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Purcell Project 2017        [コンサートの記憶]

パーセル・プロジェクト2017  オードとアンセム 声楽芸術の結晶
                           ~Hakuju Hall


(プログラム)
Henry Purcell(1659-1695)


Behold, I bring you glad tidings Z.2 (見よ、私は幸福な知らせをもたらそう)
O give thanks unto the Lord Z.33  (おお、主に感謝を捧げよ)
Who hath believed ourreport Z.64  (誰が私達の知らせを信じてくれたろうか?)

Pavan in G minor Z.752      (パヴァーヌ ト短調)
Chacony in G moinor Z.730     (シャコンヌ ト短調)
Save me, O God Z.51       (おお主よ、私をお救い下さい)
From hardy climes Z.325      (厳しい天候を戦場の危難から)

(アンコール)
O sing unto the Lord Z.44     (主に向かって新しい歌を歌え)


ソプラノ: 澤江衣里 藤崎美苗
アルト: 青木洋也 布施奈緒子
テノール: 石川洋人 中嶋克彦
バス: 藤井大輔 加耒 徹

ヴァイオリン: 宮崎蓉子 廣海史帆
ヴィオラ: 中島由布良
チェロ: 西沢央子
オルガン: 山縣万里



'17Octパーセル2.jpg



17世紀イングランドの音楽は
ふくよかな黄金色の響き

オルガンと弦楽の柔らかな合奏
縦横無尽に駆け巡る歌い手たちの
艶やかな歌声と確かなアンサンブルに心が奪われる


たとえばソプラノのふたり
そしてアルトとテノールが寄り添って動くと
声質がぴったり合っていて
まるで双子のよう!

それは
オルガンとチェロの優雅なバスも同様で
なんだか ある一族の宴に見えてくる

同じ言葉でしゃべる
気の置けない会話
そして
小さい時から聴き覚えた 
古い歌を口ずさむような。。





'17Octパーセル1.jpg




青木洋也さんの指揮と器楽の華やかな演奏で始まった1曲目、
客席のサイドの扉から歌手たちが登場してステージへ。
藤井大輔さんのバスが朗々と歌い上げた後、合唱に。
パーセルがかいた、唯一のクリスマスの曲。
高らかに歌い上げられる
"Glory to God on high
and on earth, peace..."


ヘンリー・パーセルはイングランドの作曲家なので、全ての歌詞は英語で歌われます。
17世紀らしく、古い英語も使われているのでしょうか。
後半で演奏された "Save me,O God" は、
ヘンデルの「メサイア」の前半の歌詞と同じだそうです。
つまり、聖書や祈祷書の言葉が歌詞になっている教会音楽を
パーセルは多数かき残しました。

パーセル・プロジェクトは、それらを全て演奏しようという壮大なものです。
2009年のパーセル生誕350年を記念して発足したプロジェクトは、まだ道半ばといいます。

でもね、長くやってくれると
私のように漸く予定が合って聴ける人もいるのです♬

今回の曲は歌い手それぞれのソロと合唱の両方を聴けて、とても楽しめましたよ。
しかし、ソロはパートを無視したように広~い音域でかかれていて
これを歌いこなす歌手の皆さんの力量に圧倒されましたです。

特にカウンターテナーの青木洋也さんは声域が広がったのでしょうか。
声に柔らかさが増して、さらに美しくなった印象。
そしてバリトンの加耒 徹さんの、空気をビリビリと震わせる声には
聴くたびに驚きと感動でドキドキしてしまいます。
加耒さんは、このプロジェクトが古楽をやる1つのきっかけになったそうです。
そんなふうに良い仲間に恵まれて
プロジェクトはきっと最後まで走り続けることでしょう。




























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Madrigale      [語られる音たち]


ロベルタ・マメリ スペシャルワークショップ
                 ~えびらホール


今年はモンテヴェルディ生誕450年記念 ということで様々な演奏会が開かれていますが
私の大好きなソプラノ歌手のロベルタ・マメリがワークショップをするというので
3日間のうちの最終日を聞いてきました。

5声のマドリガーレ2曲のレッスン。

Ah! dolente partita(SSATB、マドリガーレ集第4巻)
Cruda Amarilli(SSATB、マドリガーレ集第4巻)

2曲目の第1ソプラノをマメリ先生が歌って下さって、超絶ステキでした!!
彼女の歌を聴いて、いつも思うのは
まったくの自然体なのに、何故あんなに強くて艶のある声が出るのだろう~?ということ。
普通にしゃべるように歌えるって凄い!



