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Annunciazione      [絵画への旅]

ヴェネツィア・ルネサンスの巨匠たち展
              ~国立新美術館


ヴェネツィアのアカデミア美術館所蔵の絵画たちがやって来ました。

しか~し!

イチバンは、何といっても
ティツィアーノ晩年の大作「受胎告知」!
これだけがサン・サルヴァドール聖堂からの特別出品です。






             (現地の写真、web上からお借りしました)
'16Sepティツィアーノ受胎告知2.jpg


ティツィアーノ・ヴェチェッリオ
「Annunciazione(受胎告知)」
油彩/カンヴァス 410 × 240 cm 





本当に大きな、大きな絵でした!

サン・サルヴァドール聖堂の祭壇に飾られてあったものを
持ってきてしまったのですねえ。
すごいなあ。。というより 
何だか申し訳ない感じもします。








'16Sepティツィアーノ受胎告知1.jpg



現地で観られたら、また違った感激があることでしょう。。

そうなんです!

ヴェネツィアは、まだ観ていない所が たっくさんある!!
展覧会場で現地を紹介するVTRを観て、実感しましたです(やばいなあ~w









愛らしいマリアに
相対峙する大天使

そして
高い、高いところに目をうつすと
光の中で舞う鳩

そして
たくさんの天使たちが歌っている

物語は
描き止められたのではなく
生き生きと躍動している

大気の中で
輝きをまき散らしながら


私は
画家が描いた愛を

あきることなく

ながめていた。。


























Where do we go from here?       [語られる音たち]

小曽根真ワークショップ「自分で見つける音楽」Vol.4
                ~東京文化会館 小ホール


「こんばんは」
少し関西なまりの挨拶が聞こえて、客席の後ろの扉から小曽根さんが登場する。

拍手が波のように広がる。
振り返った笑顔、笑顔。。

もう、これだけで皆の気持ちはあたたかくなる。
これから始まる幸せな時間が約束されたのだから!


小曽根さんはステージに上るとすぐにピアノにむかう。

ひとつ、鳴らされた和音
それを上へ下へとうつしていく
響きがバルトークに似ているね
それがいつのまにか3拍子になる
羽が生えたように軽やかなジャズワルツ
音の1つ1つが本当に綺麗!
そして
どこまでも自由で生き生きとしていて。。

♪ フェアリー・ダンス(小曽根真)



そして音楽についてのお話の始まりです。
毎週のラジオ番組が終わってしまってから、小曽根さんのお話を聞く機会が減ってしまったので
時間をたくさん延長してお話をしてくれて本当に嬉しかったなあ。


小曽根さんが弾くピアノの残響音を聴き、
リハモナイズに感動し、
クラップしながら拍の変化を目の当たりにするうちに
もう何でも出来る気になってしまう!
演奏だけじゃなく、なにもかも[ムード]
まさに小曽根マジック☆


そうそう、小曽根さんがピアノを始めるきっかけになった曲も演奏してくれました。

♪ クバノ・チャント(レイ・ブライアント)

これは小曽根さんがオスカー・ピーターソンの演奏で聴き、とても感動したものだそうです。

そうして、私がこの日一番心に残ったお話は

「アート(音楽や絵画など)にふれることによって
 自分が生きている実感を持てること。
 自分の中にある感覚をもういちど思い出させてくれるのが
 本物のアート」



質問をつのると、たくさんの手が挙がります。
それに丁寧に答える小曽根さん。
その上、もうすぐ本番をむかえるバルトークの協奏曲がいかに大変かも語ってしまうw
あ、それで(いまさらですが)
最初の曲のイントロがベーラだったのね。(←バルトークの名前デス
あの方のポリフォニーなところ、ハマるとステキにきこえてくるタイプですね?





そして語られたピアノの響きのこと。

弾く前に どんな音を出したいか イメージすることの 大切さ。
残響音を聴きつづけることの大切さ。

そうやって音に対して愛情を持っているから
小曽根さんのピアノはステキに鳴るのだ。。


♪ Where do we go from here?(小曽根真)


私の心にダイレクトに飛び込んで来る音楽
とめどなく涙があふれる。。



混迷を極める世界の中で
自分は どう生きるのか?
内面に問いかけつつも
希望を捨てずに
しっかりと明日を見つめていこうという
力強いメッセージ


教会終止で終わる最後の響きを
満場のホールの全ての人が
しいん。。として
聴き続けた

柔らかくうねる倍音が
空気に溶けてしまい

小曽根さんが
ほおっと息をはくまで

静まりかえったホールが
幸せな気持ちでいっぱいに満たされたのです。


そして
喝采!





