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Where do we go from here?       [語られる音たち]

小曽根真ワークショップ「自分で見つける音楽」Vol.4
                ~東京文化会館 小ホール


「こんばんは」
少し関西なまりの挨拶が聞こえて、客席の後ろの扉から小曽根さんが登場する。

拍手が波のように広がる。
振り返った笑顔、笑顔。。

もう、これだけで皆の気持ちはあたたかくなる。
これから始まる幸せな時間が約束されたのだから!


小曽根さんはステージに上るとすぐにピアノにむかう。

ひとつ、鳴らされた和音
それを上へ下へとうつしていく
響きがバルトークに似ているね
それがいつのまにか3拍子になる
羽が生えたように軽やかなジャズワルツ
音の1つ1つが本当に綺麗!
そして
どこまでも自由で生き生きとしていて。。

♪ フェアリー・ダンス(小曽根真)



そして音楽についてのお話の始まりです。
毎週のラジオ番組が終わってしまってから、小曽根さんのお話を聞く機会が減ってしまったので
時間をたくさん延長してお話をしてくれて本当に嬉しかったなあ。


小曽根さんが弾くピアノの残響音を聴き、
リハモナイズに感動し、
クラップしながら拍の変化を目の当たりにするうちに
もう何でも出来る気になってしまう!
演奏だけじゃなく、なにもかも[ムード]
まさに小曽根マジック☆


そうそう、小曽根さんがピアノを始めるきっかけになった曲も演奏してくれました。

♪ クバノ・チャント(レイ・ブライアント)

これは小曽根さんがオスカー・ピーターソンの演奏で聴き、とても感動したものだそうです。

そうして、私がこの日一番心に残ったお話は

「アート(音楽や絵画など)にふれることによって
 自分が生きている実感を持てること。
 自分の中にある感覚をもういちど思い出させてくれるのが
 本物のアート」



質問をつのると、たくさんの手が挙がります。
それに丁寧に答える小曽根さん。
その上、もうすぐ本番をむかえるバルトークの協奏曲がいかに大変かも語ってしまうw
あ、それで(いまさらですが)
最初の曲のイントロがベーラだったのね。(←バルトークの名前デス
あの方のポリフォニーなところ、ハマるとステキにきこえてくるタイプですね?





そして語られたピアノの響きのこと。

弾く前に どんな音を出したいか イメージすることの 大切さ。
残響音を聴きつづけることの大切さ。

そうやって音に対して愛情を持っているから
小曽根さんのピアノはステキに鳴るのだ。。


♪ Where do we go from here?(小曽根真)


私の心にダイレクトに飛び込んで来る音楽
とめどなく涙があふれる。。



混迷を極める世界の中で
自分は どう生きるのか?
内面に問いかけつつも
希望を捨てずに
しっかりと明日を見つめていこうという
力強いメッセージ


教会終止で終わる最後の響きを
満場のホールの全ての人が
しいん。。として
聴き続けた

柔らかくうねる倍音が
空気に溶けてしまい

小曽根さんが
ほおっと息をはくまで

静まりかえったホールが
幸せな気持ちでいっぱいに満たされたのです。


そして
喝采!





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