'17Octマメリ1.png



↑↑このような美貌のマメリ先生ですが、ものすごくエネルギッシュ!(チラシの写真です)
すごいスピードのイタリア語でお話しされて、
歌いながらビシビシ指示を出されてました。


(以下、自分のためのメモ)

・器楽の伴奏がない場合は自分たちで音を決めて良い。歌いやすい場所で歌う
 →A=440Hzにこだわらない。

・必ず他のパートの勉強もすること。
 そして、自分が正しい音で歌っていると他のパートも聞こえてくる。

・歌う前に声に出して歌詞を読む。→言葉のイントネーションを確かめる。
 (言葉が先に書かれ、それが音楽になっているから)

・パートどうしが同時に歌う箇所を最初に譜面上で確かめる。

・歌詞の意味を表現する。リズムの形に意味のあるものが出てくる。

・モンテヴェルディは振り子のように定まったテンポがある。

・下腹の支え。



'17Octマメリ2.jpg




ロベルタ・マメリが歌うモンテヴェルディは
旋律が空中で弧を描く
まるで鳥の羽のように!

あでやかで、色気のある音楽は
無重力のように見えるけれど
実は鋼のように強靱

それは まるで彼女の生き方のように。。





















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0才まえのコンサート      [コンサートの記憶]

第170回 0才まえのコンサート ママのおなかは特等席

                 ~Hakuju Hall

牛田 智大(ピアノ)

(プログラム)
J. S. バッハ:平均律クラヴィーア曲集 第1巻より 第3番 嬰ハ長調 BWV848
ショパン:ノクターン 第17番 ロ長調 Op.62-1
エルガー:愛の挨拶
プーランク:愛の小径
ショパン:幻想即興曲 嬰ハ短調 Op.66
プーランク:即興曲 第15番「エディット・ピアフを讃えて」
シューマン / リスト編:献呈

リスト:愛の夢 第3番
シューマン:「こどもの情景」より トロイメライ
ラフマニノフ:パガニーニの主題による狂詩曲Op.43より 第18変奏
ショパン:バラード 第1番 ト短調 Op.23
ショパン:ポロネーズ 第6番 変イ長調「英雄」 Op.53

(アンコール)
ショパン:プレリュード Op28-7 イ長調


'17Oct牛田2.JPG




素直であたたかな音色
それはまるで春のそよ風
決して荒ぶることはない

けれど速いパッセージは
鱗をきらめかせてジャンプするトビウオのよう!

耳なじみのある曲が
ピチピチと新鮮な音楽になって
聴く者をときめかせる。。



'17Oct牛田1.jpg




「0才まえのコンサート」は公益財団法人ソニー音楽財団(Sony Music Foundation)が開催しており、
今回で170回目だそうです(凄!
妊婦さん対象の演奏会なので、トーク付きで楽しんでもらおうという趣旨です(一般も入場可)。
おかげで牛田くんの幼少の頃のお話しも聞けてラッキーでした。

プログラムもリラックスしてもらおうと名曲を選んだ牛田くん。
耳なじみのある曲は却って演奏が難しいのですが
彼はとても真摯に、それぞれの曲の良さを最大限に引き出していて素晴らしかった!

