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TABLATURA            [コンサートの記憶]

リクエストだよ タブラトゥーラ!
            ~求道会館

古楽器バンド《タブラトゥーラ》

 つのだたかし[ラウタ/ウード]
 田崎 瑞博[フィドル]
 江崎 浩司[リコーダー/ショーム]
 近藤 郁夫[パーカッション/ハンマーダルシマー]
 山崎 まさし[ビウエラ]


(セットリスト)
新しい自転車:つのだたかし
チルドレン・チルドレン:早坂沙知
青海亀の夢:つのだたかし
バラータ トロッポ・フェーデ:作者不詳 14c.イタリア
レディ・ケアリー:作者不詳 16.イギリス
パルマス:田崎端博
水車(みずぐるま):近藤郁夫
2つのサルタレロ:作者不詳 14c.イタリア
ラグルタグル:作者不詳 16c.イギリス
悲しみはつのりて:作者不詳 13c.フランス


シャンソネッタ・テデスカ:作者不詳 14c. イタリア
 ワルプルギスの夜:石森愛彦
 でんでれでん:石森愛彦
 満月の夜:つのだたかし
 狐の嫁入り:つのだたかし
 あれもだめ、これもだめ、私の人生すべてだめ:田崎端博

夜来る人:つのだたかし
ごわごわ:田崎端博
トロキルス:江崎浩司
レセルカーダ:D.オルティス 16c.スペイン




にぎやかな曲がスタートし、客席は一気に沸き立つ。
踊り出したくなるような楽しいリズム。
ちょっとゆるめのメロディーが何とも心地よい。

さあ、古楽器バンド・タブラトゥーラのはじまりはじまり~♬


会場は こんなところ。

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なんと、お寺です!
お堂の中に仏様が鎮座していらっしゃいます。

その前に置かれている楽器の数々。
これは古楽器。ルネサンスの楽器たちですねえ。

そして、それを操るのは作務衣のような服を着た
あやしげな5人のおじさんたちw

リーダーの(本人は「司会」と言ってましたが)つのだたかしさんが
「ブラボーの練習から!」
と、音頭を取って会場全員で
「ぶらぼーー!!」
いやあ、最初からハイテンション♬

この日は あらかじめ募集したリクエストでプログラムが構成されましたが
メンバーの中からもリクエストがありw(つまり「弾きたい曲」というわけですね)、
新旧取り混ぜての演奏になりました。
それというのも、このバンドは結成されたのが30年以上前なのです。
メンバーの交替はあったようですが、つのださんは ずっと変わらず。

しかしっ 
リュートで静か~に歌の伴奏をしているつのださんとのギャップがすごい。
元気はつらつで、とても70歳とは思えません。
お話も楽しく、リクエストをくれた人の名前を呼んで紹介したり。
何年も通っているファンの方の多さに驚かされます。
そして皆さん、すっごいリズム感が良いのです~。
一緒に手拍子をするところなんかバッチリ決まってしまうんですよ。
気持ちいい~!


あ、もちろんメンバーの演奏技術がハンパないことを忘れちゃいけません!
もう、目の前で繰り広げられていることが信じられないくらい
上手すぎるっっ!!!

フィドル(といっても中世仕様の)を弾く田崎さんは
小ぶりのガンバのような楽器も演奏。
この方、どこかで・・?と思っていたら
クラシックの弦楽四重奏団でチェロを弾いている方なんですね。
それなのに(と言ったら失礼か?)
こーんなに自由に弾けてしまうって、凄い才能!




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こちらは江崎さんのリコーダーたちです。

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曲によって持ち替えながら、カッコ良く吹いていらっしゃいますが
おそらく殆ど即興なのでしょうねえ。すごいなあ。





そして、このきれいなタイコ!

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これをたたくのは近藤さんですが、これ以外にも大きなタイコや鈴
そしてハンマーダルシマーも演奏されます。




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カメラ目線をありがとうございます♡

休憩時間に調律をされていたのに、お客さんの質問ぜめにあっております(汗
ついでに私も!と、調律のことについてお聞きしてしまいました。

意外なことに、ハンマーダルシマー(ピアノの先祖の楽器)は
平均律で調律しているのだそうです。
なのに、フィドルはミーントーン。
さらに つのださんはヤングで!
えええ~!
そんなんで合っちゃうんですか??!
もう、ビックリです。
しかし もしかしたら それがこのアンサンブルの絶妙な音程感を構成しているのかも?!



