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「春」「恋」「愛」      [コンサートの記憶]

Aprico Weekday Concert Vol.12             
        ~大田区民ホール・アプリコ 小ホール

(出演)
加耒徹(バリトン)
松岡あさひ(ピアノ)

(プログラム)
R.クィルター:愛の哲学
J.アイアランド:春の悲しみ
G.フィンジ: 恋する若者とその娘
F.シューベルト:春の信仰
        セレナーデ
R.シューマン:献呈
R.シュトラウス:ひそやかなる誘い
G.ヘンデル:歌劇「ジューリオ・チェーザレ」より「おまえは私の心の中の心」
W.A.モーツァルト: 歌劇「ドン・ジョヴァンニ」より「窓辺に寄せて」
G.ビゼー:歌劇「カルメン」より「闘牛士の歌」
G.トマ:歌劇「ハムレット」より「酒よ憂さを晴らせ」

(アンコール)
越谷達之助:初恋




艶やかな黄金のようなバリトンヴォイスが
空気を振るわせ、ホールを満たす

客席の ひとりひとりに向けて
表情豊かな歌が届けられる

春、恋そして愛の曲たち
音楽に身をゆだねた至福のひととき。。


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加耒徹さんは、私たちの合唱団の演奏会にソリストとして出演してくれました。
合唱団はソリストの後ろにいるので、前から聴きたい!
という願いがかないました。

歌曲からオペラアリアまで、
本当に盛りだくさんなプログラム。
これが朝のコンサートだなんて!(凄~
しかも、この前日はリサイタルをされていたという!
しかも、この日は午後の部もあるという!

しかもっっ、全て違うプログラムで
全て暗譜だという!!

この2日後にもコンサートがあって、それも入れると
60曲以上を暗譜!!!

そして、歌のクオリティの高いことといったら!!
まさに驚異的です~。







強靱さと繊細さの両方を持ち合わせた、確かな演奏技術。
歌曲は、絶妙なフレージングで紡がれる詩の世界が
心にダイレクトに響きます。

オペラアリアは、まるで舞台装置が整ったステージに
衣装を着けて登場したかと錯覚してしまうくらい!

だから、聴く者は
ただただ音楽に身を任せ
曲の世界に入り込むことができるのです。



さらに、お話も とてもお上手で、曲の聴き所を解りやすく解説してくれます。

そうそう、ヘンデルの曲を歌う前に「今日はヘンデルの誕生日」と紹介してくれましたが
私の誕生日でもあったので、お祝いに歌って下さった!と勝手に思って(←殴



それから忘れちゃいけない、共演ピアニストの松岡あさひさん!
本当に素晴らしかった~♬♪
歌曲とオペラでは演奏のしかたが変わるのは当然ですが
作曲家によって音色からなにから、ガラリと変えて弾いている!
これは凄かったっ!
シューマンの音とシューベルトの音が違うんですよ。
これが出来る人は、なかなかいません!(ブラボー







アンコールで歌われた「初恋」

静寂の狭間から生まれた音が 
美しい日本語とともに語られ
あたたかい余韻をのこして
コンサートの幕が下ろされました。。





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音楽×ダンス×スイーツ        [コンサートの記憶]

チェンバロと踊る“お菓子”な世界
           ~Hakuju Hall

鈴木優人(チェンバロ)
TAKAHIRO(ダンス)
菊地賢一(パティシエ)

(プログラム)
J.S.バッハ:半音階的幻想曲とフーガ BWV.903
F.クープラン:神秘的なバリケード
ラモー:雄鳥
    未開人の踊り

武満徹:夢見る雨
J.S.バッハ:ゴルドベルク変奏曲より アリア
マドンナ:ハング・アップ




暗闇のステージに明かりがつくのと同時に
チェンバロの急速な演奏が始まる
いつのまにか現れたダンサーが
バッハの曲に反応してゆるやかに動き出す
なんて しなやかな身体だろう!
時には奏者に近づき 触れながら
ともに呼吸して
音の世界に遊ぶ。。