特に、後半トークなしで3曲続けて演奏された
リスト~シューマン~ラフマニノフの流れが素晴らしく
「パガニーニ~」は目頭が・・・。
すごい集中力だったバラードにも惹き込まれ
さらに!
「英雄ポロネーズ」ってこんなに良い曲でしたっけ?!w



あと数日で18才だという牛田くん。
本当に幼少の頃から活躍しているので、まだ17才か~!とビックリ。

現在ロシアに留学中ということなので
スケールの大きなピアニストになってほしいと願わずにはいられません。






















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RAY CHEN × BACH      [コンサートの記憶]


レイ・チェン 無伴奏ヴァイオリン・リサイタル
              ~サントリーホール

(プログラム)
J.S.バッハ:
ソナタ第1番    ト短調 BWV1001 アダージョ・フーガ・シチリアーナ・プレスト
パルティータ第1番 ロ短調 BWV1002 アルマンドードゥーブル・クーラントードゥーブル・
                   サラバンドードゥーブル・ブーレードゥーブル
ソナタ第2番    イ短調 BWV1003 グラーヴェ・フーガ・アンダンテ・アレグロ


パルティータ第3番 ホ長調 BWV1006 プレリュード・ルール・ロンド風ガヴォット・
                   メヌエットⅠⅡ・ブーレ・ジーグ
ソナタ第3番    ハ長調 BWV1005 アダージョ・フーガ・ラルゴ・アレグロアッサイ
パルティータ第2番 ニ短調 BWV1004 アルマンド・クーラント・サラバンド・ジーグ・シャコンヌ





緻密にかかれた楽譜が
ドラマを観ているように生き生きと動き出す

たった4本の弦で弾いていると思えない
万華鏡のような音色と 
ダイナミクスの変化の素晴らしさ

確固たる信念が感じられる構成力は
聴く者の心をつかんで離さない。。



'17Sepレイ・チェン.jpg





J.S.バッハがかいた無伴奏ヴァイオリン曲は
全曲がソナタとパルティータの組み合わせになっている。
レイ・チェンは第1番はそれを順に演奏し、第2番のソナタまで演奏して前半を終えた。
後半は逆順で第3番のパルティータ、ソナタ。
そして第2番のパルティータを最後においた。

こうして聴くと、プログラム全体が意味深いものになる。

前半のストイックで求道者のような音楽。
それは決して停滞しているということではなく
むしろ歩をゆるめることなく進んでいく若々しい感覚に
とても好感が持てる。

そして後半は第3番の溌剌としたプレリュードからスタートし
明るく闊達な演奏が繰り広げられていく。

本当に、レイ・チェンのテンポ設定は見事!
たとえば 全体を俯瞰し台詞を割り当てたようだ。
そして彼は最高の舞台で役者をつとめる。
その一人芝居は
言葉のイントネーションや緩急、強弱を自在に操り
私の心にダイレクトに届く。

語るように音楽を紡ぎ出せるのは
おそらく彼のボウイングのためだろう。
弓の扱いの素晴らしさに目を奪われる。

そして終曲は圧巻のシャコンヌ!
これは まさに天からの啓示。

プログラムは
この曲に到達するための道のりであったことを
私は悟った。。





'17Sepレイ・チェン2.jpg
                       (この写真はweb上からお借りしました)















レイ・チェン(1989年生まれ)を知ったのは、
2009年のエリザベート王妃国際音楽コンクール(世界最難関!)でした。
ストリーミング配信で聴いた彼の演奏は本当に衝撃的。
コンクール史上、最年少で優勝したのは納得でした。
その後、何度か来日していましたが 私は聴く機会を逃していたのです。

この夏、私が敬愛するダニエル・ホープさまが「レイ・チェンのVTRに出演したよ」
とシェアしたのが この動画です~。


Ray Chen Comedy vids Vol. 2




えー!!
レイ・チェンってこんな人だったの?とビックリ。
勝手にもっとカタブツな人かと思ってました。
あー、これはリサイタル聴かなきゃ!!(すごい動機w)


でも、バッハの無伴奏全曲を一夜で演奏するというのは
いかに天才でも大変だったことでしょう。
リサイタルの最後にアンコールは無しです、とお話しして「お許し下さい」とも。
彼の人柄が伝わってきて、好感度さらにアップでした~♬






日本では大阪と東京でリサイタルがあり、ファンからのプレゼントも♡
こういう動画を作っちゃうんですねwww

プレゼント開封の儀式 ↓↓

https://www.facebook.com/raychenviolinist/videos/1647869965276418/







レイ・チェンには 人を惹きつける天賦の才があります。
それは単にポジティヴなオーラだけではなく、
繊細で思いやりのある人柄が感じられるから。
それが、彼の音楽ににじみ出ているから。。


