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こんなふうに、写真とりほうだいって嬉しくなっちゃう。



こちらはつのださんの楽器です。

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プログラムはオリジナル曲の他に中世の曲もありました。
古楽器の音色、そして会場の雰囲気と相まって
古い時代のヨーロッパにトリップしたよう。。

つのださんが「歴史的建造物なので、飛び跳ねて踊るのは控えて下さいね」
と言っていましたが、自然にリズムに反応していまいます~。
ノリの良い曲の後は始めに練習した「ぶらぼー!」が盛大に飛び交います。
でもね、静かな曲は終わりの響きが消えるまで拍手が起きないのです。
もう、ここにいる全員が
彼らの奏でる音楽を愛していて、全てを共有したいのですよ。




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心と身体にダイレクトに飛び込んで来る音楽。
なんと楽しかったことでしょう!


それは、聴く人を笑顔にし 優しくしてくれる音楽。。















Zelenka!           [コンサートの記憶]

バロック音楽の誘惑<世界的奏者の集い>
              ~高輪プリンセスガルデン アンビエンテ


(出演)
ヴァイオリン:中島 慎子
コントラバス:幣 隆太郎
チェンバロ:鈴木 優人
オーボエ:ハイメ・ゴンザレス、荒川 文吉
ファゴット:ハンノ・ドネヴェーグ

(プログラム)
セレンカ:トリオ・ソナタ 2番(ob.x2 Fg. Kb. Cem.)
テレマン:ファゴット・ソナタ ホ短調(Fg. Kb. Cem.)
セレンカ:トリオ・ソナタ 5番(ob.x2 Fg. Kb. Cem.)

メールラ:チャッコーナ(ob.x2 Fg. Kb. Cem.)

J.S.バッハ:パルティータ 3番(Vn)
J.S.バッハ:ガンバソナタ 2番(Kb. Cem.)
セレンカ:トリオ・ソナタ 5番(vn. ob. Fg. Kb. Cem.)


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もう楽しくてしかたない、と
ぐいぐい押し進める重低音に
それなら、こうだっ と
応酬する管楽器たち。

呼吸をはかり、気配をよみ
瞬時に反応する瞬発力!

ユニゾンが
くるりとハーモニーになり
追いかけっこが
いつのまにか手を繋ぐ。。




まあ、なんと素晴らしい芸達者な面々であることか!
優人さんがチェンバロを弾くというので(それだけでw)来てみたら
大変な室内楽を聴いてしまいました~♬

Zelenka(プログラムにはセレンカと表記されていましたが、ゼレンカとも読むようです)なんて
私にとって認識外の作曲家だったのに、
こ~んなに楽しい演奏を聴いたらファンになってしまいます。

ところで、今週の「古楽の楽しみ」(ラジオ)で磯山先生がZelenkaを取り上げて下さっていました。
(ナイスタイミング!)
それによると、Zelenkaはドレスデンの宮廷音楽家で、
作曲家でありコントラバス奏者でもあったそうです。
コントラバスの幣 隆太郎さんの演奏会なので、これらのトリオ・ソナタが選ばれたのでしょう。
(最近の演奏会では珍しく、当日のお話はなく、プログラムにも書かれていないので憶測です~)

そして「世界的奏者の集い」というサブ・タイトルに相応しく
演奏技術がハンパないメンバーによって
丁々発止の凄い演奏が繰り広げられたわけですが
なんと!オーボエのハイメ・ゴンザレスさんが早退することに!!

ゴンザレスさんはこの演奏会が終わり次第、帰国するのですが
最後まで弾いていたら飛行機に間に合わない!
そこで、プログラムを変更して
ゴンザレスさんが参加する曲を全て前半に演奏する事になりました。

なので、アンコールも演奏してしまったわけです。
このチャッコーナが楽しかったこと♬

それまでバシバシと火花を散らすような掛け合いだったので
グラウンド・ベースに乗って
お祭りの余韻のような、ちょっとゆるめ~が
とってもイイ感じでした。
(優人さんは、こーんな音楽もステキに弾いてしまうのですねえ)

それにしてもっ!

ゴンザレース  カームバーーック バーック バーック。。



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後半はヴァイオリンのソロからです。
Bach無伴奏ヴァイオリン パルティータ。
このメヌエットに、私はどうしても腑に落ちない箇所があって、
それはどんな名手や巨匠の演奏でも「それでいいの?」と思っていたのですが、
この日の中島さんの演奏を聴いて「これだっ!」と思いました。
ああ~、スッキリした~(嬉

次はガンバソナタ、ですよ。
それをね、コントラバスで弾くって
いやもうマジにすっごかったです!
ガンバはチェロくらいの大きさなわけで
それ用の曲をあのデカイ楽器で弾くのはメチャクチャ大変なのです。
もう、見てると目が回るくらい。
しかし、カッコ良くキメてしまう弊さん。すごいなあ。

そうそう、前半にもソロがありましたね。
ファゴットソナタ。
こちらも超絶な曲なのに、スイスイとすずしい顔で演奏されていた
ハンノ・ドネヴェーグさん、カッコ良かった~!



