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Acoustic Solo       [コンサートの記憶]

NAOTO Acoustic Solo Concert
          ~第一生命ホール



ヴァイオリン:NAOTO  宮本笑里
ピアノ:榊原 大




(プログラム)
Etude for Children No.2 "Peace"/NAOTO
無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ/J.S.バッハ

オリジナル曲メドレー/NAOTO
風笛/宮本文昭
Birth/宮本笑里
協奏曲第8番イ短調Op.3 調和の霊感/ヴィヴァルディ

(アンコール)
Sanctuary/NAORO
HIRUKAZE/NAOTO






驚いたことに、ステージにピアノがありません!

これは凄い!

無伴奏なんだ!!









白いシャツ姿のNAOTOさんが
たった一人でステージに登場する。

満場の客席を見渡し、天を仰ぐ。

1曲目はオリジナル。
祈り、生命へのいつくしみにあふれた曲が丁寧に奏される。



そして、もう1曲はバッハ。

組曲であるパルティータの3曲目、ガヴォットから
楽器がとても良く鳴りだす。
NAOTOさんの明るい音色が、長調の組曲に似合っている。
素直で真摯で、奇をてらうことのない音楽。

そして、終曲のジーグ!
なんてカッコイイんだろう。
そのまま踊り出したくなるよ。
グルーヴするバッハ、大好き!




NAOTOさんのナマ音を、とても楽しみにしていましたが
こんなに「超本気」の演奏会だなんて、本当にびっくりです~。
だいたい、バッハのパルティータなんて
普段からクラシックを弾いていて、しかも腕に自信がないとプログラムに載せない曲です。

NAOTOさんは「こんな緊張は大学の試験以来」と言ってましたが
でもそれは、良い意味での緊張感。
それがあるからこそ、すばらしい演奏が生み出されるのだと思います。

けれど、普段は楽器にマイクを付けて弾く事が多いと
その弾き方に慣れてしまいますから
ナマ音をホールに響かせる奏法がとても難しくなると思います。

相当な鍛錬を積まないと本番に臨めないのに
あえて、その難しい道を選んだNAOTOさん。
自分の原点に戻る、という強い気持ちに心を打たれます。。



'16Spt NAOTO2.jpg

                      (写真はweb上からお借りしました)








休憩中にピアノがステージに設置されましたが
またもやNAOTOさんの独奏です!
(黒っぽいジャケットにネクタイでビシッと♡)



今度はオリジナル曲。
とはいえ、普段はバンドでやっている曲を一人で弾こうというのですから大変!
でもね、まるでドラムスがいるみたいにタイトに弾けるってホントすごいね~。

どうしても手が足りない(?)ところは、会場のファンの方が歌って参加w
さすが筋金入りのファンの皆さん。
NAOTOさん「これをやれるようになるのに10年かかった」と感慨深げ。
そう、去年デビュー10周年を迎えたので
この演奏会で、また新たな一歩を踏み出したわけですね。

それにしても、この演奏会に向けての準備にはたくさんの時間が必要だったことでしょう。
超売れっ子で忙しいのに、本当にすごいなあ。


さて、宮本さんが登場してデュオを2曲。
いつもはオーケストラと弾いている曲ですが、2つのヴァイオリン用にNAOTOさんがアレンジ。
ポリフォニックで本当にステキ。
NAOTOさんの編曲の才能、すばらし(拍手)!


そしてヴィヴァルディです~♬
この曲は独奏楽器と小編成のオケのためにかかれた曲集の中の1曲。
ですから、ピアノはオケパートを弾くのです。
バロックの様式をふまえた演奏に思わず背すじがのびる思い。
第2楽章のNAOTOさんの安定感!
とてもロックをやっている人とは思えません(←ほめてます
しかも音程のとり方が絶品!

私は榊原さんのピアノを初めて聴きましたが
とても和声感のある綺麗な音で、感動しました。
ご本人は「クラシックを弾くのは凄い緊張感!」と言ってましたが。

たしかに、アンコールのNAOTOさんの曲は
とてもリラックスして自由に弾いていらっさいましたね。





'16Sep NAOTO.jpg





最後の曲を弾く前に
「ああ、終わってしまう・・」
とつぶやいたNAOTOさん。
この演奏会にかけた意気込みと時間の重さに思いを馳せたのでしょうか。

その思いは
私たちにしっかりと届き、
幸せで濃密な時間として
いつまでも心に残ることでしょう。。