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Vespro    [コンサートの記憶]


バッハ・コレギウム・ジャパン
モンテヴェルディ《聖母マリアの夕べの祈り》
          ~オペラシティ コンサートホール


指揮:鈴木雅明

ソプラノ:ソフィ・ユンカー、松井亜希
アルト:青木洋也
テノール:櫻田 亮、谷口洋介、中嶋克彦
バス:シュテファン・フォック、加耒 徹

コルネット&トロンボーン:コンチェルト・パラティーノ

合唱と管弦楽:バッハ・コレギウム・ジャパン








男声ソロが高らかに呼びかけると
それに応えるようにオーケストラのトゥッティが華々しく始まる。
所々に「オルフェオ」のトッカータ。

煌めく管楽器。
そしてバランスのとれた合唱。

400年以上も昔にかかれたとは思えない
生き生きとした音楽が
落差の大きい滝のように降りそそぐ!

これでもかと鳴り続ける保続音が途絶えると
付点のリズムが柔らかく跳ねる。

祈りは祭りの中にこそある。
人々の喜怒哀楽が
そのまま歌になり、リズムになる。。







'17Sep BCJモンテヴェルディa.png





今年はモンテヴェルディ生誕450年ということで
BCJも18年ぶりに この作品を再演してくれました。

管楽器にコンチェルト・パラティーノから数名のメンバーが参加し
ホーンセクションが盤石に。
コンマスは寺神戸さん、
そしてコンティヌオチームも最強です♬
なんといっても 
大塚直哉さんのチェンバロと優人さんのオルガンが同時に聴けるなんて
滅多にありませんから~♡

声楽のソリストたちも素晴らしく
また合唱は重厚な音楽なのに決してもたれることなく
それぞれの声部がクリアに聴こえます。
それはノン・ビブラートのおかげでしょうか。




祝祭的な色合いの強い作品という印象ですが
もしかしたら作曲者は
愁いや哀しみを
華やかな音楽の後ろに隠していたのかもしれません。。






'17Sep BCJモンテヴェルディ.jpg
                (この写真はweb上からお借りしました)




















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New York       [旅の空は]



イタリアから帰国して3日後、所用でニューヨークへ行きました。

まったく、何故こんな予定になってしまったのでしょう~w
5泊したのですが、印象をまとめて記します。




最近のニューヨークで気になる場所は、何といってもブルックリン!

ブルックリン1.JPG

マンハッタンからブルックリン橋を歩いて渡りました。



ブルックリンから見たマンハッタンです。

ブルックリン2.JPG



なにやら面白そうなお店が そこここに。

ブルックリン3.JPG

これはスパイダーマンw

ブルックリン4.JPG


ニューヨークは健康趣向が高まっているようで、
ビーガンフードが手軽に食べられました。

カウンターの中の食材でサラダを作ってくれます。

ブルックリン5.JPG


ブルックリン6.JPG



さらに歩いて

ブルックリン7.JPG



この店でマフィンを買い

ブルックリン8.JPG



フェリーに乗ってマンハッタンに戻りました。

ブルックリン9.JPG

桟橋でフェリーを待っていた女性が、
フェリーの切符の買い方や、次は何分後に来るかを教えてくれました。
こちらが聞いてもいないのに!ホントに親切です~。
なんか、U.S.A.ってそういう人が多いよね。





ホテルの窓からエンパイアステートビルが見えました。

エンパイアステートビル1.JPG


日替わりでライトの色が変わります。

エンパイアステートビル2.JPG


エンパイアステートビル3.JPG



そして、グランドセントラルステーションへも歩いてすぐ。


グランドセントラルステーション.JPG

さまざまな人々が交錯するニューヨークですが
ここは、その象徴のような場所ですね。
天井に星座が描かれていて、
夜遅く行くと 静まった構内の空気感が たまらなくステキです。






