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「春」「恋」「愛」      [コンサートの記憶]

Aprico Weekday Concert Vol.12             
        ~大田区民ホール・アプリコ 小ホール

(出演)
加耒徹(バリトン)
松岡あさひ(ピアノ)

(プログラム)
R.クィルター:愛の哲学
J.アイアランド:春の悲しみ
G.フィンジ: 恋する若者とその娘
F.シューベルト:春の信仰
        セレナーデ
R.シューマン:献呈
R.シュトラウス:ひそやかなる誘い
G.ヘンデル:歌劇「ジューリオ・チェーザレ」より「おまえは私の心の中の心」
W.A.モーツァルト: 歌劇「ドン・ジョヴァンニ」より「窓辺に寄せて」
G.ビゼー:歌劇「カルメン」より「闘牛士の歌」
G.トマ:歌劇「ハムレット」より「酒よ憂さを晴らせ」

(アンコール)
越谷達之助:初恋




艶やかな黄金のようなバリトンヴォイスが
空気を振るわせ、ホールを満たす

客席の ひとりひとりに向けて
表情豊かな歌が届けられる

春、恋そして愛の曲たち
音楽に身をゆだねた至福のひととき。。


'17Feb加耒徹1.jpg


加耒徹さんは、私たちの合唱団の演奏会にソリストとして出演してくれました。
合唱団はソリストの後ろにいるので、前から聴きたい!
という願いがかないました。

歌曲からオペラアリアまで、
本当に盛りだくさんなプログラム。
これが朝のコンサートだなんて!(凄~
しかも、この前日はリサイタルをされていたという!
しかも、この日は午後の部もあるという!

しかもっっ、全て違うプログラムで
全て暗譜だという!!

この2日後にもコンサートがあって、それも入れると
60曲以上を暗譜!!!

そして、歌のクオリティの高いことといったら!!
まさに驚異的です~。







強靱さと繊細さの両方を持ち合わせた、確かな演奏技術。
歌曲は、絶妙なフレージングで紡がれる詩の世界が
心にダイレクトに響きます。

オペラアリアは、まるで舞台装置が整ったステージに
衣装を着けて登場したかと錯覚してしまうくらい!

だから、聴く者は
ただただ音楽に身を任せ
曲の世界に入り込むことができるのです。



さらに、お話も とてもお上手で、曲の聴き所を解りやすく解説してくれます。

そうそう、ヘンデルの曲を歌う前に「今日はヘンデルの誕生日」と紹介してくれましたが
私の誕生日でもあったので、お祝いに歌って下さった!と勝手に思って(←殴



それから忘れちゃいけない、共演ピアニストの松岡あさひさん!
本当に素晴らしかった~♬♪
歌曲とオペラでは演奏のしかたが変わるのは当然ですが
作曲家によって音色からなにから、ガラリと変えて弾いている!
これは凄かったっ!
シューマンの音とシューベルトの音が違うんですよ。
これが出来る人は、なかなかいません!(ブラボー







アンコールで歌われた「初恋」

静寂の狭間から生まれた音が 
美しい日本語とともに語られ
あたたかい余韻をのこして
コンサートの幕が下ろされました。。





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