そして 登場したパティシエが
ケーキにデコレーションを始める
真っ白なクリームに
イチゴが鮮やか!
かくしてクープランは
とろけるような甘い音楽となる。。




テーブルを囲んだ3人が
音楽とダンスとスイーツという
ステキなコラボレーションについて話します。

TAKAHIROさんが初めてチェンバロの演奏を聴いた時のイメージは
水が渦を巻いて流れ続けているようだったそうです。
昔なのに新しい!
コンピュータで打ち込まれた電子音楽で
ストリートダンスをしている人の耳に とても刺激的だったのは、
生演奏が弾く度に変化するものだということ。
呼吸を合わせてダンスをする、根源的なものに気付いたそうです。

パティシエの菊地さんのスイーツのお店「レザネフォール」は超人気店。
美味しいのはもちろんですが、とっても可愛いのです♡
優人さんもTAKAHIROさんも大ファン!

さあ、ここで菊地さんの「マカロンのレシピ」大公開~。
優人さんが「3分間クッキング」のテーマを演奏(爆笑

次は実際に作ってもらいましょう。
テーブルに並んでいる果物の中から、客席の拍手でパイナップルに決まり
ナイフをふるって鳥を製作。
クッキングミュージックはラモーの「雄鳥」
コッコッコッコ・・
というフレーズのリフレインに乗って
TAKAHIROさんも卵を泡立てながらダンス。
ちょっとしたアクシデント(卵が減ってしまいました~)がありましたが
鳥は無事に完成!
可愛らしいですねえ。


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さて、優人さんとTAKAHIROさんはケーキを試食していますよ。
いいなあ~(客席からため息がw
実はこの後、私たちもスイーツがいただけるはずなのですが
「ただで差し上げるわけにはいかない」w
なんと、優人さんの演奏でTAKAHIROさんの振り付けのダンスを皆で踊り
100%上手くいったら食べられる、ということになりました~(マジかー!
しかしマドンナのバックで踊り、振り付けもやっていたTAKAHIROさんの踊りでは
ハードルが高すぎる!!
だいたい私は踊りが苦手なんですよー。
でも、スイーツをゲットするためには頑張るぞっ!

優人さんが弾くのはラモーの「未開人の踊り」。
TAKAHIROさんがお手本を見せてくれて、客席も見よう見まねで動きます。
それがね、座ったまま身体をゆらしたり、手を上げ下げするものですが
(踊りが苦手だと、そんなものでも間違えるww)
振り付けが音楽にピッタリ合っていて、しかも教え方が上手なので
私もミスなく出来ました!(人生初w
私が出来たのだから、他の皆さんはバッチリです~。
全員合格で、無事にスイーツを戴けることになりました。


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6種類もあって目移り!
ロビーは大混雑w





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後半は「夢見る雨」の演奏が流れるなか
「水」がキーワードになったパフォーマンスが
TAKAHIROさんと、二人の女性ダンサーによって演じられます。

「ゴルドベルク」は時が止まったかのよう
ストップモーション・・
でも大好きなイチゴを食べさせてもらって幸せな気持ちになった優人さん、
音楽がなめらかに流れ出しました。

ところで、チェンバロの音はゲーム音楽やアニメにも良く使われているのですね。
優人さんがそんなフレーズをあれこれ弾くと、みな大喜び~。

いろいろ無茶振りが多いコンサートですがw
最後はチェンバロでマドンナ!
ダンサーは電飾のグラスとシューズ♬♪
パティシエはボールと泡立て器でパーカッション♪♬
ひゃー、カッコイイ!!




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                     (こちらの写真はweb上からお借りしました)





優人さんはマドンナを弾くのは「一生に一度」と言ってましたが
そうでしょうか?
次を期待しちゃいます~♡






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Jazz Session           [コンサートの記憶]

小曽根真 ジャズ・セッション feat.No Name Horses Quartet
                   ~板橋文化会館 大ホール


小曽根 真(ピアノ)
エリック宮城(トランペット)
中村健吾(ベース)
高橋信之介(ドラムス)


(セットリスト)
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闇の中から聞こえたのは
風にゆれる葉擦れ?

・・それはピアノの弦を指で弾く音。
そして それに応える柔らかいシンバル。
ピアノとドラムスが会話する。
はじめは静かに。
やがてリズミカルに。
そこへ ベースが加わりセッションになる。
ああ、なんて喜びにみちた音楽だろう!