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この日はすばらしい音楽を堪能しましたが
さらに、会場の雰囲気がステキだったのは本当に嬉しいことでした。


そして、極上の室内楽を渇望していた私を見透かすように
こんな演奏会で弾いてくれる優人さんは
望みをかなえてくれる魔法使いかもしれませんw
ありがたき幸せ~





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Symphonie der Tausend         [コンサートの記憶]

新日本フィルハーモニー交響楽団 #560サントリーホール・シリーズ

マーラー作曲 交響曲第8番変ホ長調 『千人の交響曲』


指揮:ダニエル・ハーディング

Sop1 罪深き女:エミリー・マギー
Sop2 懺悔する女:ユリアーネ・バンゼ
Sop 栄光の聖母:市原 愛
Alt1 サマリアの女:加納 悦子
Alt2 エジプトのマリア:中島 郁子
Ten マリア崇敬の博士:サイモン・オニール
Bar 法悦の教父:ミヒャエル・ナジ
Bas 瞑想する教父:シェンヤン

合唱:栗友会合唱団
児童合唱:東京少年少女合唱隊


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栗友会の合唱のすばらしさに耳を奪われた。

声質が良く、広いダイナミクスの全てが幸福感で満ちあふれていた。
フォルティッシモでも決して叫ばず、ホールの響きを巧みにコントロール。
そして、着席して最弱音を歌った時は、ゾクゾク。。
言葉そのものが伝わってくるというのは、本当にすごい。

それがオーケストラを鼓舞して
まさに感動的なフィナーレになだれ込んでいく!




                      (以下の写真はweb上からお借りしました)

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まったく、凄い人数の演奏者。
ステージはオーケストラでいっぱいなので、合唱はP席。
パイプオルガンも冒頭の爆音で存在感をアピール。

これを全てコントロールし、音楽を牽引する指揮者は
ダニエル・ハーディング。
彼が初めてこのオケを振ったのは、なんと3・11の夜だったそうです。
そして、今回が音楽監督として最後のステージ。
花道として、この壮大な交響曲が演奏された事は
人々の記憶に長くとどまることでしょう。


演奏が終わった後、ハーディングに感謝の花束が渡されました。
マイクを持っての挨拶は、感動的でした。

そして
「みなさんにお願いがあります」
と言って、ななナント!
スマホを取り出して自撮~!(なんか、つい最近も見た光景w)



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指揮台の上のハーディング、体がやわらかいっ!


オーケストラそして合唱団が退出するのに、かなり時間がかかりました(この人数ですから!)
が、客席はずっと拍手を続けます。
ステージに誰もいなくなっても拍手が続き・・
ハーディングが下手から!
そして、感極まった様子で何度も挨拶を。。


思慮深く音楽を構築し、きびきびとした指揮がすばらしかったハーディング。
またの来日を楽しみにしています♬


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CEMBALO FESTIVAL(2)        [コンサートの記憶]

チェンバロ・フェスティバル in 東京(2)
             ~浜離宮朝日ホール

J.S.バッハ チェンバロ協奏曲全曲演奏会 第1回

出演:渡邊順生、大塚直哉、鈴木優人、曽根麻矢子

チェンバロ・フェスティバル・アンサンブル
  ヴァイオリン:戸田薫、ポール・エレラ 
  ヴィオラ:森田芳子 
  チェロ:武澤秀平 
  コントラバス:長谷川順子
  リコーダー:宇治川朝政、水内謙一 
  オーボエ:三宮正満

(プログラム)
4台のチェンバロのための協奏曲 イ短調 BWV1065 (Ⅰ.渡邊 Ⅱ.曽根 Ⅲ.鈴木 Ⅳ.大塚)  チェンバロ協奏曲 第4番 イ長調 BWV1055 (大塚)
チェンバロ協奏曲 第7番 ト短調 BWV1058 (鈴木)
2台のチェンバロのための協奏曲 第2番 ハ長調 BWV1061 (Ⅰ.鈴木 Ⅱ.曽根)

チェンバロ協奏曲 第8番 ニ短調 BWV1059 (渡邊)
チェンバロ協奏曲 第3番 ニ長調 BWV1054 (大塚)
2台のチェンバロのための協奏曲 第1番 ハ短調 BWV1060 (Ⅰ.渡邊 Ⅱ.大塚)

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優人さんのリサイタルの後、協奏曲の演奏会がありました。
バッハのチェンバロ協奏曲は
1台の楽曲は8曲、2台が3曲、3台が2曲、4台が1曲。
優人さんが「きれいに かかれています」と言ってましたが
この数字の並びは、はやり意図したものでしょうか?