'16SptOZ.jpg








































Acoustic Solo       [コンサートの記憶]

NAOTO Acoustic Solo Concert
          ~第一生命ホール



ヴァイオリン:NAOTO  宮本笑里
ピアノ:榊原 大




(プログラム)
Etude for Children No.2 "Peace"/NAOTO
無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ/J.S.バッハ

オリジナル曲メドレー/NAOTO
風笛/宮本文昭
Birth/宮本笑里
協奏曲第8番イ短調Op.3 調和の霊感/ヴィヴァルディ

(アンコール)
Sanctuary/NAORO
HIRUKAZE/NAOTO






驚いたことに、ステージにピアノがありません!

これは凄い!

無伴奏なんだ!!









白いシャツ姿のNAOTOさんが
たった一人でステージに登場する。

満場の客席を見渡し、天を仰ぐ。

1曲目はオリジナル。
祈り、生命へのいつくしみにあふれた曲が丁寧に奏される。



そして、もう1曲はバッハ。

組曲であるパルティータの3曲目、ガヴォットから
楽器がとても良く鳴りだす。
NAOTOさんの明るい音色が、長調の組曲に似合っている。
素直で真摯で、奇をてらうことのない音楽。

そして、終曲のジーグ!
なんてカッコイイんだろう。
そのまま踊り出したくなるよ。
グルーヴするバッハ、大好き!




NAOTOさんのナマ音を、とても楽しみにしていましたが
こんなに「超本気」の演奏会だなんて、本当にびっくりです~。
だいたい、バッハのパルティータなんて
普段からクラシックを弾いていて、しかも腕に自信がないとプログラムに載せない曲です。

NAOTOさんは「こんな緊張は大学の試験以来」と言ってましたが
でもそれは、良い意味での緊張感。
それがあるからこそ、すばらしい演奏が生み出されるのだと思います。

けれど、普段は楽器にマイクを付けて弾く事が多いと
その弾き方に慣れてしまいますから
ナマ音をホールに響かせる奏法がとても難しくなると思います。

相当な鍛錬を積まないと本番に臨めないのに
あえて、その難しい道を選んだNAOTOさん。
自分の原点に戻る、という強い気持ちに心を打たれます。。



'16Spt NAOTO2.jpg

                      (写真はweb上からお借りしました)








休憩中にピアノがステージに設置されましたが
またもやNAOTOさんの独奏です!
(黒っぽいジャケットにネクタイでビシッと♡)



今度はオリジナル曲。
とはいえ、普段はバンドでやっている曲を一人で弾こうというのですから大変!
でもね、まるでドラムスがいるみたいにタイトに弾けるってホントすごいね~。

どうしても手が足りない(?)ところは、会場のファンの方が歌って参加w
さすが筋金入りのファンの皆さん。
NAOTOさん「これをやれるようになるのに10年かかった」と感慨深げ。
そう、去年デビュー10周年を迎えたので
この演奏会で、また新たな一歩を踏み出したわけですね。

それにしても、この演奏会に向けての準備にはたくさんの時間が必要だったことでしょう。
超売れっ子で忙しいのに、本当にすごいなあ。


さて、宮本さんが登場してデュオを2曲。
いつもはオーケストラと弾いている曲ですが、2つのヴァイオリン用にNAOTOさんがアレンジ。
ポリフォニックで本当にステキ。
NAOTOさんの編曲の才能、すばらし(拍手)!


そしてヴィヴァルディです~♬
この曲は独奏楽器と小編成のオケのためにかかれた曲集の中の1曲。
ですから、ピアノはオケパートを弾くのです。
バロックの様式をふまえた演奏に思わず背すじがのびる思い。
第2楽章のNAOTOさんの安定感!
とてもロックをやっている人とは思えません(←ほめてます
しかも音程のとり方が絶品!

私は榊原さんのピアノを初めて聴きましたが
とても和声感のある綺麗な音で、感動しました。
ご本人は「クラシックを弾くのは凄い緊張感!」と言ってましたが。

たしかに、アンコールのNAOTOさんの曲は
とてもリラックスして自由に弾いていらっさいましたね。





'16Sep NAOTO.jpg





最後の曲を弾く前に
「ああ、終わってしまう・・」
とつぶやいたNAOTOさん。
この演奏会にかけた意気込みと時間の重さに思いを馳せたのでしょうか。

その思いは
私たちにしっかりと届き、
幸せで濃密な時間として
いつまでも心に残ることでしょう。。











































虹の彼方へ           [音のしずく]


それが夢ではない証拠が

ほら

私の手の中にある!

ずっと待っていた便り

未来への希望。。






自分の信じた道を語る

あなたの真剣な横顔

そして

柔らかく微笑んで目を見交わす

幸せな瞬間








さあ

私の手を離さないで!

虹をこえて

彼方の国まで。。