2曲目はピアノの「チョップスティックス」ではじまったジャズワルツ。
ピッコロ・トランペットが明るい音を奏で
軽やかなステップを踏むダンサーが見えるよう!

ふたつの曲、どちらもステキに明るくて
こんなに幸せなのに
こんなに胸が高なるのに
なぜか涙が流れて止まらない。。


いつもJoyにあふれている小曽根さんのピアノ。
それが さらに自由に躍動している。
磨かれた音が紡ぎ出すインプロヴィゼーションが
とても艶やかで、香り豊かな響きを放つ。
リズミカルな音と音の隙間に見え隠れする
この、ステキな輝き!

小曽根さんは、このライブの数日前までニューヨークにいて
クラレンス・ペン、ジェームス・ジーナスとレコーディングをしていたのです。
最強のトリオ!!
彼らの活動の再開を、どんなに待ち望んでいたことでしょう。
小曽根さんのピアノが一番いきいきとするのは、このトリオだもの!

これは、まさしくニューヨークからの風。
セッションの真新しい記憶が
風にのって東京へ!



次はエリック宮城さんが若い時の思い出話を。
ステキなお話を聞いた後の演奏は
しっとりとしたトランペットの音色が心にしみます。

そして小曽根さんのバラード。
決して押しつけがましいことがない
自然に語られるピアノのフレーズは
胸にストンと落ちる
たとえば
遠く旅をしていても
いつか必ず
あるべきところに還っていく人のように。。


前半最後のセッション。
ひとりひとりが プロフェッショナルで
超絶なパフォーマンスを繰り広げているのに
すっごい余裕の笑顔!
カッコ良すぎだっw




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この日、いくつかの楽器を持ってきたエリックさん。
最初の曲のサイズが小さいピッコロ・トランペットの後は
普通の大きさの楽器を使っていましたが
今度は1つの楽器に2つのラッパが付いています。
操作によって2種類の音を吹き分けられる。
「ギャラは倍ですか?」
と笑いをとっていましたが、ホントにすばらしくて楽しい~♪♬




そして、なんとっ!
小曽根さんがNYで録音してきたばかりの新曲が
披露されましたっ!!

セットリストには「Waltz」となっていますが
「Angel Tears」というイメージだという小曽根さん。
シンプルで飾らないメロディー。
揺れるリズムが
つないだ手のぬくもりや
あたたかな抱擁を思わせる。。



後半最後の曲、そしてアンコールも
ジャズセッションならでは!の凄い演奏でしたが
どんなにぶっ飛ばしても
4人の音はどこまでもクリアで明るく
確信に満ちたものでした。


喜びや哀しみや
私の生き方そのものを肯定してくれた
熱いライブに
感謝



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メディチ家が愛した音楽        [コンサートの記憶]

「メディチ家が愛した音楽」イタリア・ルネサンスの響き
                   〜近江楽堂

リュート、構成&編曲:高本 一郎
カウンターテナー:青木 洋也
タンバリン:田島 隆

(プログラム)
ロッシーノ・マントヴァーノ:バグパイプの音色のようだ
レオナルド・ダ・ヴィンチ:愛は甘美なものであるが
ヘンリクス・イザーク:インスブルックよさらば
ジャン・ムートン:アヴェ・マリア
作者不詳(15世紀):望みなき運命
グリエルモ・グリエルモ・エブレオ・ダ・ペザーロ:些細なこと
ロレンツォ・デ・メディチ(詩)・高本一郎(曲):麗しき青春
頑固にやりとげるのだ:マルケット・カーラ
ジャコモ・フォリアーノ:愛しい人よ

ジョスカン・デ・プレ:はかりしれぬ悲しさ
           スカメッラは戦いに
作者不詳(16世紀):スパニョレッタ(シチリアーナ)
ヤコブ・アルカデルト:白き優しい白鳥
フィリップ・ヴェルドロ:あなたの美しい顔
ヴィンチェンツォ・ガリレイ:サルタレッロ
エミリオ・デ・カヴァリエーリ:何という新たな奇跡
ジュリオ・カッチーニ:東方の門より