この日は、そのうちの半分が演奏されました。

曲によって楽器の数と配置が変わり、もちろんソリストも次々に交替です。
しかし、オーケストラは同じメンバーなので出ずっぱり。
オケといっても1パートひとりで、それぞれが芸達者(もとい)超絶な演奏家なので
それはそれは楽しい演奏会でした。
(特にガンバの武澤さん、がんみw)

ソリストは、それぞれの持ち味を生かして
これまたすばらしい演奏を聴かせてくれます。
中でも渡邊順生せんせいのチェンバロの表情豊かなこと!
さすが重鎮。
まさに圧倒的でございました。


チェンバロは1台1台が全く異なります。
すばらしい装飾は工芸品としても貴族に愛されていたことがわかります。

さらに、この日はいくつかの工房で製作された様々な楽器が展示されていて
目にも楽しいイベントでした。


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こちらはフェルメールの絵画に登場する、ヴァージナル。

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古いイタリアの楽器の複製。

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CEMBALO FESTIVAL(1)         [コンサートの記憶]

チェンバロ・フェスティバル in 東京(1)
            ~浜離宮 朝日ホール

鈴木優人チェンバロ・リサイタル

共演:三宮正満(オーボエ)

(プログラム)       
J.S.バッハ:イタリア協奏曲 ヘ長調 BWV971
C.P.E.バッハ:オーボエと通奏低音のためのソナタ ト短調 Wq.135
       ヴュルテンベルク・ソナタ 第1番 イ短調 Wq.49/1

J.S.バッハ:パルティータ 第2番 ハ短調 BWV826
      オーボエとチェンバロのためのソナタ 変ホ長調 BWV1031

(アンコール)
J.S.バッハ=グノー:アヴェ・マリア



'16Julyチェンバロ1.jpg


なんと華やかな楽器でしょう!
きらびやかな金色、
そして白地に極彩色で描かれている可愛らしい絵の数々は
異国情緒にあふれていて、本当にステキ♬

優人さんが最初に弾いた「イタリアン・コンチェルト」は
この楽器からインスピレーションを得たに違いない。
いつもながらのスタイリッシュで見通しの良い音楽に加えて
瑞々しい花々が香るような
そこはかとないニュアンスがちりばめられている。

この曲の後のお話でも
「いつもは黒い楽器を弾いているので・・
この金色の棒を1本くらい持って帰ろうかと」(こらこらw

ここでゲストの三宮正満さんの登場です(拍手~
黒いスーツに黒シャツですが、カラーのところが赤。
手にしたバロック・オーボエも黒で、リードにちょこっと赤色が。
ホントにお洒落のセンスが抜群ですね!
もちろん音楽も表情豊か。
つややかな音色が、哀愁をおびた曲調にとても似合っています。
お二人はBCJでいつも一緒に演奏しているので、気心が知れているのでしょう。
息がピッタリで、気持ちの良いこと!
この日のプログラムで通奏低音はこの曲だけでしたが
これはもう、優人さんの独壇場。
即興でこんなにステキな音楽が創れるって、本当に凄い!(ほれぼれ

続いては優人さんの独奏にもどります。
バッハの次男が作曲した「ヴェルテンベルク・ソナタ」は、
ちょうど今週の「古楽の楽しみ」で優人さんが紹介していました。

そうそう、この4月から優人さんはラジオ放送の案内役になったのです。

古楽の楽しみ

優人さんが担当している1週間はホントに楽しみです♫
いつも大事なこと、勉強になる事を話してくれるので録音必須です~。


この日も後半の演奏の前にお話が。

「パルティータ第2番はフラット3つのハ短調。
続くオーボエとチェンバロのソナタは変ホ長調で、同じくフラット3つの平行調です。
この3つという数字はもしかしたら三位一体かもしれません」

こういうお話の後の演奏は
心にストンと落ちるものがあって、だいすきです。

そして、パルティータ第2番!
もう、イタリアン・コンチェルトといい
私のためのプログラムですか?(ありがとうございます)←呆
この曲はホントに大好きで、
平均律の1,2巻が全部弾き終えたらパルティータが弾けるっと思って
頑張った思い出がありますw
でも、それはピアノで弾いた時のこと。
チェンバロで聴くパルティータは、ピアノと全く違います。

優人さんの演奏に
おおお、そう来たかっ
なるほど~
と、いちいち驚きながらも
感動の連続!


シンフォニア
アルマンド
クーラント・・

優人さんのチェンバロの音色は
それぞれの舞曲に寄り添って
あるときは堅固に
またあるときは、寂しげに
時のすきまを暖かい言葉で埋めていく。。


そして再び三宮さんとの演奏ですが
今度は白いバロック・オーボエです。
音色が前の曲とがらりと変わり、すべるような透明感が。
明るく上品な曲に良くマッチしています。
楽器選びも奏者の腕の見せどころ。


ふたりの紡ぐ音楽は
すがすがしく、のびやか。
すばらしい装飾の楽器とともに
いつまでも記憶にとどまることでしょう。