教会は二カ所、訪問しました。

五番街にある有名なセント・パトリック大聖堂。

セントパトリック大聖堂.JPG

カトリックの大聖堂では全米で最大だそうです。


セントパトリック大聖堂2.JPG





そして、アッパー・ウェストサイドにある
セント・ジョン・ザ・ディバイン大聖堂。

セントジョン・ザ・ディバイン大聖堂1.JPG

こちらは資金面や火災もあり、建造途上です。

セントジョン・ザ・ディバイン大聖堂2.JPG


キース・ヘリングをはじめ、現代アーティストの作品が数多くあります。
まさに「現代アート」なので、教会という場に相応しいのか?と思ってしまいましたが、
思えばラファエロにしてもミケランジェロにしても、
いわば当時の現代アーティストだったわけですから
今 建造中の教会に現代の作品を置くのは不思議なことではないのですよね。





こちらはユニオンスクエア近くのビーガンフードレストラン。

ビーガン1.JPG



デザートのキーライムパイもビーガン風です。

ビーガン2.JPG


二年前にU.S.A.に来た時にフロリダのキーウェストへ行きました。
そこで食べたキーライム入りのケーキの美味しかったこと!
ニューヨークに行ったら食べられるかも~、と期待していたのですが
ちょっとイメージと違ったかもw





ユニオンスクエアでは、毎日フリーマーケットをやっています。

ユニオンスクエア1.JPG



色とりどりの野菜!

ユニオンスクエア3.JPG

オーガニックな野菜たちの中に、日本のネギも!

ユニオンスクエア2.JPG




そうそう、アッパー・ウェストサイドのコロンバス通りを車両通行止めにして
フリーマーケットが開催されていた日がありました。


フリーマーケット1.JPG


世界各国の人々お店が並びます。
こちらは南米の焼きトウモロコシやさん。
皮付きのまま焼いています!おいしそう~

フリーマーケット2.JPG



こちらはドイツのソーセージやさん。

フリーマーケット4.JPG



そして盆栽やさん!

フリーマーケット3.JPG

最近、外国人の間で盆栽の人気が高まっているそうですが
これって ちょっとニセモノっぽくない?ww

そんなわけで、フリーマーケットは普通のお店よりも楽しめました。




ビーガン料理以外のレストランにも行きました~。

キューバ料理とか

レストラン1.JPG


イタリアンとか。

レストラン2.JPG

何故か飲み物ばかりですねw





美術館は 二カ所行きました。


まずは フリック・コレクション。

フリック1.JPG

個人が収集したものとは思えない、ほんとうに豪華な内容。
フェルメール目当てでしたが、大変充実した作品群に圧倒されました。

撮影可なのは中庭のみです。

フリック3.JPG




そして、メトロポリタン美術館です。

MET1.JPG


とにかく広い!
そして作品数が膨大!!
しかも、写真撮影OK~(太っ腹)!!

とても1回では把握しきれません。

そしてここにはフェルメールが4点あるのです。(↓には3点しか映ってません)

MET2.JPG

フリック・コレクションと合わせて7点のフェルメールが
常設展示で観られるって、すごいっ!!
さすがニューヨークです~。






さすが、と誉めたいものが もう一つ。

それは自然です。

マンハッタンの中央に緑多いセントラルパークがあります。(お城まであります!)

セントラルパーク.JPG



都会にいることを忘れてしまいそうな広い公園です。

マンハッタンから北の方角にはさらに広い森があり、
車を20分も走らせればリスが遊び、シカが走る自然が広がっています。

実際、リスやシカに遭遇したのですがシャッターチャンスを逃しました。

でもこちら、珍しい野生の七面鳥たちは撮影できました。(のんびりお散歩していたのでw)

七面鳥.JPG


もうすぐ感謝祭。恩赦してもらえますように!