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楽しげに 飛び跳ねるリズム!
やわらかく弾む打楽器の音は
踊りの輪にさそう

晴れやかな撥弦楽器と
さわやかな歌の調べ

ようこそ
笑顔あふれる ひとときへ。。





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ルネサンスのころ
イタリアはフィレンツェで栄華を誇ったメディチ家。
学問や美術が大輪の花を咲かせる中で
音楽もまた、すばらしい作品が生み出された。
レオナルド・ダ・ビンチが即興演奏の名手であり
ガリレオ・ガリレイの父も音楽家だった。



ゆるやかに 爪弾かれる
リュートのしめやかな音色は
いにしえの時の狭間を思い起こさせる

ゆらめく蝋燭の明かり
かすかな衣擦れ

静かに歌われる優しい旋律は
忘れていた人を思い起こさせる






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田島隆さんのパーカッション、本当に凄かった!!
「日本で唯一のタンバリン専門の奏者」と紹介されていますが
1つのタンバリンから叩き出す音が何種類もあって、
それが非常に美しい音色なのです!
タンバリンの皮をシュッとこする音だけでも、ぞくっとするほどステキ。

太く力強く、また軽やかに細やかに
繰り出すリズムは素晴らしいグルーヴ感を生み出し
音楽をドライブさせていくのです。
もちろん、即興演奏ですよ~♬♪


パーカッションに触発されたリュートとカウンターテナー。
3人の気持ちがどんどん高まって
躍動感みなぎる音楽が繰り広げられる。

プロフェッショナルが刺激し合って
新しい境地を開いていく。
夢のような瞬間が
目の前に現れる、快感!



これが踊らずにいられますかっ!
もう、アンコールの時は立ち上がって踊ってしまいましたよ~w




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再演熱烈希望!!!

と 心の中で叫んでいたら
思いが通じたみたいです~(やったね!

























Messe in h-moll BWV232       [歌にたくして]

エルヴィオ・ソーヌス 第7回演奏会

バッハ「ミサ曲ロ短調」Messe in h-moll BWV232

2017年2月10日(金)19:00開演
東京オペラシティコンサートホール

指揮・アルト:青木洋也
ソプラノ:金持亜実・村元彩夏
テノール:中嶋克彦
バリトン:加耒徹

管弦楽:オーケストラ・シンポシオン

合唱:エルヴィオ・ソーヌス



2015年の夏。私はJ.S.バッハの「ミサ曲ロ短調」の二つの演奏会を聴いた。
紀尾井ホールでトレヴァー・ピノックの指揮によるもの
      http://pfmazurka.blog.so-net.ne.jp/2015-07-12
そしてサントリーホールでバッハ・コレギウム・ジャパンの演奏
      http://pfmazurka.blog.so-net.ne.jp/2015-08-01

世界遺産に登録もされた、この素晴らしい曲を自分でも歌えたら・・
そんな淡い期待が、その年の終わりに なんと現実になった!!

2017年2月の演奏会に向けて、2016年3月から練習開始。
版は2014年に出版されたCarus(カールス)。
さあ、分析開始!
と意気込んだけれど、難しくて泣きそう。

耳からも覚えなくては。
音源を探したら、ナントうちにあった!(びっくり
ずいぶん前にライプツィヒに行った時、トーマス教会の側にあるショップで購入していたのだ。
ツアーの常で、急いで買い物をしている時に手当たり次第に取ったCD。
たぶんトーマス教会の少年合唱団の写真にひかれたに違いないw
思えば、その瞬間からこれを歌う運命の糸車が回り始めていたのかも。。

やがて、あの感動のBCJ演奏会がTV、ラジオでも放送された。
また、2016年春のBCJヨーロッパツアーはインターネットでも放送され、
さらにBCJは11月にオペラシティで再演。

そして、ラジオの「古楽の楽しみ」で磯山先生がグロリアの特集の中で
ロ短調のCarus版による演奏を紹介して下さるという事まで起きて、
もう「これでもか」というくらいの「ロ短調」漬けの日々となった。。

しかーしっ!!
これだけ聴いても
これだけ楽譜を読み込んでも
ぜーんぜん歌えないっ!!
曲数は多いしっ!
なんなんだ、このメリスマってやつは!

