So-net無料ブログ作成

Jazz Session           [コンサートの記憶]

小曽根真 ジャズ・セッション feat.No Name Horses Quartet
                   ~板橋文化会館 大ホール


小曽根 真(ピアノ)
エリック宮城(トランペット)
中村健吾(ベース)
高橋信之介(ドラムス)


(セットリスト)
'17FebOZ2.JPG


闇の中から聞こえたのは
風にゆれる葉擦れ?

・・それはピアノの弦を指で弾く音。
そして それに応える柔らかいシンバル。
ピアノとドラムスが会話する。
はじめは静かに。
やがてリズミカルに。
そこへ ベースが加わりセッションになる。
ああ、なんて喜びにみちた音楽だろう!

2曲目はピアノの「チョップスティックス」ではじまったジャズワルツ。
ピッコロ・トランペットが明るい音を奏で
軽やかなステップを踏むダンサーが見えるよう!

ふたつの曲、どちらもステキに明るくて
こんなに幸せなのに
こんなに胸が高なるのに
なぜか涙が流れて止まらない。。


いつもJoyにあふれている小曽根さんのピアノ。
それが さらに自由に躍動している。
磨かれた音が紡ぎ出すインプロヴィゼーションが
とても艶やかで、香り豊かな響きを放つ。
リズミカルな音と音の隙間に見え隠れする
この、ステキな輝き!

小曽根さんは、このライブの数日前までニューヨークにいて
クラレンス・ペン、ジェームス・ジーナスとレコーディングをしていたのです。
最強のトリオ!!
彼らの活動の再開を、どんなに待ち望んでいたことでしょう。
小曽根さんのピアノが一番いきいきとするのは、このトリオだもの!

これは、まさしくニューヨークからの風。
セッションの真新しい記憶が
風にのって東京へ!



次はエリック宮城さんが若い時の思い出話を。
ステキなお話を聞いた後の演奏は
しっとりとしたトランペットの音色が心にしみます。

そして小曽根さんのバラード。
決して押しつけがましいことがない
自然に語られるピアノのフレーズは
胸にストンと落ちる
たとえば
遠く旅をしていても
いつか必ず
あるべきところに還っていく人のように。。


前半最後のセッション。
ひとりひとりが プロフェッショナルで
超絶なパフォーマンスを繰り広げているのに
すっごい余裕の笑顔!
カッコ良すぎだっw




'17FebOZ1.jpg





この日、いくつかの楽器を持ってきたエリックさん。
最初の曲のサイズが小さいピッコロ・トランペットの後は
普通の大きさの楽器を使っていましたが
今度は1つの楽器に2つのラッパが付いています。
操作によって2種類の音を吹き分けられる。
「ギャラは倍ですか?」
と笑いをとっていましたが、ホントにすばらしくて楽しい~♪♬




そして、なんとっ!
小曽根さんがNYで録音してきたばかりの新曲が
披露されましたっ!!

セットリストには「Waltz」となっていますが
「Angel Tears」というイメージだという小曽根さん。
シンプルで飾らないメロディー。
揺れるリズムが
つないだ手のぬくもりや
あたたかな抱擁を思わせる。。



後半最後の曲、そしてアンコールも
ジャズセッションならでは!の凄い演奏でしたが
どんなにぶっ飛ばしても
4人の音はどこまでもクリアで明るく
確信に満ちたものでした。


喜びや哀しみや
私の生き方そのものを肯定してくれた
熱いライブに
感謝



'17FebOZ3.jpg