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小曽根真コンサート
      ~ウェスタ川越 大ホール


新しいホールのオープニングコンサートです。
そして、新しいピアノのお披露目でもあります。


'15July川越OZ 2.jpg
                    
                         (ホールのサイトよりお借りしました)

1700席の大ホール。
出来たてで「新しい」かおりがいっぱいです!
そして 満員の客席のワクワク感もいっぱい!!

さあ、ステージの扉が開きました!

・・演奏者が出てきません。
何度も小曽根さんのコンサートに来ている人は後ろを振り返っています。
そして「あ~、やっぱり!」小曽根さんが後ろの扉から登場しました。

通路側の人達とハイタッチしながらステージに向かって行きます。
もう、これだけで嬉しくなっちゃうんですねえ。
笑顔の客席に向かって挨拶をし、いきなり演奏に入りました♬

ちょっと厳しい感じのイントロから
やがてリズムが刻まれはじめる。
Crystal Love!
小曽根さんのデビュー・アルバムに入っている、大好きな曲だ。
明るくて爽やかで
でも、それだけじゃない。
希望を持って未来を見つめているようなメロディーと
心の高ぶりや葛藤がきこえてくるハーモニー。。

新しいホールのお祝いに相応しい曲が続きます。
Bienvenidos al Mundo は訳せば「新しい世界へようこそ」!
踊り出したくなるようなラテンの真ん中に、バロック調のメロディーが現れます。
このポリフォニーが、以前より進化していて素晴らしかった~♪
数日前のコンサートでも(別の曲でしたが)そんな場面がありましたが
おおお!フーガになっておるっ!と、尊敬してしまったのです。
即興の中でこれが出来るようになるのは、本当に大変です。すごいなあ。。

すぐに続けて小曽根さんのアップテンポな曲。
この日は「1曲目」というコンセプトで選曲されたとの事ですが
ドラマーのクラレンス・ペンと演奏した時、とても通ずるものがあり
彼とともに作った初めてのアルバムに収められたものだそうです。

小曽根さんがクラレンス・ペンとカリブ海クルーズの船でトリオで演奏していた話しは
以前に聞いた事がありましたが、この日
「マイアミから船に乗って・・」
と当時の事を話された時、
私はつい先日行って来たマイアミを リアルに思い出しました。

柔らかな青い海と空。
潮風を受けて洋上を行く船。。

そして
私はその数日前にニューヨークでクラレンス・ペンの演奏を聴いていたのでした!

これは もしかしたら
神さまが仕掛けた幸せなトラップ。
時は巡っても 音楽の魂は生き続ける。。




次はMisty。
小曽根さんが少年時代に初めて弾いた バラード。

やさしく やさしく 語られる物語
それは まるで昼の夢のように
それは 遠い国にいる人を静かに想うように
透き通ったピアノの音色が
静かに
ゆるやかに紡がれていく。。


静寂を破って始まったのはブルース。
デューク・エリントンです~。
小曽根さんは足を踏みならしてゴキゲンな演奏。
とても一人で弾いているように思えません!
ドラムスやベース、ホーンまで聞こえてきます♬


前半最後の曲Flight。
音楽は疾走し、叫び、うねり
広い世界へと解き放たれる。
奏者が楽器に触発され、楽器がそれに応え
さらに高みを目指して突き進んでいく!
お見事!
あまりの超人的な演奏に、私は放心してしまう。。



後半はショパンから。
プレリュード。
ポーランドで生まれた曲が
ボサノバの風にふかれ ハミングしている。
さそうように
思い出し笑いをするように。。

そしてマズルカはまるで片鱗をとどめることなく
あっけらかんとしたダンスを始める。
ジャズを弾く人はマズルカを聴くとデキシーランドだと反応するらしい(笑)。
ああ、肩ひじ張らずに音楽するって なんて楽しいんだろう!

小曽根さんがクラシック曲を演奏会で弾くようになった頃にかいたPandora。
バーンスタインの交響曲「不安の時代」に触発されたものだそうです。
調整の行き届いたピアノで弾くと
不思議な音程の旋律
そして象徴的なハーモニーが
説得力のある、確固たるものとして聴こえてきます。
それは、暗く うねった道を照らす 明かりのように。。

倍音までもコントロールしてしまう奏者は
楽器が持っている能力以上のものを引き出してしまうのかもしれない。

強靱で肉厚な展開を経てテーマが戻り
静かに静かに終わる時
小曽根さんが鍵盤から手を離し、演奏を終えたという呼吸を共有して
ゆっくりと拍手が起こる。
すばらしいオーディエンス!
(私は この皆さんと一緒に聴けたことが本当に嬉しかった)

重い空気を切って落とすようにSol Azuteka!
この曲を聴くと、いつも途中でメジャーに転調するところが
ニヒルに笑っているみたいで好きだわ♬


さて、これで終わったようだったのですが
再登場した小曽根さん「皆さんにお願いがあります」と。
今年末に発表されるオスカー・ピーターソンのトリビュート・アルバムに
小曽根さんが16名の素晴らしいミュージシャンとともに参加しています。
参加したアーティスト達が8/7のオスカーの誕生日のためにメッセージを送ることになりました。
小曽根さんは「皆さんに歌ってもらいたい」と言うのです!
もちろん、みんな大喜びで歌いましたよ~。
小曽根さんのピアノで「Happy Birthday dear Oscar~~♬♪」
バッチリVTRに撮影されました~。無事に届きますように!


そして、オルガン少年だった小曽根さんをピアノの世界に引き込んだ曲Cubano Chant。
手拍子は ホールの響きが良すぎるのでタイヘンなことにw



まさかのアンコール2曲目。
ゆっりと しずかに
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どんなに遠くに旅しても
帰ってくる場所がある

あたたかく
居心地の良い場所があるから

いつも勇気を持って
踏み出すことができる

これは 愛

音楽にかえて 伝えよう。。











'15July川越OZ.JPG























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