と、叫んでみたところで始まらない。
地道に努力するしかない。

出来ないところに貼った大量の付箋にたじろぎつつ
とにかくシラミツブシに練習だー!

私にとって幸いだったのは、バッハがラテン語でかいてくれたこと。
これがドイツ語だったらアウトだったな。
だからといってラテン語が得意なわけでも何でもないw
青木先生が仰る「テキストの意味を伝える」というのは
まことに至難の業であるよ。

そして秋。
合唱団の合宿の時に青木先生にスコアを見せていただいた。
オーケストラのパートが整然とかかれている総譜。
なんて美しいのだろう!
帰宅して早速、ミニチュアのスコアを購入。
バッハが伝えたかった音楽は、これだ!
ああ、もっと早く手にするべきだった。

やがて、磯山先生が紹介して下さったCarus版による演奏の全編をNaxosで発見!
ドレスデン・パート譜、そしてテンポの解釈は
まさに目からウロコ。
しかし青木先生は、どこまでこの解釈に近づけるのだろう?

このころには、そんな事を考えられる余裕ができてきた。
バッハのピアノの楽譜はとっつきにくく、どこか よそよそしい。
ところが、合唱と管弦楽のための音楽は 
なんと生き生きと、彩りにみちていることだろう!




そうして、年が明けて2017年1月。
演奏会が近いというのに練習お休み。「ロ短調」の「お手本」を聴きに行った。
           http://pfmazurka.blog.so-net.ne.jp/2017-01-22



いよいよ本番前の通しリハーサル。
立ち位置の表を受け取って、びっくり。
なんと、男声の隣!
リハーサル会場はデッドなせいか、男声のおっきな声が直接耳に入ってしまい
自分が何を歌っているのか
まったくわかりませんっっ!!!
これは何かの罰ゲームですか?(泣・泣
そんなリハーサルが2日続いたので、体力消耗。
ぐったり疲れました~。
こんなんで本番できるのか?
あんなに練習したのに。
やっと自信が持てたのに。
暗譜だって、かなり出来たのに。。



リハーサル中に青木先生が仰ったこと。

「みなさんは、声で勝負しようとしてはダメ。
そうではなくて、思いが伝わるように歌いなさい。
伝えようとする思いを持っているのだから!」

どうせ、下手ですよー。
じゃなくてっ!
上手く歌おうと力んでも、それ以上のものは出て来ないのだ。

バッハのかいた曲に感動した 素直な気持ちにかえろう。









ホールでのリハーサルが始まった。

嬉しいことにステージでは自分の声が良く解り、無理なく歌うことが出来るではないか!
しかも、オーケストラの音がとても良くきこえるので、凄い安心感~。
オリジナル楽器が奏でる、バッハが聴いていたであろう音色。
それは、あたたかくて かぎりなく優しい。
心が落ち着きを取り戻す。


しかし、リハから本番は時計が倍速で動いたのかと思うくらい、あっっという間!




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指揮者はスコアを広げると
いつものように祈りを捧げる

これからはじまる音楽の時間が
大いなる愛によって まもられますように。。

そして彼の呼吸とともに
私たちは歌いだす

指揮者の牽引する音楽とともに
思いをひとつにして声を合わせる

オペラシティコンサートホールの
高い高い空間に舞い上がる残響音に心をときめかせながら。。




ソリストたちの素晴らしい歌声!
オーケストラは完璧だ!

彼らのプロフェッショナルな音楽は
終演後、指揮者に「最高のロ短調ができた」と語らせたほど!



そして、その演奏をともに創り上げることができて
幸せという言葉以外、なにもない。




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ずっと
背中を見ながら走り続けてきたから。

大きな手のぬくもりを
決して忘れないよ。

それは

次の夢につづく約束。。

























I giorni          [音のしずく]


凍てつく峰をてらす月は

雪と氷を白く輝かせて

神々しく 天空に佇む



あなたは

心を強く持って

ひたすら歩み続ける旅人






けれど

もしも 迷ってしまったら

私は星になって

あなたの行く道を示してあげよう





私は風になって

あなたの歌をとどけてあげよう




世界の果てまで。。








              Daniel Hope - Ludivico Einaudi - I giorni