マンハッタンは喧噪にあふれていますが(人が多い、しゃべる声がデカイw)
こんな のどかな風景があるから、元気に活動できるのでしょう。
ちょっと羨ましさを感じつつ、懐かしい日本への帰途についたのでした。






















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教会で歌いながら・・(10)   [旅の空は]

ヴァチカンの朝のミサへ、数人で出掛けました。

夜明け前のサン・ピエトロ大聖堂の空に月が。。


ヴァチカン朝.jpg



いくつかの祭壇で、それぞれミサが行われている。

言葉は違っても、
世界中で聖書の同じ箇所を読み、お説教を聞く。
「パーチェ(主の平和を)」
と、握手をするのも同じ。
とても素直な気持ちになれる。



               ミケランジェロ作「ピエタ」
サンピエトロ2.JPG

                




ミサが終わり聖堂を出ると、ちょうど朝日がのぼるところ!

ヴァチカン朝1.JPG





朝食をすませ、今度は全員でヴァチカン美術館へ。

しかし、やっぱり「絵画館」はパスされました(悲~
でも「ラファエロの間」は行けたので良しとしよう!

ということで、いろいろ観ましたが
いきなり「署名の間」ですw

ここは何といっても「アテネの学童」が圧巻ですね!

ラファエロ2.JPG




ラファエロの自画像といわれている人物も、右の方にいらっさいますのでアップで!

ラファエロ3.JPG





三年前に来た時に、どうやらしっかり観ていなかった「聖ペテロの放免」

ラファエロ1.JPG

中央の、牢の中のペテロを天使が救いに来ている場面が秀逸。
本当に美しいです~(ちゃんと観られて良かった)!



そしてシスティーナ礼拝堂(写真撮影禁止)では
またもや持参した双眼鏡でバッチリ鑑賞v



再びサン・ピエトロ大聖堂へ。

サンピエトロ1.JPG



数回訪れて、やっとこの広~い空間を把握出来た気がします。


サンピエトロ3.JPG





さて、私はここで失礼して皆様より先に自由行動を(何て勝手なww

まずは腹ごしらえ。
量り売り(好きなだけ切ってくれる)のピザ。

ランチ.JPG

座ったのは この時だけで、夜7時まで ずーーーっと歩きましたw
だって、見たいものがわんさか!


サンタンジェロ城の横を通り

サンタンジェロ.JPG


テヴェレ川にかかる橋を渡ると、ナヴォナ広場などの賑やかな地区に行けます。

あ!
これは近道かも。

路地.JPG

ほらほらほらっ
そういう事するから 迷うんじゃないの~。

いえ、大丈夫!
ちゃんと「ドーリア・パンフィーリ美術館」に行き着きましたともw

静かな中庭です。

ドーリア・パンフィーリ4.JPG


もとは貴族の館。豪華な内装ですね。。

ドーリア・パンフィーリ1.JPG


絵画や工芸品が所狭しと並んでいます。

ドーリア・パンフィーリ2.JPG


そして、私が目指して来たのは こちら!
カラヴァッジョの「エジプトへの逃避中の休息」(右下3点のうち真ん中の絵です)

一瞬の動きを描くのが本当に上手い人だと思うのですが、
これは「エマオの晩餐」に通ずるような、
主題の後ろにあたたかい愛が感じられて、とても気に入りました。

ドーリア・パンフィーリ3.JPG

ちなみに両側の2点もカラヴァッジョです!(凄~





次はイグナチオ教会です。

イグナチオ教会1.JPG

前日、ガイドさんが勧めてくれたので行ってみました!
美しい内装にうっとり。。

イグナチオ教会2.JPG








こちらはサンタ・マリア・ソプラ・ミネルヴァ教会。

フィリッピーノ・リッピのすばらしい祭壇画なのですがピンボケ~(汗

サンタマリア・ソプラミネルヴァ1.JPG


美術館のような聖堂でした。

サンタマリア・ソプラミネルヴァ2.JPG



フィレンツェでフレスコ画を堪能した フラ・アンジェリコさまのお墓もあります。

サンタマリア・ソプラミネルヴァ3.JPG






そして、サン・ルイージ・デイ・フランチェージ教会を再訪!

サンルイジ・デイフランチェージ教会a.jpg

やはり、カラヴァッジョはひとりで心ゆくまで堪能したいもの!


