さんのパーカッション、本当に凄かった!!
「日本で唯一のタンバリン専門の奏者」と紹介されていますが
1つのタンバリンから叩き出す音が何種類もあって、
それが非常に美しい音色なのです!
タンバリンの皮をシュッとこする音だけでも、ぞくっとするほどステキ。

太く力強く、また軽やかに細やかに
繰り出すリズムは素晴らしいグルーヴ感を生み出し
音楽をドライブさせていくのです。
もちろん、即興演奏ですよ~♬♪


パーカッションに触発されたリュートとカウンターテナー。
3人の気持ちがどんどん高まって
躍動感みなぎる音楽が繰り広げられる。

プロフェッショナルが刺激し合って
新しい境地を開いていく。
夢のような瞬間が
目の前に現れる、快感!



これが踊らずにいられますかっ!
もう、アンコールの時は立ち上がって踊ってしまいましたよ~w




'17Febメディチ家4.JPG








再演熱烈希望!!!

と 心の中で叫んでいたら
思いが通じたみたいです~(やったね!

























Soli Deo Gloria    [コンサートの記憶]

J.S.バッハ:ミサ曲ロ短調
          ~紀尾井ホール


(出演)
指揮・アルト:青木洋也
ソプラノ1:澤江衣里 柏原奈穂 望月万里亜
ソプラノ2:藤崎美苗 村元彩夏 清水梢
アルト:青木洋也 布施奈緒子 高橋ちはる 輿石まりあ
テノール:中嶋克彦 藤井雄介 石川洋人 鏡貴之
バス:加耒 徹 浦野智行 藤井大輔 山本悠尋

管弦楽:フィルハーモニーカンマーアンサンブル
コンサートマスター:石橋エドアルド和彦





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なんてバランスのとれた美しい合唱だろう!
ひとつのパートが4名ずつ。
それぞれのパートの声質がぴったり合っていて
細部まで明晰に聴こえてくる。
それはもう、すがすがしいほどに!

驚いたことに
青木洋也さんは指揮をしながら合唱も歌っている。
そして、アルトのソリストでもあるのだ!

青木さんが指揮とソリストを務めることは良くあるけれど
合唱も歌ってしまうとは。。

もうひとつ驚いたのは、オーケストラがモダン楽器だったこと。
(ティンパニとホルンはオリジナル楽器)
古楽器よりも高いモダンのピッチで聴く「ロ短調」。
それは
生き生きと若さに溢れた音楽。
それは、この小編成のオーケストラが
機敏に反応する確かな技術を持っているからでもある。
オルガン・チェンバロが加わった通奏低音の見事なこと!

通常は管弦楽が手前、合唱が奥側に並ぶけれど
この日の配置は逆になっていた。
モダン楽器のカッキリした音が、合唱の向こうから飛んでくるのは
なんとも心地よい。
テキストを大切にする青木さんの、
「歌がメイン」というコンセプトなのかもしれない。



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冒頭のKyrieは十字架の道行きのような重い足どり。
第6曲Gratiasはあっさりとした2拍子、というように
テンポひとつ取っても青木さんのこだわりが感じられた演奏。
それを実現した歌手たちは皆、青木さんの音楽仲間。

演奏者の心がひとつになって創り上げていく瞬間は
遙かな宇宙に思いを馳せる時のように
心がふるえる。

終曲Dona nobis pacem 
こらえていた涙が一気にあふれて。。



そして
指揮・独唱・合唱の全てをやり遂げた青木洋也さんに
感動の喝采!!















Soli Deo Gloria(ただ神にのみ栄光あれ)
ヨハン・ゼバスティアン・バッハは彼の自筆譜に「SDG」とサインした。












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Winterreise       [コンサートの記憶]

「冬の旅」
       ~成蹊学園本館大講堂

ユリアン・プレガルディエン(テノール)
鈴木優人(フォルテピアノ)



(プログラム)
シューベルト:連作歌曲集「冬の旅」D.911(全曲)
       (詩)ヴィルヘルム・ミュラー

1. おやすみ    Gute Nacht
2. 風見の旗    Die Wetterfahne
3. 凍った涙    Gefrorne Tränen
4. かじかみ    Erstarrung
5. 菩提樹     Der Lindenbaum
6. 溢れる涙 Wasserflut
7. 川の上で   Auf dem Flusse
8. 回想      Rückblick
9. 鬼火      Irrlicht
10. 休息     Rast
11. 春の夢    Frühlingstraum
12. 孤独     Einsamkeit

