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LANG LANG 2016           [コンサートの記憶]

ラン・ラン  ピアノ・リサイタル
            ~横浜みなとみらいホール


(プログラム)
チャイコフスキー: 「四季」op.37b
            1月 炉端にて
            2月 冬送りの祭り(謝肉祭)
            3月 ひばりの歌
            4月 まつゆき草
            5月 白夜
            6月 舟歌
            7月 刈り入れ人の歌
            8月 取り入れ
            9月 狩
            10月 秋の歌
            11月 トロイカ
            12月 クリスマス
 
ショパン:スケルツォ第1番 ロ短調 op.20
     スケルツォ第2番 変ロ短調 op.31
     スケルツォ第3番 嬰ハ短調 op.39
     スケルツォ第4番 ホ長調 op.54

(アンコール)
アルベニス:スペイン舞曲より アストゥリアス
ファリャ:火祭りの踊り
ショパン:華麗なる大円舞曲 Op.18




'16Decランラン1.jpg


静かに優しく チャイコフスキーがはじまる。
響きを慈しむように
音のゆくえをたしかめるように弾かれる小品たち。

その ひとつひとつに
心がこもていて
暖かい愛がながれてくる。

ほんとうに さまざまなタッチを駆使して
色彩のグラデーションを描いていく
それは もう見事に!

そして 
どんなに速く弾いても
クリアに聴こえる音の粒だちの小気味よさ。
リズミカルなパッセージの
なんと軽やかなことだろう!




ロシア人が弾くチャイコフスキーはステキだ。
彼らは、あの美しいメロディーを
自分の生まれた国のものとして、ごく自然に弾いている。
普通に弾くだけでチャイコフスキーの音楽そのものになってしまう。
ロシア語の抑揚で歌われる旋律は本当にすばらしい。
それは、他国の人が真似しようのない演奏。


ラン・ランの演奏は、ロシア人のとはモチロン違う。
音程のとり方も、リズムの感じ方も。
でもね、
この日はチャイコフスキーがとても近く感じられた。
たとえば
中国のフィルターを通して見たロシアの大地。

四季の移ろいを童心にかえって楽しむように
ラン・ランのピアノは
どこまでも自由だ!





さあ、後半はショパン。
スケルツォ1番、冒頭の速いパッセージから
一気にホール中の心をつかむ!
音の切り方、間合いのとり方に
「そう来たか!」
の連続わざw
胸のすくような裏切りの数々。
息をする暇も与えない。(快感!!)

そしてスケルツォの どの曲にも入っている
ポーランドの民謡のようなゆったりとした旋律が
夢のように奏される。。







私はずっとショパンが聴けなかったし、弾けなかった。
クルティシェフのショパン以外は聴く気になれなかったから。
それが、6年越しの願いがかなってクルティのナマの独奏が聴けてから呪縛がとれたようだ。

この日のラン・ランの演奏を素直に楽しむことが出来た自分に驚き。
それどころか
彼の発する明るいオーラがホールを満たし
幸せで胸がいっぱいになった。。






ラン・ランは登場すると、片手を挙げて挨拶をするのです。
さあ、僕を聴いて!みんなで一緒に楽しもう!とでも言うように。
演奏前の緊張感などとは無縁ですねえ。
そして、弾き終わって挨拶する時は
会場のひとりひとりとアイコンタクトをとるんですよ。すごいなあ。



プログラムが終わると(もちろん)スタンディング・オベーション!!
熱狂のるつぼ。

まさかの3曲アンコールがあって、大騒ぎ。
花束攻勢にも制止がなかったみなとみらい、エライ!
(ここで、どこぞのホールのように係員が割って入ると興ざめですもん)

さあ、終わると出口へ急げっとサイン会の列に走る人・人w

私は「今日は絶対パスして帰る!」
と心に誓っていたのに
あっさり誓いは破られました~
こんなに幸せなまま電車に乗りたくないもん。(なんのこっちゃ)









'16Decランラン2.jpg


というわけで、1時間以上並んで いただいた貴重なサインでございます。
私の後にもまだまだ列は続いていましたが、
ラン・ランはずっと立ちっぱなしでサインしてらっさいました。
そして、ひとりひとりに丁寧に応対していてビックリ。
(数年前はそうでもなかった←あまり印象良くなったの)


で、私も「すばらしい演奏でした!」と言ったら(たぶん英語でw)
「Thank you!」
とお返事してくれました♡

ところで、ランランは毎週月曜日に中国語教室をYTで公開しています。
といってもほんの1分間ていどで、1つの単語の発音を教えてくれるのです。
この週の「マンダリン・マンデー」(タイトルです)の課題の言葉が
「dark blue」でした。ラン・ランが好きな色だそうです。
中国語では「深蓝」。
その読み方は「shen lan」。
これを丁寧に発音して教えてくれるという内容でした。
私が
「shen lan. Mandarin Monday」
と言うとラン・ランが
「Oh! 深蓝 is dark blue! Mandarin Monday!」
と明るく応えてくれました(わーい)!



そうそう、
子どもさんには自分から声をかけて、ウェルカムオーラ満載でしたよ。
ラン・ランは、ここ数年 子どもにピアノを教える活動を本格的にやっているので
逆に学ぶところが多かったり、心境の変化もあったのでしょう。
そしてこの日、彼の演奏を聴いた子ども達(かなり大勢来ていましたよ)は
心にステキな宝ものをもらって、いつまでも音楽を愛する人になることでしょう。。

























































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