そして
このマリアさま! だいすきです。。

マリア像.JPG






そういえば、パンテオンの近くに行くと何故か迷って
周りをグルグルするのが恒例になっていますw

すんなり行けるはずだったサンタ・アゴスティーノ教会に
ようやく辿り着きました!
前回ローマに来た時に、この存在を知らなかったなんて。
ほんとうに、再訪できて良かった!!




カラヴァッジョ作「ロレートの聖母」

ロレートの聖母1.JPG


光と闇を鮮烈に描いた画家の作品は
聖堂の片隅にありました。

ここは この絵にふさわしい場所ですね。

降り立った聖母を前に祈りを捧げる巡礼の人々。
彼らの恐れや敬いの心が
そのまま封じ込められたような作品を
私はあきることなく 眺めつづけていました。。。




400年以上も前に描かれたものなのに
こんなに生き生きとしているなんて。。。



あまりの感動に、近寄って撮ったものをもう一枚!

ロレートの聖母2.JPG













あ、教会と美術館巡りの他にも、
ちゃんと洋服やアクセサリーのお店にも行きましたよw



そして最後に行ったのは
もちろんサンタ・マリア・デル・ポポロ教会。
双子教会の前のポポロ広場へ行くのは迷いません~。


ポポロ教会.JPG

ポポロ教会のカラヴァッジョに挨拶して外に出ると

ピンチョの丘が目の前に。

ピンチョの丘1.JPG

やっぱり登っておこう!

たくさん歩いた後に登るのは ちょっと大変でしたが
登って良かった!




サンピエトロ大聖堂が夕日の中でシルエットになっています。。

ピンチョの丘2.JPG


そういえば、この日は朝日も拝んだのでしたね。

一日中 歩き続けたけれど、まだ元気w

信号のない車道も、
ローマの人達と同じように「自己責任」で強行に渡って帰りました。
(注:走ってはいけません。)




さようなら、イタリア!
また来る日まで!!

Ci vediamo!




(また行くの?!)

































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教会で歌いながら・・・(9)    [歌にたくして]

サンタ・マリア・マッジョーレ大聖堂では、ミサ奉唱の前に練習が出来た。
特別に小聖堂を貸して頂いたのだ。
焚かれたお香が聖堂いっぱいに立ちこめていて
高い窓から射し込む陽が光の道に。

マッジョーレ5.JPG

準備された譜面の曲の他に
「アヴェ・マリア」の短い旋律を歌うことになり、
口伝えで聴いて 必死で覚える。

そして、ミサが行われる聖堂へ。

今回も合唱の位置を知らされていないので、自分たちの判断で着席する。



マッジョーレ.jpg


この旅で最後の奉唱。
アットホームでとても心温まるミサだった。

聖書を朗読する方が聖職者ではなく、近所から来たような普段着のおばさん。
朗読の区切りで、私たちの方に優しい笑顔でうなづいてくれる。

覚えたての「アヴェマリア」を
会衆が私たちと声を合わせてくれる。

ミサの中で「主の平和を」と言って参列者どうしが握手をするのだが、
ここでは「パーチェ」と挨拶する。
この場で初めて会った人なのに、
「パーチェ」と微笑んで握手をすると
昔からの友人のように感じてしまう。
あたたかな空気の中、
私は心から平和を祈っていた。。



マッジョーレ3.jpg







この旅では演奏会とミサを合わせて5回も歌うことが出来ました。
ほんとうに貴重な体験。

私は今まで、器楽も歌も含めて様々な本番がありましたが
そのどれもが きちんとリハーサルをして、それを本番で遂行するというものでした。

今回のように
立ち位置はおろか、曲目さえも決まっていないというのは
前代未聞!!

それでも緊張感の中、集中力を持って演奏することが出来たのは
ひとえに指揮者の青木洋也先生の落ち着いた導きがあったから。

前に立つ人を信じて音楽が出来るのは、本当に幸せですね。



マッジョーレ2.png





でもね
予測不能の本番にも対応できたのは
ものすご~く頑張って練習したからだ!と思っても良いよね?w
あとね(こそこそ)
ちょっとレベルアップしたんじゃないかな(え?





























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