13. 郵便馬車   Die Post
14. 霜おく頭   Der greise Kopf
15. 烏      Die Krähe
16. 最後の希望  Letzte Hoffnung
17. 村で     Im Dorfe
18. 嵐の朝    Der stürmische Morgen
19. まぼろし   Täuschung
20. 道しるべ   Der Wegweiser
21. 宿屋     Das Wirtshaus
22. 勇気     Mut
23. 幻の太陽   Die Nebensonnen
24. 辻音楽師   Der Leiermann




静かな前奏に促され 歌がはじまる。
なんて やわらかな声だろう。
フォルテピアノの落ち着いた音色と調和して
風情のあるホールに
さざ波のように広がっていく。。


確かな技術に支えられたユリアン・プレガルディエンさんの歌唱。
その素晴らしい表現力で、この歌曲集の全編に流れる
孤独、絶望、そして愛を見事に表現する。

そして鈴木優人さんの弾くフォルテピアノ!
繊細かつ大胆な演奏で、情景をいきいきと描写していく。

ふたりの呼吸が一体となり、シューベルトの世界が創り上げられる。

それを聴くうちに 
生きること、人生の意味に思いを馳せる。
時に心を激しくゆさぶられ
いつしか涙が頬を伝っている。。




'17Jan冬の旅2.jpg





ユリアン・プレガルディエンさんは、
お父上が世界的なテノール歌手のクリストフ・プレガルディエンさん。
優人さんのお父上である鈴木雅明さんも、指揮者・鍵盤奏者として世界で活躍しています。
いわば、二世のサラブレッド同士の共演です。
初共演ですが、すぐに意気投合したという二人。
まさに親密で
しかし決して予定調和ではなく
お互いに反応し合い、音楽が広がっていく。
それは まるで羽ばたく鳥のように自由!

もしかしたら
現代のピアノより少し低めのピッチ、平均律に近いという調律をされた楽器が
シューベルトの魂を呼び寄せたのかもしれない。。













優人さんが弾いたフォルテピアノ。
なんと!レプリカではなく、1820年製のホンモノです~。
シューベルトの時代の楽器の演奏が聴けるなんて、貴重ですね。



                (以下2枚の写真はweb上からお借りしました)
'17Jan冬の旅3.jpg


ペダルは足で踏むものが5つ。
左端のを踏むとハンマーと弦の間にフェルトが挟まり、ホンキートンクな音になります。
優人さんは終曲の「辻音楽師」でこれを使い、
オリエンタルなドローンのような効果を出していらっさいました♬


'17Jan冬の旅4.jpg



弦が鍵盤に対してストレートに張ってあるのはフォルテピアノの特徴です。
(現代のピアノはクロスしている)

この会場は、学校の講堂で大正時代に建てられたものだそうです。
この楽器の音色にピッタリでしたよ。










帰り道は
冬の旅を彷彿とさせる夕暮れ。。


'17Jan冬の旅5.JPG





















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歌いまくり!        [コンサートの記憶]

超!年越しコンサート2016→2017【今年の年越しは歌って歌って歌いまくり!】
                  ~すみだトリフォニーホール

(出演)
指揮・ピアノ・司会:宮川 彬良
歌:ささき いさお、ダイナマイトしゃかりきサ~カス
管弦楽:新日本フィルハーモニー交響楽団
合唱:栗友会合唱団

(プログラム)
第1部 ~Sing Sing Sing!~
恋のバカンス
上を向いて歩こう
ゆうがたクインテット名曲集
 目はおこってる・ただいま考え中・ちょっと
アメイジング・グレース
Aquarious ~ Let the sunshine in

第2部 ~微笑みは涙をこえる~
いずみたく:見上げてごらん夜の星を
バリー・グレイ:サンダーバード
宮川泰:宇宙戦艦ヤマト テーマ
宮川泰:真赤なスカーフ
宮川彬良:大ディンギル帝国星
宮川彬良:微笑みは涙をこえる
~いよいよカウントダウン!~
深い河
シンフォニックマンボ No.5
若いってすばらしい
マツケンサンバⅡ



今年もアキラさんの「超年越し!」で年を越しました~♬♪♬

「今年はワタシの好きな曲だけっをやります!」
まあ、嬉しい!
アキラさんが好きな曲ならバッチリですね~。

というわけで、本当に楽しいコンサートでした。
何しろ歌手が上手いっ!

ダイナマイトしゃかりきサ~カスは女性2人、男性1人のグループですが
超絶なハモりとリズム感でカッコ良い~!
アカペラのアメージング・グレースで腰が抜けました(拍手喝采!

ささきいさおさんって、歳をとらないのでしょうか?!
昔のままの声のツヤと声量で「ヤマト」を朗々を歌い上げました~。

アキラさんのお話も面白くて
オケも合唱も本当にすばらしくて

今年も、絶対に佳い年になりますね~!!





'17超年越し.jpg



























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