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La folle journée au Japon 2017 (3)    [コンサートの記憶]

ラ・フォルジュルネ・オ・ジャポン 2017

”テレプシコーレ:ルネサンス時代の諸国のバレエ”
                   ~ホールB5

リチェルカール・コンソート
  フィリップ・ピエルロ (ヴィオラ・ダ・ガンバ)
  マティアス・フェレ (ヴィオラ・ダ・ガンバ)
  ライナー・ツィッペルリング (ヴィオラ・ダ・ガンバ)
  リシャール・ミロン (ヴィオローネ)
  エドゥアルド・エグエス (テオルボ&ギター&ビウエラ)
  フランソワ・ゲリエ (チェンバロ&オルガン)


(プログラム)
【イタリア】ゴンザーガ家の宮廷
作者不詳(16世紀):パヴァーヌ「理性の死」
作者不詳(16世紀):エル・トゥ・トゥ _ ジョルジョ _ サルタレッロ

【スペイン】フェリペ2世の宮廷
アントニオ・デ・カベソン:騎士の歌によるディフェレンシアス
アントニオ・デ・カベソン:グローサ付のパヴァーヌ
アロンソ・ムダーラ:牛を見張れ
ディエゴ・オルティス : ロマネスカ

【ドイツ】モーリッツ・フォン・ヘッセンの宮廷
ザムエル・シャイト : 悲しみのパドゥアーナ
ザムエル・シャイト : 悲しみのクーラント
ウィリアム・ブレイド:聖なる山
ウィリアム・ブレイド:サテュロスの踊り

【イギリス】エリザベス1世の宮廷
オーランド・ギボンズ : パヴァーヌ
作者不詳 : ガイヤルド
作者不詳 : 愛のアレマーナ
ジョン・ダウランド:デンマーク王のガイヤルド(戦いのガイヤルド)

【フランス】アンリ4世の宮廷
フランシス・カルーベル(ミヒャエル・プレトリウス編) : イギリス人たちのバレエ
                           : ブルターニュのパスピエ
                           : クーラント (125, 183)
                           : ヴォルト(201)
                           : ブーレ





ルネサンス時代の城の広間に
王侯貴族らが集い、夜会が催される

贅を尽くした料理の品々
酒を酌み交わす華やかな宴

そこで奏でられる音楽は
ときに華やかに
また、愁いをおびて。。



'17May LFJ2.jpg

                 (この写真はweb上からお借りしました)





ベルギーの古楽アンサンブル、リチェルカール・コンソートが奏でる諸国漫遊の旅。
登場した彼らの風貌を見ただけで、もう気分はすっかりルネサンス。

6人のアンサンブルなのにヴィオラ・ダ・ガンバが3台も。
太い倍音で空気が震える。
会場がデッドなので、響きがクリアで心地よい。

ざわざわとしたテクスチャーの手触りのようなイタリアの音楽の後は
スペイン・フェリペ2世の宮廷へ。

フィリップ・ピエルロのビウエラがアンサンブルをぐんぐんと引っ張る。
リュートの独奏が細やかに語りかけた後
陽気なロマネスカで宴は最高潮に!

そして一転、ほの暗いドイツへ。
悲しみの2曲の後のダンス音楽は
ドイツ的なきびきびした楽しさに満ちている。

国が変わると音楽が変わるのはもちろんだけれど
演奏のしかたもガラリと変わる。

ほら、チェンバロが奏でるパヴァーヌは
イギリスのエリザベス1世の時代のもの。
ガイヤルド(舞曲)はどこか凛とした気品がある。

そして舞台はフランスへ。
アンリ4世が自ら踊り手だったという宮廷の音楽は
可愛らしくて、とてもロマンチック。
貴婦人の美しい衣装が目に浮かぶ。。



高い演奏技術とアンサンブルの巧みさに惹き込まれ
あっという間に終わってしまった演奏会!
でも、本当に濃密で愛おしい時間でした。

朝のラジオ番組「古楽の楽しみ」で良く聞く作曲家や曲名。
それが生演奏で繰り広げられる興奮!
喝采はいつまでも鳴り止みませんでした。

実はこのアンサンブルの演奏も前日に中継されたのですが(別プログラム)、
やはり生演奏はそれを何倍も上回るインパクトでした!






演奏と関係ないですケド
ベルギーの人って髪が多いのでしょうか?
結構なお歳と思われる白髪の方もフサフサでした~。
そういう民族なのかしら。それとも食べ物のせい?w
ピエルロのツヤのある栗色の髪もステキでした♡










LFJはこんな素晴らしい出会いがあるので、毎年ほんとうに楽しみです。
また来年、どんな演奏が聴けるでしょうか。。


'17May LFJ.jpg






















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