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Zelenka!           [コンサートの記憶]

バロック音楽の誘惑<世界的奏者の集い>
              ~高輪プリンセスガルデン アンビエンテ


(出演)
ヴァイオリン:中島 慎子
コントラバス:幣 隆太郎
チェンバロ:鈴木 優人
オーボエ:ハイメ・ゴンザレス、荒川 文吉
ファゴット:ハンノ・ドネヴェーグ

(プログラム)
セレンカ:トリオ・ソナタ 2番(ob.x2 Fg. Kb. Cem.)
テレマン:ファゴット・ソナタ ホ短調(Fg. Kb. Cem.)
セレンカ:トリオ・ソナタ 5番(ob.x2 Fg. Kb. Cem.)

メールラ:チャッコーナ(ob.x2 Fg. Kb. Cem.)

J.S.バッハ:パルティータ 3番(Vn)
J.S.バッハ:ガンバソナタ 2番(Kb. Cem.)
セレンカ:トリオ・ソナタ 5番(vn. ob. Fg. Kb. Cem.)


'16Julyバロック音楽の誘惑4.jpg



もう楽しくてしかたない、と
ぐいぐい押し進める重低音に
それなら、こうだっ と
応酬する管楽器たち。

呼吸をはかり、気配をよみ
瞬時に反応する瞬発力!

ユニゾンが
くるりとハーモニーになり
追いかけっこが
いつのまにか手を繋ぐ。。




まあ、なんと素晴らしい芸達者な面々であることか!
優人さんがチェンバロを弾くというので(それだけでw)来てみたら
大変な室内楽を聴いてしまいました~♬

Zelenka(プログラムにはセレンカと表記されていましたが、ゼレンカとも読むようです)なんて
私にとって認識外の作曲家だったのに、
こ~んなに楽しい演奏を聴いたらファンになってしまいます。

ところで、今週の「古楽の楽しみ」(ラジオ)で磯山先生がZelenkaを取り上げて下さっていました。
(ナイスタイミング!)
それによると、Zelenkaはドレスデンの宮廷音楽家で、
作曲家でありコントラバス奏者でもあったそうです。
コントラバスの幣 隆太郎さんの演奏会なので、これらのトリオ・ソナタが選ばれたのでしょう。
(最近の演奏会では珍しく、当日のお話はなく、プログラムにも書かれていないので憶測です~)

そして「世界的奏者の集い」というサブ・タイトルに相応しく
演奏技術がハンパないメンバーによって
丁々発止の凄い演奏が繰り広げられたわけですが
なんと!オーボエのハイメ・ゴンザレスさんが早退することに!!

ゴンザレスさんはこの演奏会が終わり次第、帰国するのですが
最後まで弾いていたら飛行機に間に合わない!
そこで、プログラムを変更して
ゴンザレスさんが参加する曲を全て前半に演奏する事になりました。

なので、アンコールも演奏してしまったわけです。
このチャッコーナが楽しかったこと♬

それまでバシバシと火花を散らすような掛け合いだったので
グラウンド・ベースに乗って
お祭りの余韻のような、ちょっとゆるめ~が
とってもイイ感じでした。
(優人さんは、こーんな音楽もステキに弾いてしまうのですねえ)

それにしてもっ!

ゴンザレース  カームバーーック バーック バーック。。



'16Julyバロック音楽の誘惑3.jpg



後半はヴァイオリンのソロからです。
Bach無伴奏ヴァイオリン パルティータ。
このメヌエットに、私はどうしても腑に落ちない箇所があって、
それはどんな名手や巨匠の演奏でも「それでいいの?」と思っていたのですが、
この日の中島さんの演奏を聴いて「これだっ!」と思いました。
ああ~、スッキリした~(嬉

次はガンバソナタ、ですよ。
それをね、コントラバスで弾くって
いやもうマジにすっごかったです!
ガンバはチェロくらいの大きさなわけで
それ用の曲をあのデカイ楽器で弾くのはメチャクチャ大変なのです。
もう、見てると目が回るくらい。
しかし、カッコ良くキメてしまう弊さん。すごいなあ。

そうそう、前半にもソロがありましたね。
ファゴットソナタ。
こちらも超絶な曲なのに、スイスイとすずしい顔で演奏されていた
ハンノ・ドネヴェーグさん、カッコ良かった~!



'16Julyバロック音楽の誘惑2.jpg



この日はすばらしい音楽を堪能しましたが
さらに、会場の雰囲気がステキだったのは本当に嬉しいことでした。


そして、極上の室内楽を渇望していた私を見透かすように
こんな演奏会で弾いてくれる優人さんは
望みをかなえてくれる魔法使いかもしれませんw
ありがたき幸せ~





'16Julyバロック音楽の誘惑1.jpg






































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